右を向いても左を向いても
値上げ、値上げ、値上げ…。
なのに値上げをカバーできるほど
お給料は上がらない…。今年の夏は、
暑さ以上に家計へのダメージが大きそうです。
ならば、まず取り組むべきは“節約”。
今回は、tomato読者へ
お金のプロがとっておきの節約術を伝授!
ぜひ明日からではなく、
今日から始めてみてください。
はたじょメンバーたちの
リアルな節約情報もあわせてどうぞ。
光熱費の節約ポイント
[エアコンは設定温度がポイント]
実は、設定した温度になるまで活発に稼働し続け、その間は消費電力が高くなるエアコン。例えば夏は、外が30℃の猛暑日でも、エアコンを28℃の目安に設定するとその差は2℃しかありません。つまり消費電力を抑えることができます。この他、目詰まりしていると冷暖房の効果が下がる=電力を無駄づかいするので、こまめなフィルター掃除や、室外機の周りに物を置かないことも大切です。
[冷蔵庫も設定温度を変えられます]
エアコンに次いで電力を消費すると言われる冷蔵庫。食材が傷みやすい夏は「強」のままでも、外気温が低くなる冬は設定温度を「弱」にするなど、季節ごとに調整してみましょう。
水道の節約ポイント
[水道はこまめに止める]
水道で一番無駄づかいを意識しておきたいのが、蛇口が開きっぱなしになっていないかということ。シャンプーをしている間、シャワーが出っぱなしになっていませんか。その間も無駄な水が流れ続けているのです。また、トイレを流す際の「大」「小」を使い分けるのも意外と大事です。キッチンの蛇口やシャワーヘッドを、節水効果のあるものに取り換えるのもオススメです。
通信費の節約ポイント
[格安スマホに乗り換える]
毎月5,000円以上の通信費がかかっているなら、大手キャリアから格安スマホに乗り換えることで、通信費が半額以下になることもあります。「手続きがめんどくさそう」という気持ちはまず捨ててください。格安スマホでも実店舗があるキャリアも増えてきており、気軽に相談できます。
[通信容量のプランが適切かを確認]
データ通信量の上限プランは適切ですか。動画やゲームなどで頻繁に使わない場合、上限が高めのコースにしていると無駄な通信費を払っていることになります。
[フリーWi-Fiの活用]
街には、フリーWi-Fiのスポットも増えてきています。これらを活用することで通信費を節約できます。ただし、フリーWi-Fiはセキュリティの安全性が高くないため注意も必要です。この他、最新機種を本当に使いこなせているのか、必要なのかを今一度考えてみるのもいいでしょう。
[モバイルルーターに切り替える]
固定回線ならプロバイダーの乗り換えや、自分自身に必要な通信速度や通信量に支障がない場合なら、モバイルルーター(持ち運び可能な通信機器)に切り替えることも節約に効果的です。
日用雑貨費の節約ポイント
[詰め替え用は単価計算を]
シャンプーや洗剤は詰め替え用を買うとお得ですが、通常ボトルが特売になっていることもあります。100㎖あたりの単価を計算し、割安な方を選びましょう。
[洗剤は賢い使い方を]
油がついている食器はあらかじめ油分を落としたり、お風呂のスプレー洗剤はスポンジにの方に含ませるなど、使い方を見直すことで洗剤類の節約になります。
食費の節約ポイント
[買い物前には冷蔵庫チェック]
重複買いや、それに伴い賞味期限までに使えず食品ロスを招くおそれがあるので、買い物前には冷蔵庫をチェックするのがオススメです。余分な食材を買わないことは、冷蔵庫の余分な電力を使わないことにもつながります。
[家計に優しい食材をチョイス]
家計の優等生と言われる卵も値上がりしていますが、キャベツ、ニンジン、玉ネギ、ジャガイモ、モヤシ、さらに鶏胸肉や豚こま肉など、経済的でありながら汎用性も高く、かつボリューム感のある食材もあります。ぜひこうした食材を調理に活用してください。
娯楽費の節約ポイント
[ポイ活で貯まったポイントを娯楽に]
下記のポイ活で貯まったポイントを娯楽費に回せば、現金の出費がないばかりか、ポイントを貯めるのも楽しくなるのでオススメです。
[外食費は食費?娯楽費?]
毎日である必要はないので、外食費を食費に含めるのはやめましょう。外食の頻度を減らすこと、予算を抑えることは節約につながります。
ポイ活節約のポイント
[まずはポイ活の基本]
まずは、自分がよく利用するサービスやお店で貯まるポイントを選ばないといけません。そして、クレジットカードやスマホ決済などキャッシュレス決済に切り替えましょう。住居費や光熱費、通信費、保険料など、毎月支払う固定費の支払い方法が口座振替やコンビニ支払いになっているなら、ポイントが貯まるクレジットカード等に変更を。
[ポイ活の小技・裏技]
「楽天市場のお買い物マラソン」など、ポイントの倍率が高い期間の買い物がオススメです。また、共通ポイントが貯まるお店でクレカ支払いすれば、共通ポイントだけでなくクレジットカードポイントも二重取りできます。そして実は、公共料金のほか税金も、一部のキャッシュレス決済ではポイントが貯まります。さらに、ふるさと納税では、ポイントを上手に活用すれば自己負担分の2,000円も実質カバーできます。