働く女性の本音_vol.135_三田 香織さん

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三田 香織さん
●オリエンタルホテル広島 シェフパティシエ


■プロフィール/広島市出身。安田女子大学管理栄養学科卒業。2012年オリエンタルホテル広島入社。素材本来の味わいを巧みに引き出すケーキ作りを得意とし、2016年には「カリフォルニアプルーン&くるみ商品開発コンテスト」で金賞を受賞。アシスタントシェフを経て、2024年シェフパティシエに就任。管理栄養士資格者の視点から、美味しさと健康の両立を追求したデザート開発にも積極的に取り組む。旬のフルーツや食材を求めてドライブするのが、好きな休日の過ごし方。
【Instagram】
@orientalhotel_hiroshima




受け継がれてきた歴史あるレシピに
ホテルらしさと自分らしさを加えて


味噌汁もだしから取る母親の手料理で育ち、必然、将来は食の仕事に就きたいと思うように。とはいえ多様な業種が存在する食の世界。大学では管理栄養士の資格を取得し、在学中にはレストランなどでアルバイト。これらの学びや経験から見えてきた道がパティシエでした。「ちゃんとした食材で作るものは美味しいし体にも良い…それを大好きなお菓子作りで突き詰めたいと思ったんです」。昨年にはシェフパティシエに就任。レストランや宴会のデザートから、ウエディングケーキ、クリスマスケーキ、スイーツフェアまで、ホテル全体のペストリー(洋菓子部門)を統括しています。


分量が正確でなければ完成しないというお菓子。料理と違って途中で足し引きができないからこそ、完璧な化学反応を起こすための準備と勘が大事だと三田さんは話します。そしてその基本レシピにオリジナリティを加えていくのが醍醐味であり面白さ。「香りが弱い食材なら風味や甘さを足したり、夏ならあっさりした甘さや口どけなど、季節の食材がメニュー作りのスタートになることが多いですね」。一方、そんなメニュー作りは、毎回悩み多き作業でもあります。例えばクリスマスケーキは、固定ファンの期待を裏切らないように毎年進化させねばなりません。とは言え、美味しいからと高級食材をふんだんに使って、それを価格に反映させるわけにもいきません。「流行のスイーツや新しいスイーツも、そのままメニューに取り入れるのではなく、先輩から受け継いてきたオリエンタルペストリーとしての味、信頼される味を保ちつつ、自分らしさを加えていくようにしています」。栄養価が高く味も香りもいい“旬の食材”。それを贅沢に使えるケーキは、たんぱく質もしっかり摂れるスイーツなのだと管理栄養士の視点を持つのも強み。これまでのキャリアで培ってきた自分のスタイルをさらに高め、味も見た目も健康にも良いスイーツを届けていくのが三田さんの思いです。


また、部門のリーダーとして後輩の指導も三田さんの役割。後輩たちが仕事に目標を持って臨めるよう、かつプライベートも充実できるよう仕事量やシフトを調整します。女性が結婚や出産を経ても長く続けられる職場にしたい。自分がしんどかった経験は後輩にはさせたくない。そう語る三田さんは続けます。「何よりプライベートでしっかり遊んだことは、お菓子作りに必要な感性に活きてきますから」。




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バッグ

(ROPÉ)

普段、黒いものを身につけない三田さん。ホワイト×ブラウンのかわいいコントラストに惹かれて購入したバッグは、大人の女性にピッタリのデザインで、専門書などが入るサイズ感も◎。


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アイシャドウ&リップ

(SUQQU)

上品な仕上がりとなめらかな粉質、肌に密着する薄膜感が特徴のアイシャドウと、洗練されたカラーと高い保湿力、そして美しい仕上がりが魅力のリップ。日本人の肌色に合うように計算された使いやすさも愛用ポイントです。


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ネイルケアグッズ

(TUYAKO/GREEN BELL)
仕事柄手が荒れることが多く、マニキュアやネイルアートもできない三田さん。そんな彼女が唯一楽しめるのが爪磨きなどのネイルケア。素爪にツヤが出ると気分も上がるそう。


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オーラルケアグッズ


年齢を経ても、自分の口でおいしいものを食べていたい。だから日々のオーラルケアは欠かしません。写真は歯ブラシ、口内洗浄液、デンタルフロス。歯ブラシも複数使い分けます。


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フォームローラー

(DOCTORAIR)
電動なので、気になる部位に押し当てるだけ。最大4,000回/分の高速振動で、筋肉をほぐし血行を促進。疲れたときに寝転んで使うのが、三田さんのお気に入りです。


♥ 働き女子に10の質問

Q1.座右の銘は?

食べることは生きること

Q2.最近ハマっていることは?

ビール(特にクラフトビール)

Q3.どうしてもこれだけは譲れないことは?

仕事前のコーヒータイム

Q4.行きつけの飲食店は?

廣島麺匠 こりく
(広島市西区福島町1-26-4)

Q5.行きつけのファッションショップは?

ADAM ET ROPÉ
(広島市中区新天地2-1 PARCO新館)

Q6.何フェチ?

愛犬の肉球のにおい

Q7.幸せだと感じる瞬間は?

就寝時、愛犬もくっついてきて寝てくれるとき

Q8.一番好きなお菓子は?

フランスの伝統菓子「サバラン」
(作り手の個性がとても出やすいから)

Q9.いま一番ほしいものは?

プライベートでもっといろんな場所に行ける時間

Q10.10年後は何をしている?

変わらず食に携わっていたい