広島市中区本川沿いにオープンした珈琲専門店ARCHIVE COFFEE ROASTERS

この記事を読めば、実際に店内で飲んだ際の感想も分かるので、ぜひ参考にしてみてください。

2022年10月にオープンしたARCHIVE COFFEE ROASTERSは、広島市中区紙屋町方面から相生橋を渡り、右に曲がると見えてきます。

コンクリート壁の落ち着いた雰囲気の店内には、窓側に4人掛けのテーブルが2席、壁側に2人掛けのテーブルが5席ほど並んでいます。

お店から道路をはさんですぐに旧太田川が流れており、床から頭の上くらいまである大きな窓からは、街中なのに近くに遮る建物がない開放的な景色を眺めることができます。

私が訪れたのは、土曜の朝9時頃。

店内の席は3分の2が埋まり、1人で珈琲を味わう人や珈琲片手に仕事をする人、打ち合わせをする人と、居心地の良い店内でみんな思い思いに過ごしていました。

30分程滞在しましたが、その間にテイクアウトも含めてひっきりなしにお客さんが来ていてあっという間に満席になりました。

オープンしてまだ1か月もたっていませんが、既に人気店となっています。

入口正面にあるカウンターで注文すると、席まで淹れたての珈琲を持って来てくれます。

1杯1杯丁寧に淹れているため、時間がかかりますが、席に座って珈琲を淹れている姿を眺めながらゆったりと待つことができます。

ドリンクメニューは、本日のコーヒー・ブレンド深煎り・ブレンド中煎り・エスプレッソ・アメリカ―ノ・カフェラテ（追加料金でソイミルク、アーモンドミルクに変更可能）・愛媛県宇和島産オレンジジュースの他、珈琲豆の農園と精製方法別の珈琲6種類から選べます。

種類が多すぎて選べない！という方は、スタッフに相談すれば好みに合わせたドリンクを一緒に選んでくれます。

私が注文したのは、「本日のコーヒー」。

この日は、Peru Las Hermanasの中浅煎りとメニュー表の近くに表示がありました。

丁寧に抽出し、席に運ばれてきた珈琲をひとくち口に含むと、まるでフレーバーコーヒーのようにフルーティーな風味が口いっぱいに広がりとても幸せな気分になりました。

砂糖を入れた甘い珈琲が苦手な私は、この日ももちろんブラック。

ですが、ほんのり上品な甘さを感じることに驚きました。

とても明るく話しやすい印象の店主に珈琲の感想を伝えると、「本日のコーヒーは僕の気分と好みで変えています。」と笑顔で話して下さいました。

モーニングはありませんが、カウンターで珈琲と合う焼き菓子やクロワッサンを販売しています。

私は、クロワッサンと迷ってガレットを注文。

甘いザクザクとした食感の焼き菓子で、珈琲ととても良く合いました。

置いているパンや焼き菓子の一部は、安佐南区にあるパンクロッシュさんのもの。

パンクロッシュの駐車場は3台ほどしか停められず、なかなか行く機会が無かったため、思わぬところで人気店の焼き菓子が食べられて嬉しく思いました。

珈琲だけでなく、フード、内装、食器、机やいすまで全てにこだわりを感じるお店です。

店内入り口横には、煎り方までこだわりを感じる存在感のある焙煎機があります。

大人の身長程もあるこの大きな焙煎機は、世界的に有名なオランダの焙煎機メーカーギーセンコーヒーロースターズのもの。

その前に並ぶお洒落なパッケージにはいった豆は、珈琲豆の種類はもちろん、煎り方や挽き方もそれぞれ異なります。

寒くなってきたので、家で珈琲専門店の美味しい珈琲が飲めるのは嬉しいですね。

シンプルスタイリッシュなパッケージは手土産やプレゼントにも良さそうです。

先月広島市中区にオープンした珈琲専門店ARCHIVE COFFEE ROASTERSを紹介しました。

外国風のお洒落な店内で飲める美味しい珈琲に癒やされます。

朝は8時からオープンしているので、出勤前や休日の朝に立ち寄れば素敵な1日のスタートになりそう。

豆の産地から挽き方まで、こだわりの珈琲をぜひ味わってみて下さい。