40歳を過ぎたら知っておきたい『胃・大腸/内視鏡検査』のこと

この記事は2026年9月30日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
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40代を迎えると、これまで以上に気になってくる自分の健康。
なかでも胃や大腸の病気は、早期には自覚症状がないこともあります。
「内視鏡検査は苦しそう」「どんなときに受ければいいの?」と不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、胃・大腸内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)について、知っておきたい基礎知識を専門医に教えていただきます。
これからの人生を健やかに楽しむために、まずは内視鏡検査について正しく知ることから始めてみませんか。

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検査時間は?
検査そのものは比較的短時間ですが、前処置や鎮静薬使用後の休憩などを含めると必要な時間は異なります。

保険は使える?
症状がある場合や医師が必要と判断した検査などは保険診療となる場合があります。検診目的の場合などは扱いが異なります。

鎮静薬を使ったら車を運転できる?
鎮静薬を使用した場合、当日の車・バイク・自転車などの運転は避ける必要があります。

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大腸がんは、私たちにとって身近ながんの一つ。
早期には自覚症状がないこともあるからこそ、定期的な検診と必要に応じた適切な検査が大切です。

こんな方は一度、医師に相談を!

□ 胃の痛みや不快感、胃もたれなどが気になる
□ 便秘や下痢など、便通の変化が続いている
□ 血便がある
□ 健診で便潜血陽性を指摘された
□ 家族に胃がん・大腸がんになった人がいる

● ひろしま内視鏡内科クリニック

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Q. 胃・大腸内視鏡検査とは、どのような検査ですか?

胃カメラは食道・胃・十二指腸を、大腸カメラは大腸の中を直接観察する検査です。小さな病変や炎症、ポリープなどを詳しく確認でき、必要に応じて組織を採取して詳しく調べることもできます。大腸では、ポリープを早く見つけて治療することが、大腸がんの予防にもつながります。


Q. 症状がなくても内視鏡検査は必要ですか?また、胃カメラ・大腸カメラはどんなタイミングで受けるのがおすすめですか?

胃がんや大腸がんは、早期ではほとんど症状が出ないことがあります。「元気だから大丈夫」「調子が悪くないから大丈夫」と思わず、症状がないうちから検査を受けることが早期発見・早期治療につながります。年齢やこれまでの検査結果、家族歴などによっても適切なタイミングは異なるため、医師に相談してみましょう。先生も、早く見つけて早く治療することの大切さを強調されています。


Q. 大腸カメラでポリープが見つかった場合は、どうなるのでしょうか?

大腸がんの多くは、ポリープが大きくなり、やがてがんへと進行していきます。そのため、がんになる前の段階でポリープを見つけ、治療することが大切です。当院では、検査中に切除可能なポリープが見つかった場合、その場で日帰り切除に対応しています。入院が必要な大きさや状態の場合は、適切な医療機関をご紹介します。


Q. 内視鏡検査への不安を和らげるために、どのような工夫をされていますか?

「痛そう」「苦しそう」「恥ずかしい」といった不安から、検査をためらう方も少なくありません。当院では、希望に応じて鎮静剤を使用し、眠ったような状態で検査を受けられるようにしています。また、女性医師が在籍し、大腸カメラを女性医師に担当してもらうことも可能です。実際に「女性の先生に検査してもらえるから」と来院される方もいらっしゃいます。できるだけ不安や抵抗感を減らし、安心して検査を受けていただけるよう配慮しています。


Q. 初めて内視鏡検査を受ける方へ、先生からアドバイスをお願いします。

「本当に検査を受けた方がいいのかな」と迷っている方も、まずは気軽にご相談ください。検査に対する怖さや苦しさ、恥ずかしさなど、さまざまな不安があると思います。当院では、そうした不安や負担をできるだけ軽減できるよう配慮しています。まずは相談して、ご自身に合った方法で検査を受けていただければと思います。


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ひろしま内視鏡内科クリニック
畑 幸作院長


広島大学医学部医学科卒業。広島大学病院などで消化器内科・内視鏡診療に携わり、2024年「ひろしま内視鏡内科クリニック」を開院。
胃・大腸の病気の早期発見・早期治療を大切に、負担に配慮した内視鏡検査に取り組んでいます。


「元気だから大丈夫」な今こそ、内視鏡検査を。

胃がん・大腸がんは、早期では自覚症状がほとんどないこともあります。症状が出てからではなく、何もないうちに身体の状態を知ることが、早期発見・早期治療への第一歩です。

