仕事に人生に効く本

仕事に人生に効く本


疲れたときには何かに癒されたい。
悩んだときには誰かのアドバイスが欲しい。
そんな時に手にした一冊の本に救われた経験は誰しもあるのでは?
言うなれば、本とは学びが詰まった「人生の教科書」。
人生を変える、とまでいかなくても学んだり、救われたり、決断につながる
「きっかけ」を与えてくれるはず。
そんな本との出会いを自他ともに認める「本好き」たちに教えてもらいました。




本が心を豊かにしてくれる


「読書の秋」ですね

毎年この時期になると「読書週間」と書かれたポスターを本屋さんや図書館で見かけることがありますね。期間中の10月27日から11月9日には、さまざまな催し物が行われます。この「読書週間」には標語があり、今年は「ラストページまで駆け抜けて」です。「物語に引き込まれラストまで駆け抜ける。早く走り抜けても、のんびり歩いても。本は自分のペースで読み進められます。道のりが困難でもゴールは待っていてくれる。あなたを待っている物語がきっとあると思います。」と標語を考えた野呂美由紀さんは語っています。


キャッチ


「本」を読むことについて

先日、見た映画の中で、テレビレポーターから悪意のある意地悪な質問を投げかけられた主人公の男性が、ジョン・スタインベックの『怒りの葡萄』の一節を引用して見事な回答をした場面がありました。何か困難があったときに読んだ本が力になり、励ましてくれることがあります。私自身も「これでいいのかな」「大丈夫かな」と思ったときには、スイスの哲学者ヒルティの「人を不安にするものは、事柄そのものではなく、むしろそれに関する人の考えである。」(『幸福論』(第一部)岩波文庫)が浮かんできます。これが書かれている本は、バブル崩壊の頃に、女性の上司から「仕事をする上でヒントになるよ」ともらったものです。思想書というよりエッセイ風に書かれており「やりがいのある仕事とは何だろう」と思ったときに手にする一冊です。心の中で、映画の主人公のようにいつも一節を口ずさんでいる本です。

「新しい生活様式」の中での読書

しかし、本は読みたいけれど、新型コロナウイルス感染症拡大の中では、ゆっくりと本屋さんや図書館で本を選んだりすることは極力避けたい方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は、自宅等からWebを利用してみてはどうでしょうか。図書館の本の検索や予約等は、Web上で行うことができます。また、Webが苦手な方は電話での本の予約も受け付けています。そうすることで、図書館での滞在も短時間で済み「新しい生活様式」の実践が可能となります。
仕事上「忙しくて本を読めない」「何を読んだらいいかわからない」といった相談を受けることがあります。そんな利用者さんのための「司書が薦める一冊」コーナーが図書館にはあります。司書が世の中で話題になっているテーマの本を選んで紹介文と合わせて展示・貸出をして、紹介した本はホームページで予約することも可能です。
また、「電子図書館」サービスを行う図書館も増えてきています。県内では、府中市、東広島市の図書館の2館だけだったものが、新たに福山市、三原市の図書館が開設しました。当館も、7月29日に都道府県立図書館では初めてとなる青少年のための電子図書館サービス「With Booksひろしま」を開設しました。県立図書館の利用カードがあれば、青少年以外の年代の方もパソコンやスマートフォン、タブレットから無料で簡単に本を借りて読むことができます。コロナ禍での生活が続く中で、来館することなく貸出・返却が可能な「電子図書館」の利用もお薦めです。

新しい感覚での「本とのつきあい方」

電子メディアの発達によって、情報伝達の流れは、大きく変化しています。しかし、その使い手が人間である限り、人間性を育て、かたち創るために紙の「本」が重要な役割を果たしていくことには変わりはありません。今年の「読書週間」をきっかけに、暮らしのライフスタイルや人生設計の中に、新しい感覚での「本とのつきあい方」を取り入れてみませんか。



私のおすすめサプリ本


人生はニャンとかなる!


広島人あるある


僕と彼女と週末に






働く女性の読書アンケート


Q1-5


Q2-5


Q3-5


Q4-5


私のお気に入りの一冊はコレだ!


「風が強く吹いている」。駅伝のお話。弱小チームが箱根を目指す。箱根駅伝の見方が深まり、楽しくかつより一層感動を覚えます!(たこちゃん)
幸川玲巳さんの「1日5分のお姫様ごっこ」。普段疎かになりやすい自分を一番大切にしてあげる事で心に余裕が出てきたり、運気も上がる、私のバイブルです。(ruki)
渡辺和子「置かれた場所で咲きなさい」。心が落ち着きます。(カコ)
スコーレ出版 「一語一会」。365日分、日付入りで、その日の格言のような感じで短文が載っていて、短い文だからこそ、心に響くし一日中心に残ります。(yu)
「7つの習慣」。プライベートや仕事の目標など迷った時にヒントを与えてくれる一冊です。(まゆ)
エミさんという収納アドバイザーの「小学生のお片付け育」。時短や子どもたちを巻き込んでの家事、整理、整頓の仕方がわかりやすく載っています。(かな)
「卵の緒」。血は繋がらないけど、心が繋がってる親子関係がグッとくる。(なっちゃん)
原田マハさんの、「カフーを待ちわびて」。主人公の周りの人間関係を丁寧に描いているので、一人一人に愛着が湧き、最後の手紙で泣けます。(しろくま)



人生を変えた一冊。私のバイブル公開!


