女性の活躍で企業が変わる、女性が変える!

女性の活躍で企業が変わる、女性が変える!


女性活躍という言葉が当たり前に使われるようになった今。
2016年に「女性活躍推進法」が施行されており、政府も女性活躍を推進したいと考えているようです。
働く現場に女性が進出し活躍すると、どんないいことがあり、社会はどう変わっていくのでしょうか?
また一方で、女性活躍という言葉だけが一人歩きをしているという実態も、
女性たちの中から聞こえてきます。華やかな言葉の裏に厳しい現実があるのも事実。
今月は働く女性たちの昇進・活躍に関する本音や、女性の能力を活かして実績を上げる企業、
家事・育児と仕事の両立に悩みながらもやりがいを求めて頑張る女性たちを紹介します。




キャリア意識調査アンケート

昨今、日本でも管理職に就く女性が増えています。ただ、諸外国と比べるとその割合はまだまだ少ないようです。管理職となり活躍を期待されている女性たち。でも実際働く女性たちの気持ちはどうなのでしょうか?


Q1


Q2


Q3


Q4


Q5


Q6


やる気にさせたひと言


『あなたが今一番職場の中で輝いてるよ』

新人教育で悩んでいた時期だったので、今のままでいいんだと背中を押してもらった気持ちになった。(しろたん)


『これはお前にしかできない!』

私だけというのが、とても特別な気がして嬉しかったです 。(まみっの)


『微力でも無力ではない』

自分も役に立てるのかなと前向きに考えられた。(Vivi)


『一番成長しているし、一番評価しているよ』

様々な業務を任されて疲れ気味のときにこの言葉をかけられ、ちゃんと見てくれている人がいる!頑張ろう!と思えた。(さーもん)


『ありがとう。よく出来ていました』

事務職で、定型業務をすることが多く、感謝の言葉をもらうこともなかなかないので、嬉しかったです。(mayu)


やる気をダウンさせたひと言


『営業上がりの事務の方が使える』

営業でドロップアウトした事務職の社員と比べられて、事務職しか経験のなく営業をしたことない私に対しての暴言に失望しました。(笑)(もも)


『仕事やめれば?』

新入社員の時勝手がわからずミスをしたら言われた言葉。自分も悪いが成長も見守れないの?と思ってしまった!(くまちゃん)


『うちだけじゃないからね』

通常勤務でない、通勤時間が片道2時間半〜3時間かかる他店舗応援がシフトに組まれていた時の店長の言葉。(けいこ)


『頑張らなくて良いよ』

期待されてないの?(りんこ)


『時短で帰れていいよね』

やる気がダウンもしたし、傷つきもしました。(みきてぃ)




※「はたじょ」調べ ●調査期間/2019年1月19日〜23日
●年齢/20〜29歳18%、30〜39歳45%、40〜49歳27%、50歳以上10%






女性の活躍が企業成長の柱に!


経営者の判断で女性の活躍の場を積極的に取り入れ、
女性の力で業績を上げている企業の取り組みと実績をご紹介します。



サンキ・ウエルビィ株式会社_キャッチ


サンキ・ウエルビィ株式会社_西本さん

中国4県で約120の事業所を展開するサンキ・ウエルビィ。介護・福祉の業界は年々進む高齢化により人手不足が深刻な課題、女性スタッフが9割弱という同社においても、それは例外ではありません。そこで、人材の確保・定着・育成のために様々な制度改革を実践。『再雇用優遇制度』では、いわゆる出戻りのスタッフがより再入社しやすいよう、退職時の賃金を保証、入社手続きを簡素化するなどし、実際に多くの人が再入社を果たしています。また、『資格取得支援制度』では、介護資格の登竜門とされる介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修に関して受講料の8割を企業側が負担。無資格での入社であってもキャリアアップを後押ししてくれるうえ、そこには業界全体のための人材育成という中国地方で業界大手の企業としての使命感も見えてきます。さらに『子連れ出勤制度』は、保育園の開園前や学校帰りなどに事業所内に子供を連れて来られる仕組みで、子育て中のスタッフが助かるのはもちろん、子供たちが利用者さまと接することで、利用者さまに笑顔や活気が溢れるといった相乗効果も生んでいます。そしてユニークなのが、『ウエルビィ女子』という広報誌の発行。3Kと思われがちな介護の仕事のイメージを払拭すべく、オンとオフを上手に切り替えイキイキと働くスタッフたちが紹介されている本誌は、実はスタッフ自身が企画・デザイン、撮影から編集までを手がけています。その通常業務と異なった体験は、大きな刺激となり、仕事への意欲向上にもつながっています。そんな同社は、こうした様々な実績が認められ、東洋大学が発表した『女性活躍インデックス』『法人ランキング2018』※1で、全国1078法人中なんと34位という高評価を受けました。
センター長クラスの会議でも、女性たち自身が会社の未来を考え話し合うなど自主性を尊重。一方で、賞与のない正社員以外にも感謝の気持ちを込めた贈り物を手渡しするなど、働き手への敬意と温かさが詰まったサンキ・ウエルビィ。産休育休後の復帰率ほぼ100%、女性管理職が8割という数字にも、納得です。


