被爆80周年を迎えた昨年は、広島駅南口の再整備が進むなど、まちの風景が大きく変わる中で、市民はもとより国内外から訪れた多くの方々にも「ヒロシマの心」や「平和と活力のあるまち」を実感してもらえるよう、様々な取組を実施しました。
そして本年ですが、まず平和のまちに向けた取組として、昨年から実施している被爆80周年の取組を一過性のものとせず、着実に「ヒロシマの心」を次世代につないでいけるよう、市民等が主体となって行う「平和文化の振興」に資する取組への支援を更に強化していきたいと考えています。
次に、活力あるまちに向けた取組として、市内中心部を環状で結ぶ、路面電車の循環ルートの開業を今春に予定しているほか、可部地区で自動運転バスの実証運行を行うなど、使いやすく持続可能な公共交通体系の構築に向けた取組を進めます。また、アストラムラインの延伸を始め、西広島駅南口西地区市街地再開発事業や基町相生通地区市街地再開発事業なども着実に推進していきます。
そして、人間性を育むまちに向けた取組として、まずは子育て家庭のニーズを踏まえながら、こども・子育て支援を更に充実していきます。また、今年3月には、広島競輪場がスポーツやレジャーなどを楽しめる「アーバンサイクルパークス広島」として生まれ変わるとともに、広島城三の丸エリアでは、全体開業に向け、三の丸歴史館の整備を着実に進めていきます。さらに、水辺でのコンサートやSUP等の水上スポーツなど、「水の都ひろしま」にふさわしいイベントを開催していくことにより、文化・スポーツ面での支援もしっかりと行っていきます。
こうした取組により、多くの方々が未来に夢や希望を持てるまちにしていきたいと考えていますが、それを実現するためには、市民を始め、企業や大学、地域団体等の皆様とまちづくりについての認識を共有し、「地域総出」で取り組んでいく必要があると考えています。市民の皆様には、是非とも一緒になってまちづくりに取り組んでいただきますようお願いします。