人生にポジティブな影響を及ぼした運命の
1冊との出会い。そんな普遍的バイブルを
自称「本の虫」たちが誌上初公開。
どんな本に影響を受け、そこから何を感じたのか…




思考は現実化する

中学生の頃に読んで衝撃を受けて、何回も読み返した本です。改めて読み返すと、今それができてないことに気がつきます。自分がこうしたいという願望をはっきりさせること、その願望を得るために自分は何を差し出すのか、いつまでに達成したいのか、その計画を立てること、迷わずすぐ行動すること。それらをまとめて紙に書き、1日2回読むこと。そして、その願望が叶った状況をありありと思い浮かべること。
この本を読んで、理系なのに数学ができず、国立の歯学部なんて受かりそうもなかった状況から今の状況になれたのは、まさにこの方法を使ったからです。また改めて、じっくり読んでみたいと思えます。日々、仕事その他に流されていると、自分が何をしたかったか、ふと忘れてしまいがちです。この本によって、新たな目標を立てて、挑戦していきたいと思えました。


たんぽぽのメニュー

筆者の思い出深い料理の味や季節や温度感、調味料の塩梅までが、温かい食卓の雰囲気とともに書かれており、「食べることは生きること、たのしむこと」そして、こんな“食”を伝えていきたいと思える1冊だからです。


22世紀を見る君たちへ--これからを生きるための「練習問題」

私は、22世紀を見ることはできません。小学生を教える立場にある身として、将来に悔いがのこらないよう、未来に役立つ力について知りたいと思い、この本を手に取りました。
大学入試改革からの内容は、今、日本の教育が大きな転換期にあると改めて痛感させられました。学生や職員採用に先進的に取り組んでいる大学や市町の実践も、大きく私の意識を変えました。中でも、フランスの社会学者ピエール・ブルデューが提唱した「文化資本」の考え方は、これから自分が取り組みたいと考えていたことに通じるものがありました。「身体的文化資本」(礼儀作法、慣習、言葉遣い、センス、美的性向など)が大切であり、言い換えれば、「センス」や「さまざまな人々とうまくやっていく力」だと理解しました。今後は、「主体性・多様性・協働性」を身に付けるための教育の在り方を模索したいと思います。
教育に携わる方にぜひ一読していただきたい1冊です。


星の王子さま

心や時間に余裕がなくなりかけた時に手にとる本です。仕事や暮らしに追われていると、普段子どもたちに伝えている『楽習』を自分自身が忘れてしまっていて…。自分をきちんと解放すること、身の回りの様々なことに好奇心を持ちちょっとしたことでも楽しむことを改めて思い出させてくれる1冊です。また、読む時の心境によって捉え方が変わる所も好きです。


コインロッカー・ベイビーズ

コインロッカーに遺棄され、生き延びた2人の少年と、やがて出会う少女の運命が絡み合う物語。システムに抗い、破壊しようとする意志が核にあるこの作品は、高校生だった私に深く刺さり、その後の本選びに大きく影響を与えています。同世代でありながら強い意志を持つ主人公たちに魅了されました。


クレイジーで行こう!グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む

ヒト型ロボットベンチャーSCHAFTの共同創業者である加藤氏が、新しいビジネスとしてアメリカに乗り込み、水道配管のAIベンチャー、フラクタを立ち上げ、栗田工業に過半数の株式を売却するまでのお話です。常に情熱を持って人と関わり、「仲間」と呼べるメンバーが集まる様子や、仕事に夢中になり、困難に見舞われながらも成長していく事業に思わず胸が熱くなります。社会環境の変化が早く、何が正しいのか、誰が味方なのか分かりづらい時代、自分の人生に違和感を感じる方に向けて、もっと「クレイジーで行こう!」「クレイジーでいいんだ」と勇気づけられる本です。


アルケミスト-夢を旅した少年

教育を受けて牧師になるように育てられた少年が羊飼いになることを選び、旅をする中で何度も見る夢を信じ、出会った人々から人生の知恵を学び宝を見つけるというストーリー。私はこの本にとても共感し、読み終わった頃4日半の連休が作れることに気づき、人生初の一人旅でベトナムへ。そこで出会えた方々にたくさん助けてもらって初めての経験と知らない文化を学びました。まさに夢を旅した少年と同じく“ミダスタッチ”に触れたような、人生の歴史の1ページになった忘れられない旅になりました!


壬生義士伝-上

「壬生義士伝」を読んで、本でこれほど感動の涙が出た経験がなかったので、映画になると聞きとても楽しみにしていたら、娘が「本で感動したなら映画は期待しない方がいい」と。映画館では、恥ずかしながらハンカチを握りしめしばらく席を立てませんでした。浅田次郎の歴史物は、どれも日本人としての矜持を感じさせるので、好きです。


tomatoスタッフに聞く


白いネコは何をくれた?

売れるって何?マーケティングとは?ってことを楽しく学べる攻略本です。マーケティングにおける戦略の考え方は仕事だけでなく、日々の生活や恋愛にも活かすことができますよ。白いネコがあなたにくれるものは果たして何?

(publisher)


ミステリと言う勿れ

数十年ぶりに、全巻大人買いした漫画。基本は謎解きなのですが、「つねづね考えている」というフレーズとともに、社会の矛盾や理不尽、人間の欲望に対して主人公の持論が炸裂!そしてストンと腑に落ちる気持よさ。謎解きの展開にもスカッとします。

(manager)


サラバ!

何の共感も持たずに読み進めていたものの、次第に主人公・歩が愛おしくてたまらなくなりました。これが計算によるものなのか、はたまた熱量によるものなのか…。文庫本で上中下巻とボリュームがあるものの、圧巻のラストへ向けて再読したくなる作品です。

(editor)


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