変革ポイント

子育て世代のスタッフも働きやすい!
『子連れ出勤制度』

保育園等が開園するまでの間や、1人で留守番することになってしまう場合、夏休みなどに子供たちを職場に連れて来てもOKな制度。職場に子供がいることで働きづらさを感じる場合もあるため、各事業所毎に話し合い申請する方式がポイント。

「もう一度ここで働きたい!」を叶える
『再雇用優遇制度』

退職後に複数の会社での勤務を経験し「やっぱりもう一度ここで働きたい」という事例が多かったという同社。そんな人達のために退職時の賃金を保証したり、再入社の手続きを簡素化。H29年度だけで、なんと43名がこの制度を利用して復職。


教育研修を担当している春山さん

本社で教育研修を担当している春山つぐみさん。対人援助という仕事柄、コミュニケーションは最も大切なことのひとつ。各県のセンター長が集まるミーティングをはじめ、普段から気さくに意見交換ができる企業風土が出来上がっています。



代表取締役社長_川本さん


サンキ・ウエルビィ株式会社_情報




株式会社イズミ_キャッチ


株式会社イズミ_飛子さん

ゆめタウン・ゆめマートなどを中四国・九州に約110店舗展開するイズミでは、「2020年度までに女性管理職比率20%」を目標に、2014年「ゆめCanプロジェクト」を発足。3本の柱で構成されているプロジェクトの1つ〈環境整備〉では、育児や不妊治療により退職された方が退職時と同じ役職で復職できる「リキャリア制度」、授業参観や子供の通院など半日だけ休めれば充分という現場の声から制度化された「半日有休制度」、日曜出勤の保育料を半額補助してくれる「休日保育手当」など、両立支援制度の拡充に努めています。また、次期女性管理職候補者へ向けて「女性リーダー育成研修」などを実施する〈教育〉担当では、現状に満足する女性社員も多い中で、キャリアアップした際のメリットや世の中の流れを内外講師から伝え、意識改革を推進中。そしてこうした社内の活動やトップのメッセージ、いきいきと働く女性管理職を四半期に一度社内広報誌で紹介しているのが〈広報〉です。広報誌は各店舗の店長経由で全正社員に手渡されています。この他、産休育休を取得する側、させる側それぞれの立場からのハンドブックも自社制作。妊娠・子育て中のスタッフやその上司のバイブル的な1冊になっています。
元々3歳まで育休を取得できるイズミですが、ユニークなのが育休中のスタッフに電話をかけること。具体的な復帰日を決めずに育休に入る人は意外と多く、電話によって「そろそろ考えた方がいいな」と意識してもらえるのだそう。ある程度キャリアを積んだスタッフにはキャリアダウンせずに戻って来てもらいたいのが企業側の本音。同社ではこうしたロールモデルが多くいるため安心して復職可能で、産休育休からの復帰率はほぼ100%です。
管理職登用検定の女性参加率は、2015年の10%から2018年は30%へ、同じく女性管理職の比率は7.4%から10.6%へ。プロジェクト発足後、数字には変化が現れ始めました。女性が管理職になりたいと思える気運の醸成、男女ともにより働きやすくやりがいのある職場作りへ向け、プロジェクトはこれからも進みます。


変革ポイント

女性管理職の比率アップを目指し
『ゆめCanプロジェクト』を発足

女性リーダー育成研修から社内広報誌の制作、リキャリアや半日有給など制度面の拡充までを推進するプロジェクト。女性に比重を置いた内容ながら、女性が働きやすい=男性も働きやすいという、全従業員が働きやすい職場を創ることが最終目標。

管理職、子育て中のスタッフそれぞれに
オリジナルハンドブックを制作

産休前の女性スタッフに対する支援や配慮をまとめた管理職用のハンドブックに加え、2018年にはパパママ用のハンドブックも作成。届け出に関することから、社内の両立支援プログラムまで、読みやすさ・わかりやすさにこだわった会心の1冊が完成!


『ゆめCanプロジェクト』チームのミーティング

『ゆめCanプロジェクト』チームのミーティング。『ゆめCanNEWS』を企画・編集する広報担当、女性リーダー育成研修などの各種研修を行う教育担当、両立支援のための働く環境を整える環境整備担当で構成されています。



専務取締役_三家本さん


株式会社イズミ_情報


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