[貯蓄][備え]のお金の超基本!

[貯蓄][備え]のお金の超基本!


みんなお給料をいくらもらって、どのくらい貯金を持っているの?
職場の人はもちろん、友だち同士でも、なかなか聞きにくいお金のこと。
結婚や出産にお金がかかるし、家もいつかはほしい…不安な老後生活もイヤ。
でもお金のことを考えるのはちょっと苦手。
「どうしたらいいの?何から始めたらいいの?」読者代表として藤井さんが
お金のプロに貯まるヒントをもらいました。




トークメンバー



増税に負けない!資産を増やす習慣と考え方とは

藤井さん(以下藤):早速ですが、今回の増税で家計へはどんな影響が出るんでしょうか。
東方田さん(以下東):来年6月末までがポイント還元などの優遇制度の期間ですから、それが終わるとボディブローのように増税の感覚が出てくると思います。支出が増え、それを抑えるために固定費の見直しやスマホプランの変更などで防衛していかないと、年間で払う税金というのは4万円くらいは増えてしまうんじゃないでしょうか。
:私は本当にズボラで、今は子育て真っ最中ですが結婚した時からそうした見直しもしていないので、絶対に無駄はあると思いつつなんとかなっているから放置したままで…。
:老後のためにも、子育て世代は特に様々な制度がありますが、こちらが申請しないと国や自治体からいただけないものもありますから、まずはしっかりと申請してください。それから、当然ですが子どもというのは18年かけて18歳になるので、子どもにお金がかからないと言われる時期にしっかり貯めることも大切です。子どもが複数いるなら、子どもごとの口座を持つこと、そしてこれは絶対に使わないんだと決めて貯蓄してください。毎月3〜5千円の少額でいいんです。5千円なら年間6万円。大学に入る頃にはそれなりの金額になりますよね。貯蓄のポイントは、余ったものを貯蓄するのではなく、収入から貯蓄分を引いた残りで生活すること。でもずっとお金のことを考えるのはしんどいので、企業でいえば決算のように、年に1回でも家族で我が家のお金のことについて考えてみましょう。
高浦さん(以下高):生協ひろしまでも家計調査を行ったところ、増税分を計算すると、月約5千円も増えてしまうんです。それをどう節約しようかとなると、やはりライフプランを立てることが大切です。例えば子どもが大学に入学するならその時にまず300万円は貯蓄しておこうと。じゃあ何年先に300万円が必要になり、毎年いくら、毎月いくら貯めたらいいのかが見えてくるわけです。住宅を持ちたいなど、一生涯には大きな望みがいくつかありますが、家計のキャッシュフロー表を作ってみると、望みの全てが実現できるわけではないことがわかるんです。そこから、では何を諦め、何を削減したらより多くの夢が叶うのかを考えてみましょう。人生の貯め時は夫婦2人のとき、子どもが義務教育の時期、子どもが巣立って定年退職する時期の3つ。この貯め時を忘れず、将来必要なお金を取り除いたお金で生活していくことが大事です。
:私はまさにあてはまっている時期ですね。
:自分たちが何歳のときに子どもが大学に入学して…などを改めて書いてみると、すごく理解できます。いつにいくらかかり、いまの段階からいくら貯めないといけないのかがわかりますから。
:私だけでなく夫婦で話し合うことが大切ですね。話し合うとお酒の量も減るかも(笑)


