1.美容皮膚科医を目指すきっかけは?
幼少期、大好きだった祖父の死をきっかけに、大切な家族を病気で失うのは嫌だという思いから医師を目指すようになりました。皮膚科診療の際、患者様から「美容皮膚科はされていないんですか?」というお声を多くいただき、皮膚のお悩みは、保険診療、自由診療に関わらずあるもので、支払い方法の違いで患者様を断ってはいけないという考えから、美容皮膚科の勉強を始めました。当院では、保険でカバーできる疾患に関しては全て保険診療で行い、保険診療では改善が乏しい症例や、そもそも保険適応でない病態に関しては、自由診療のレーザーなどをご紹介させていただいております。
2.美容クリニック選びのポイントを教えてください。
専門医を保持していることです。皮膚科専門医取得には、研修医2年の後、皮膚科研修プログラムに従い、5年以上の皮膚科研修課程を修了し、専門医認定試験の合格が必要となります。皮膚科研修プログラムは、研修指定病院での診療、学会発表、論文が必要となります。また、取得した専門医を維持するためには、学会出席や単位取得、発表、講演、論文等が必要になってくるため、専門医を取得していることは、ある一定以上のトレーニングを修了し、専門医維持のための勉強を続けていることの証明にもなり、医者としても信頼に値すると考えています。
3.美容皮膚科医として一番大切にしていること、信念を教えてください。
当法人「博愛会」の行動理念である「愛」を持って患者様の手助けをし、人生のあらゆるステージで皆様のお手伝いができるよう活動しております。これまで皮膚科医として様々な治療に従事して参りましたが、こんなエピソードがありました。
・脱毛やニキビに悩み、自殺まで考えていた20代女性の患者様。
・大量の汗に悩まれ、センター試験の答案用紙が濡れて破れてしまい提出できなかった10代男性の患者様。
・汗で体温を下げられず、40度近くの発熱が続き、進学を諦めようかと悩まれていた高校生の患者様。
どの患者様も、命に関わる病気ではないけれど、悩みはとても深刻で、生活の質を著しく脅かすものであったと思います。そういった患者様が「健やかに美しく」お過ごしいただけるよう「愛」を持ってサポートができればと考えております。
4.「この仕事を選んで良かった」と思う時、嬉しい瞬間などを教えてください。
患者様の喜ぶ姿や、「人から褒められるようになりました」「ありがとうございます」「症状が良くなりました」という言葉が励みになっています。最近は、4歳の娘が『ママみたいに皮膚科医になりたい』と言ってくれるようになり、親の働く姿を見てくれているんだなと嬉しく感じています。
5.休日は何をしていますか?
子どもの習い事の送迎と宿題を見た後は、子どもたちのやりたいことを優先して一緒に過ごします。あとは、部屋の片付けや翌週のための食材の買い出しなどです(笑)。
6.木阪クリニック美容皮膚科を一言で言うと?
「健やかに美しく」をお手伝いします。
7.これから木阪クリニックを受診される患者様へ一言。
100歳になっても人生を豊かにいきいきと生きる時代となった今、 年齢を重ねるほどに、ハツラツと、自分の足跡を堂々と自負して進まれるみなさまの人生をサポートできるよう、当法人は基本理念に「愛」を掲げ、誠実に、謙虚に、積極的に取り組んでいきます。充実した人生を送るためには「心身ともに健やかであること」も大きな課題ではないでしょうか。患者様の病気を治すことはもとより、患者様の「キレイになりたい」をお手伝いするべく、この度木阪クリニックでは「皮膚科・美容皮膚科」を立ち上げました。必要とされる患者様はもとより、健康な方でも気軽に立ち寄っていただけるよう、地域の生活に溶け込んだ複合施設を目指しています。お肌の悩みはもちろん、脱毛やダイエットのサポートも可能です。患者様の理想を叶えるお手伝いをさせていただきます。