棚多流の仕事術_最終回_自信をもってリーダーをめざしましょう!

棚多流の仕事術


最終回:自信をもってリーダーをめざしましょう!


 あなたは働き方や生き方のモデルにしたい女性はいますか?企業経営者の皆さんと話をしていると、「管理職にしたい女性がいても本人がなりたくないという」とよく聞きます。それは今の管理職のような管理職にはなりたくないと言っているように思えてなりません。私には若いころから尊敬している先輩女性がいます。〝一を聞いて十を知る〟といった方で、一晩悩んでも解決策が見いだせないとき、その方に会いに行くと、ニコニコしたお顔を見ただけでも落ち着くのですが、アドバイスがすごいのです。帰りにはエネルギーが湧いてきて、気が付けばスキップしています。そして、判断に困ったとき、その方ならどんな決断をされるかしら?と想像して道しるべとしていました。さらに、飛び跳ねるように楽しそうに仕事をされていたので、私もその方のような幹部になりたいと思ったのです。あなたの周りにも真似したい女性がいらっしゃるのではないでしょうか?女性には社会的に作られたバリアがありますが、それもさることながら女性自身の内なるバリアつまりジェンダーバイヤスがあるのです。たとえば女性はトップでなくサブとして出過ぎないようにといった固定観念を持っていませんか?「自分はできる!」と自信を持って踏ん張って「一歩踏み出す勇気」を持ってリーダーになって欲しいのです。まずは男性と同じテーブルに着くことからチャレンジしませんか?妊娠・出産で仕事に対して引け目を感じて腰が引けてしまう、子育てしながらキャリアアップしていくことへの不安などから、無意識のうちに消極的になってしまう、自分の実績を控えめに言う、会議では隅に座ってしまう、といった傾向はありませんか?実は、私にもそのような傾向があり、つい〝どうぞどうぞお先に〟と言いたくなります。第一号ですとなおさらで、男性ばかりの中での居心地の悪さは確かにありますものね。けれど第一号がいないと次へ続きませんので、そこはグッとこらえて笑顔でクリアーしましょう。キャリアは、はしごではなくジャングルジムのようだと思うのです。回り道もあれば、幾通りもの道があるのですから、あきらめないでめざしていくことが大切です。

 リーダーシップとはなにかということを、ずっと考え続けてきました。その結果、こんなふうに思っています。「リーダーシップとは私の存在によって他の人の満足感を高め、私がいなくてもそれが維持されるようにすること」そう、イマドキのリーダーの役割は、〝部下の成長を援助し、組織としての成果を上げること〟なのです。ワークとライフで経験してきたことを強みにする、ネットワークづくりは十八番、リアルタイムなニーズはバッチリキャッチ、一生懸命・根気強くやるのは女性の得意技…ですよね。イマドキのリーダー、あなたならできる!!自信を持ってリーダーをめざしましょう!

 最後に心からのエールを送ってこのシリーズを終わりにします。また、お会いしましょう。




棚多さん


(公財)広島県男女共同参画財団
エソール広島 常務理事(兼)事務局長

棚多 里美さん

広島県保育士資格/中学校教諭免許/社会福祉士資格/ワークライフバランス認定コンサルタント 広島県庁で長年に渡り、子育て・女性の就労・福祉などに携わり、H26.4月.現職に就任。




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