「症状がない=大丈夫」とは限りません
「病院は、調子が悪くなってから行くところ」と思っている方も多いかもしれません。しかし、胃がんや大腸がんは、気づかないうちに進行していることもあります。だからこそ「元気だから大丈夫」と思わず、検査で身体の状態を確認することが大切です。
早く見つけて治療できれば、身体への負担を抑え、その後の生活への影響も少なくできる可能性があります。先生が内視鏡診療で大切にしているのも、「早く見つけて、早く治療する」ことです。

「早く見つける」から「がんになる前に」へ
大腸がんの多くは、ポリープが大きくなり、やがてがんへと進んでいきます。そのため、ポリープの段階で見つけ、必要な治療につなげることも大切です。同院では、切除可能なポリープであれば検査時に日帰りでの切除にも対応しています。
さらに同院では、内視鏡AIによる診断支援を導入。検査中の画像をAIがリアルタイムにチェックし、病変が疑われる箇所の発見をサポートします。医師の目とAIの目を組み合わせ、見逃しをできるだけ減らし、早期発見につなげています。

検査を遠ざける「大変そう」を少しでも軽く
内視鏡検査は「つらそう」「準備が大変そう」といったイメージから、つい先延ばしにしてしまう方も少なくありません。定期的に受けてほしい検査だからこそ、できるだけ負担なく受けられることも大切です。
同院では、鎮静剤を使用した検査にも対応。さらに、胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けられる同日検査も行っています。何度も通院する負担を減らし、検査を受けやすい体制を整えています。

検査への不安にも配慮した環境づくり
大腸カメラでは、検査そのものだけでなく、前処置や「恥ずかしい」という気持ちから、検査をためらう方もいます。同院では、院内で前処置を行う方のために専用トイレを備えた個室(要予約)を用意。周囲を気にせず、自分のペースで準備できる環境を整えています。
また、女性医師による胃・大腸内視鏡検査にも対応(要予約)。男性医師による検査に抵抗がある方にも配慮し、検査への不安やハードルを少しでも軽くできるよう取り組んでいます。

「受けた方がいい?」と思ったときが、考えるきっかけ
「自分はまだ大丈夫」「本当に検査が必要?」と迷っている方もいるかもしれません。内視鏡検査は、症状が出てから病気を探すだけでなく、早期発見につなげるための大切な検査です。
「自分の年齢なら受けた方がいい?」「胃カメラと大腸カメラ、どちらが必要?」「検査が怖くて踏み切れない」など、迷っている段階でも構いません。内視鏡検査について気になることがあれば、ぜひご相談ください。




確かな実績を、数字でチェック!
内視鏡検査実績 公開中

当院では、胃・大腸内視鏡検査を多数実施。検査件数をはじめ、胃がん・大腸がんの発見数、大腸ポリープの切除件数など、これまでの実績を公式ホームページで公開しています。
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● みわた消化器内科・内視鏡クリニック

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Q. 胃カメラ・大腸カメラは、どのようなタイミングで受けるのがよいのでしょうか?

一つの大切なタイミングは「40歳」だと考えています。40代以降は胃や大腸の病気が増える年代です。胃の不調や便通の変化、便潜血陽性がある方はもちろん、症状がほとんどなくても一度も内視鏡検査を受けたことがない方は、一度ご相談ください。ご家族に胃がんや大腸がんの方がいる場合は、早めの検査をおすすめすることもあります。


Q. 内視鏡検査は「苦しい・怖い」というイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

確かに、胃カメラの場合は嘔吐反射やのどの違和感などからしんどさを感じやすいですし、大腸カメラの場合は腸が伸びることや気体が多く入ることで痛みや張りを感じやすいです。医師も内視鏡を始めてからこのしんどさをいかに減らすかということを考え鍛錬を積んできておりますが、どんなに技術の高い内視鏡医でも、「どんな患者さんでも、胃カメラも大腸カメラも全くしんどさを感じさせず検査を行う」ことは現実的に不可能と考えています。もちろん経験豊富な内視鏡医に検査をしてもらうことは不快感の軽減のためにとても有効なのですが、さらに鎮静剤をしっかりと使用することで、より安楽な検査を受けることができます。


Q. 胃がん・大腸がんは、早期にはどのような症状がありますか?

早期の胃がんや大腸がんは、自覚症状がないことがほとんどです。胃の痛みや胃もたれ、血便や便通の変化などが現れることもありますが、症状だけで判断することはできません。だからこそ、症状がないうちの検査が大切です。特に大腸がんは、がんになる前のポリープの段階で発見・切除することで、進行がんの予防につながります。