貯蓄の一番の武器は「期間」。「期間」がお金を貯めてくれるんです。



:高浦さんも仰いましたが、まずいまの家計の現状を見える化しないといけないですね。例えば車や電話の費用はいくらかかっているのかとか、こうした固定費を見直し、マネーライフプランを立てることは必要だと思います。それから、貯蓄というのはいくら貯めるかとか何%のところに投資するかより、とにかく「期間」なんです。一番の武器は「期間」で、「期間」がお金を貯めてくれるんです。子どもの貯金も18歳がゴールとすると10歳から始めるより0歳から始める方が良いに決まっていますから。
:旦那さんの給料はほとんど上がらない時代ですから、夢の実現のために自分自身はいつから働かないといけないか、パートでいいのか正規なのか、働きたくないなら何の夢を諦めないといけないのかなど、女性の方はこうしたプランも立てないといけませんね。
:藤井さんは、「家計簿」をつけていますか。
:つけてはみたのですが、なかなか続かないんですよね…。
:キャッシュレス時代ですが、ぜひつけてください。節約のポイントが見えてくるはずですから。女性はATMを使う機会も多いはずですが、ろうきんはコンビニATMの手数料がかからないんですね。こうした情報を知っておくことで支出が減ってくるかもしれない。そして浮いたお金をお子さんの積立てやプチ贅沢に持っていくと、お金のことを考えるのも楽しみになるかもしれませんね。ろうきんは「家計の見直し運動」を行っていますが、高い金利のローンを借りている方って意外にいらっしゃるんですよ。そこを安いローンに借換えることによって可処分所得を増やしていこうという運動です。増えた可処分所得はそのまま消費に使うのではなくて、「iDeCo」や「つみたてNISA」など将来に向けての資産にしていければ良いですよね。お金を借りることっていうのは人生でどうしても必要なので、常に金利への感応度をあげておくことで、可処分所得を増やすことにつながると思います。女性はこうしたことに敏感な方が多いですから。


保険の掛け方が、60歳時点での貯蓄を大きく左右しています。



その保障、本当に必要?働く女性に必要な備えとは

:保険料も結構かかっていますが、あまりゴールを見据えずに入っている気がしますね。
:これも生協ひろしまの調査によると、家計での保険料の割合は5〜6%。現役世代のご家庭では月5万円が平均です。ですからここでも保障の見直しが大切で、保障内容が重複していないかとか、仮に旦那さんが亡くなられた際に本当にこれほど多額の保険金が生活に必要なのだろうかということを考えてみてください。亡くなると国から「遺族年金」が支給されますが、意外とその仕組みも知らずに死亡保障を組まれている方が多いんです。お子さんの教育費がかからなくなると、比例して死亡保障もいらなくなります。こうして浮いた保険料を、ご家庭での夢の実現のために回すことだってできますよね。
:なるほど。
:事故も入院もせずに済んだという方が大半にも関わらず、実は多くの方が60歳までに1千万円以上を掛け捨てているんです。でも、見直しができていることで掛け捨て額が300万円〜500万円に削減できている方もいらっしゃいます。60歳の時点で、500万円〜1000万円を貯蓄できている方いない方の違いに、保険の掛け方は大きな影響を与えていると言えます。
:確かにそうですね。必要なところに掛けていなくて、不要なところに掛け過ぎているという方もいらっしゃると思います。そして保険って意外と夫婦で話をしないんですよね。男性ってほとんど自分がもらうと思って掛けてないですから、これは女性の方が主導していくべきかもしれませんね。
:相談の事例でも、旦那さんが会社を通じて保険を掛けているのを奥さんが知らなくて、別に生命保険を組んで…というケースもありますから。
:そしてこれからは生存保障に重きを置かれた方が良いでしょうね。また、住宅ローンの「団体信用生命保険」もあまり知られていませんが、ご主人に何かあった際に残りの住宅ローンが全額弁済されるなら、加入している生命保険は見直すべきですよね。このようなことからも、保険はやっぱり「女性」が“主人公”です。
:特約って、ピザでいう「トッピング」。この特約いらないなって思えば外せるんですから。
:今回、初めてこうした話を伺いました。ライフプランニングもしたことがなく、これまではなんとかなると思っていたけど、なんとかならない時代なんだと実感しました…。知っているか知らないか、準備をしているかしていないかで大きく違いが出るんですね。機会があればいろんなセミナーなどに行って、知識を増やしていきたいですね。


準備しているかいないかで違いが出るんですね。



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