〜企業理念〜
顧客第一主義
昭和46年に葬祭事業からスタートした株式会社総合センターは、冠婚葬祭運営サービスを中心に、ホテル、衣裳レンタルサービスなど様々な事業を展開してきました。社員数151名、パート・アルバイト200名の大所帯のスタッフたちの平均年齢は40歳。お客様の人生の節目に寄り添いながら、それぞれの現場で活躍しています。同社の特徴として特筆すべき点は、何と言っても人間力を創造するユニークな新入社員教育。入社式を経て、約15日間の新入社員研修で基本的なスキルを身に付けた後は、滋賀県の天台宗総本山・比叡山延暦寺で2泊3日の仏道修行を体験します。過酷な状況の中で寝食を共にした同期の絆は深まり、連帯感や達成感はもちろん、小さな出来事にさえ感謝する心が芽生えてくるそう。そんな同社、事業所が多く点在するため社員同士の親睦を深めにくいと思われがちですが、月に一度の全体朝礼と年に一度の経営方針説明会や決起大会などは、日頃会えない他事業所のメンバー同士の交流を深める絶好の時間。上司や先輩たちが積極的にコミュニケーションを図る風通しの良い雰囲気はこうした中から生まれています。また、社員間のみならず、代表と社員の距離感も近いのは、代表が社員の誕生日に贈っている直筆の一言メッセージと食事券のプレゼント。一人ひとりに向けた心のこもったメッセージは、社員たちの心にもしっかりと響いているようです。その他、直営のクレイトンファームの収穫体験に近隣の子どもたちを招待したり、終活相談会で地域の人たちと触れ合ったりと地域に貢献しつつ、お客様にとって一生に一度の大切なセレモニーに関わりながら、冠婚葬祭のプロとして地域で不動の地位を築いています。
新入社員の研修への取り組みが盛んな同社ですが、縁あって入社した人材を定着させたいからこそ、若者の離職率の高さに布石を打つために、普通の企業では教えない「転職サイトの正しい見方」や「転職リスク」など、社会の厳しさも教えています。さらに、2人1組で行うユニークな「1000円ゲーム」も実施。1000円ゲームとは、1人が1000円を差し出し、もう1人が1000円の価値に見合う情報を提供するために相手のニーズを聞き出す力を養うというもの。目の前にいる相手が喜ぶことや必要とすることを提案できれば、どんな物でも売れるようになるという「伝説の営業法」です。営業スキルは冠婚葬祭のサービス業には無縁と思われがちですが、お客様のニーズを引き出すことに変わりはなく、同社の企業理念でもある「顧客第一主義」を体現化したような奥の深さも。こうして半月間かけて様々な研修を受講した社員たちからの評判は上々のようで、お客様とのコミュニケーションを図る上で現場でも活かされています。お客様に支えられ成長してきた同社は、これからもサービスの向上と人間力を養うために、様々な研修を取り入れていくそうです。
私共は創業以来『顧客第一主義』を掲げ、お客様、そして社会全体のニーズに応えるべく努力して参りました。時代の流れの中で、“変わるもの”と“変わらぬもの”を見極め、これからも、御利用して頂くお客様に、より良いサービスを御提供できますよう常に努力し、冠婚葬祭のプロとして信頼していただける企業であり続けるよう常に前進して参ります。