Q. 健康診断で「便潜血陽性」と言われた場合、どうすればよいですか?

便潜血検査で陽性を指摘された場合は、必ず大腸カメラを受けることをおすすめします。便潜血検査だけでは、出血の原因が痔なのか、ポリープや大腸がんなのかは判断できません。また、陰性でも病気がないとは限りません。便潜血検査を大切な「きっかけ」として、陽性の場合は放置せず、しっかり確認することが大切です。


Q. 検査を受けようか迷っている方へ、先生から伝えたいことをお願いします。

胃がんや大腸がんは、早期には自覚症状がないことがほとんどです。「症状がないから大丈夫」と思わず、ご自身の健康を見直す機会として、内視鏡検査を考えてみてほしいと思います。内視鏡検査は、病気の早期発見だけでなく、大腸では将来がんになる可能性のあるポリープを早い段階で発見・切除し、予防につなげることもできます。「何もなければ安心できる」。ご自身とご家族のためにも、一度検査を考えてみてください。


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みわた消化器内科・内視鏡クリニック
実綿 倫宏院長


広島大学医学部卒業。広島大学病院、中国労災病院などで消化器内科・内視鏡診療に携わり、中国労災病院内視鏡科部長、マツダ病院消化器内科部長を歴任。医学博士、総合内科専門医、消化器内視鏡専門医、消化器病専門医の資格を持つ。豊富な経験と専門性を生かし、胃・大腸の病気の早期発見・治療に力を注いでいる。


内視鏡検査は、もっと安心して受けられる時代へ

「胃カメラは苦しそう」「大腸カメラは準備が大変そう」。診療をしていると、こうした不安をお持ちの方が多いと感じます。以前受けた検査がつらく、「もう受けたくない」と思っている方もいらっしゃいます。
しかし、内視鏡の機器や検査方法、設備は進歩しています。当院でも、病気をしっかり見つけることはもちろん、できるだけ負担を少なく、安心して検査を受けていただくことを大切にしています。

AIも活用し、より精度の高い検査へ
内視鏡検査で大切なのは、小さな病変を見逃さないことです。当院では、AIによる画像診断補助機能を搭載した大腸内視鏡システムを導入しています。検査中の画像をAIが解析し、病変が疑われる部分の発見をサポートしてくれます。
もちろん、最終的に診断するのは医師です。私たち専門医による観察にAIのサポートを加えることで、より精度の高い検査につなげ、癌化する可能性のあるポリープをその場で切除しています。これにより、検査と治療を同時に施行できます。

忙しい方には「胃・大腸の同日検査」も
40代・50代の方からよく聞くのが、「仕事や家庭のことがあって、何度も病院に行く時間が取れない」という声です。
そこで当院では、胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けることも可能にしています。(大腸カメラの際には、事前診察も必要です。)一度の来院で両方を検査できるため、通院や検査にかかる負担を減らすことができます。

検査の苦痛を少しでも減らすために
検査前、検査中、検査後の苦痛を減らすために、できる限りの工夫を行っています。鎮静剤も「うとうとする」レベルから「しっかりと眠る」レベルまであり、個人に合わせて十分量を使用することが重要と考え使用しています。実際、検査後の方のほとんどは、「眠っているうちに検査が終わっていた」とおっしゃいます。また、内視鏡時におなかが張りにくい二酸化炭素を使用することも検査中、検査後の苦痛を減らすことに有効ですし、検査前も下剤を内服するのにストレスの少ない環境を選ぶことも大事と考え、内服場所、下剤の種類も選択肢を用意しています。

検査前の不安を少しでも減らしたい
内視鏡検査を受けるまでにも、「自分は検査が必要?」「前日は何を食べればいい?」「下剤はどうやって飲む?」など、さまざまな疑問があると思います。
そこで当院では、内視鏡検査の特設ページを設けています。検査を受ける目安が分かるセルフチェックや、大腸カメラ前日の食事チェッカー、準備スケジュールの自動作成、検査の流れや費用など、検査前に知っておきたい情報をまとめています。また、24時間WEB予約にも対応しています。


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▲モニターを確認しながら、小さな病変も見逃さないよう丁寧に観察。




「検査受けるべき?」とお悩みの方へ
簡単なセルフチェックで、
内視鏡検査を受ける目安を確認できます。


検査の流れや準備など、
気になる情報も特設ページでチェック!
(担当ライター:編集部)