大人の社会見学_31_三島食品株式会社

大人の社会見学_広島の企業

三島食品株式会社


〜企業理念〜

「楠-くすのき-」
干天熱暑に生き残り、強烈な嵐にも耐え、数千年の歳月を重ねて大樹となる
楠にあやかりて堅実な企業となり、いつしか世のみちしるべとならん




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広報 兼 直販事業マネジャーの佐伯俊彦さんに案内していただきました



佐伯 俊彦

「楠苑」前にて。新入社員はまずここを訪れ、ふりかけと自社の歴史を学びます。

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従業員組合主催行事のひとつ、果物狩り。この他にもカープ観戦や年末パーティーなどを行います。
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55年以上前、広島で早くからスタートした工場見学。年間約6,000名の子ども達が訪れ、春夏には親子工場見学も。
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社員食堂ではふりかけかけ放題♪新商品は市場よりも早くここに並びます。
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三島商店時代。容器代も不要で鮮度の良いふりかけが購入できる量り売りが大ヒットしました。

生き生きと楽しく働くその先に、消費者が心から満足できる製品が

「ゆかり®」でおなじみの三島食品株式会社。昭和24年に三島商店として創業、現在は全国に拠点を持ち、ふりかけ業界第3位のシェアを誇る一大メーカーです。創業以来、原料重視の精神を受け継ぎ、中でも「ゆかり®」の赤しそは20年かけて開発した自社品種を使用。それらをより良い製品にするための研究・技術開発にも余念がありません。そんな同社では、経営陣と現場との距離感の近さが特徴。これは、市場の変化に対してより敏感な現場から様々な声を上げてもらうためで、トップダウンならぬボトムアップの社風が根付いています。一方、専任スタッフのいない工場見学では各部署のスタッフが案内人を務めるため、そこで交流も生まれ、部署間の垣根もありません。
また、社内の改善点を掲示で見える化することにより情報共有ができ、事故を未然に防止。他にも工場内の品質・衛生管理のための工場防衛軍「ハチマキ隊」を組織したり、仕組みや制度にユニークなネーミングを付けたりと、楽しく仕事ができる環境を作ることによって従業員の積極性もアップしています。業務以外でも、アウトドア部や野球部といったクラブ活動も盛んで、従業員組合が主体となってボウリング大会やカープ観戦を行うなど、業務内外の充実ぶりが、三島ブランドを守り、さらに高めることに帰結しているようです。
真摯な製品づくりはもちろん、米離れが進む中でも快進撃を続ける理由は、広報活動にも。いま、海外では調味料感覚でふりかけを使用し、味・見た目・食感が変わると好評です。そうしたトレンドをSNSで日本へ逆輸入するため、オリジナルキャラクターも作成しました。こうした〝何か楽しいことを〟という、生き生きと働く中でこそ芽生える思いは、三島食品をさらに輝かせていく原石となっているようです。




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「ゆかり®」を筆頭に、発売50周年を迎えた「瀬戸風味®」、人気カレー店監修の「CoCo壱番屋カレーふりかけ」など、商品ラインナップもバラエティ豊富です。
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改善事例がビフォーアフターの写真付でビッシリ!見える化でやる気もUPします。
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千代田にある自社農園「紫の里」。約20年かけて開発した新品種「豊香®」の栽培とさらなる品種改良を行っています。
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広島本社の事務所内の様子。みなさんが挨拶してくれ、とても気持ちの良い職場でした。
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春の恒例行事「新入社員歓迎ボウリング大会」@ミスズガーデン。三島豊会長の始球式でスタートします。
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年末パーティーでは、出し物やビンゴ、テーブル対抗ゲームなどで盛り上がります。

広島で早くから始めた工場見学は、家族の団らんにも一役かっています

55年以上前にスタートした三島食品の工場見学。子ども達に学びの場を作りたいと手探りで始め、そのため専用通路や専任スタッフは設けられていませんが、だからこそ製造工程を間近に見ることができ、音や匂いを直に体感できると好評でもあります。そして、全スタッフがひと通りの工場案内ができるという同社では、直接お客様や子ども達と向き合うことのできるこうした機会をとても大事にしているそうです。また、春と夏には「親子工場見学ツアー」を実施。見学の最後には8種類の原料を自分好みの分量でシェイクし、世界にひとつだけのふりかけを作るイベントも実施して、毎回好評を博しています。過去には、ふりかけが大好きな家族が参加し、1人だけゴマアレルギーがある姉妹のためにゴマを入れない世界にひとつだけのふりかけを作り、その日からご飯をお代わりするくらいたくさん食べてくれたというエピソードも。「家族団らんの創出に貢献できて、この時は心からふりかけ屋をやってて良かったと思いました」と佐伯さん。美味しいのは当たり前。食卓に笑顔を創る付加価値もまた、三島ブランドの魅力かもしれません。




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良質な原料の開発もちろん、素材を損ねないための加工技術開発にも妥協がありません。
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高品質で安全な商品を提供するため、最終段階として、人の眼による厳しいチェックが行われています。
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なんと鰹節はカビ付けし、鰹節の脂分をバクテリアに食べさせることで、アミノ酸を生成、旨味をさらに引き出しています。
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高知県室戸市では、海洋深層水を使って、近年激減しつつあるスジアオノリの養殖と研究を続けています。
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ユニークな発想で大ヒット!ペンスタイルのふりかけは、あまりの人気からネット通販を開始しました。
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あの「サラヤのむすび」も三島食品が経営。実は定年後の社員の働き口として考えられたそうです。
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工場見学に来る子供達を少しでも楽しませようと、ロボットをキリン仕様に!ユーモアいっぱいの会社です。
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海外赴任中の瀬戸係長。主にSNS内で仕事中です。
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世界中でふりかけの普及活動を行う瀬戸係長。写真は冬のパリにて。なんとLINEスタンプにもなりました。
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「楠苑」1Fはふりかけ資料館。原料から製造工程、ふりかけの起源までを説明してあります。一般公開、入場無料です。
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南吉島にある広島本社と広島工場。日々、しそやゴマの美味しそうな匂いが漂っています。
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ふりかけを使ったハワイ料理のポキ。じわじわとアメリカ本土で人気拡大中なのだとか。

■ 代表メッセージ

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「良い商品を良い売り方で」を基本方針に掲げ、自然を尊び自然に学び自然に順ずる心持ちを経営の根本に据えて食品づくりに努めています。食の安全安心と共にその機能性が多角的に見直されている昨今、食品メーカーの果たす使命の大きさに思い至ります。皆さまにおいしく楽しく、そして安心してお召し上がりいただくために良い素材を選び、その持ち味を十分に生かす食品の開発を心がけてまいります。

代表取締役社長:末貞 操さん





DATA

■ TEL.082-245-3211 ■ 広島市中区南吉島2-1-53 ■ HPはこちら



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