いつも恋愛がうまくいかないのは「スキ」がないから？

エトコさん、「スキ」がないって具体的に言うとどういうことなんでしょう？
私は年相応に男性とお付き合いしてきましたが、いつも振られてしまいます。友達や元彼からは「スキ」がないと言われてきました。
私が振られる原因なんですかね。考えてもよくわかりません。
そもそもスキがないって、つまり「可愛げがない」と言うことですか?じゃあ、具体的にどうすればスキとか可愛げを相手に感じさせることができるんでしょうか？
結婚したいと思うんですが、このままでは結婚できる気がしません。

スキがない。それは不安であるが故の無意識の自己防衛。その心は自分を良く見せる為のものではなく、低俗な輩からの言葉の刃を向けさせない防衛努力。強気な事も同じ意味を成す。
ok!girl!
どうか何も心配しないでくださいね。これからは大きな翼を広げて悠々と、誰にも遠慮することなく青く透き通る空を自由に飛び回って頂きたいのです。このタイミングで、友達や元彼があなたにも大空を飛ぶ翼があることを教えてくれました。
これまでのあなたは翼を固くおさめ、寒さに耐え忍ぶ小鳥。小さくおさめられたその翼は寒風から身を守る為のシールド。でもそれは同時に、あなたの懐に入りたくても入れない隙間の無い堅い扉になっていたのです。
あなたをスキのない人にさせたのは、心無い社会通念。
あなたを冷たい風にさらしているのは陳腐で低俗な感性が生み出した間違った価値感。
この狂った世界で生きる為に、人々は間違った価値感を必死に追い求め、その限りある命をその事だけに費やし続ける。あなたはその価値感に飲み込まれた被害者なのです。あなたは間違った価値観ででっち上げられた理想の彼女の役をこれまで演じ続けていたのです。本物のあなたではなかったのです。
世に出回ってる理想像の全ては、お金儲けを目的とした偽の情報。故に偽情報に乗っかればそれは偽物。フェイクはフィクションを呼び寄せ、真実ではない恋愛ドラマをスタートさせるのです。
つまり、理想の彼女になろうとした時点でそれは恋愛ではなく演じ続けなくてはならない役者の仕事となるのです。間違った価値感を雇用主にした末路は、クビにならない様にもっと視聴率を取らなければと、もっともっとと演じることにしか意識がいかなくなるのです。理想の彼女として、嫌われない様に引かれない様に努力する行為は恋愛ではなく仕事なのです。
仕事とは疲れるもの。
大好きな彼と一緒にいたいはずなのに、家に帰るとホッとしませんでしたか？一人でいる方が気楽な自分でリラックスしていませんでしたか？彼氏といるより一人の方が寛げるその感覚が、恋愛ドラマの最終回を決定づけます。
真実はパラドックス。
あなたはいつも自分が振られる側だと思っているけれど実はあなた自身が彼等に自分をいつも振らせていたのです。あなたのこれまでの恋愛は恋愛ではなく義務としての仕事だったのです。彼氏といる喜びよりも、一人で寛ぐ時間の方により喜びを感じていたのです。
潜在意識は心をそのまま具現化する。
実は自らの意思で一人でいることをいつも選んでいたのです。
これからは世の価値感に基づいた理想の彼女をやめるのです！
演じる事をやめるのです！
暖かな心だけに価値を置き本物のあなたで居続けるのです！
鼻をほじりウンチをするのが人間。
それは命、本物の価値です！
それに気付いた時、あなたは人に気を使わせるスキのない人ではなく、人に気を使わせないステキな人になっています。