広島銀山町の「ビールスタンド重富」こだわりのつぎ方で生ビールの風味が変化!

この記事は2022年5月9日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
ビールスタンド重富

「ビールスタンド重富」は、広島市中区銀山町の酒屋で2時間だけ開店する生ビール専門店です。

おつまみはなく、メニューは生ビールだけ。

こだわりのつぎ方で、5種類の飲み口を再現し、ビール好きはもちろん、ビールの苦味が苦手という方にも一度試して欲しいビールスタンドです。


▼この記事を読んで分かること
◎ビールスタンド重富ってこんなところ。
◎メニューは5種だけ。
◎つぎ方による飲み口の違い。

この記事を読めば、実際に利用した時の様子もわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1)メニューは生ビールだけ

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5種類のつぎ方から選べる

メニューは、「1度つぎ」「2度つぎ」「3度つぎ」「マイルドつぎ」「シャープつぎ」の全5種類です。

おつまみは無く、ビールの銘柄も選べません。
選べるのはビールのつぎ方のみ。

「同じビールが注ぎ方だけで風味が変わる!?」と私も疑問に思っていましたが、飲んでみると違いがわかり驚きます。
つぎ方による飲み口の違い、提供時間は次の通りです。

▼つぎ方による違いと提供時間
「1度つぎ」ビールが喉を駆け抜ける爽快感が味わえます。提供時間はすぐ。

「2度つぎ」:1度つぎの爽快感に旨さが加わります。爽快感と苦味と甘みのバランスが絶妙。提供時間は1分。

「3度つぎ」:炭酸を弱めることで甘みが増し、柔らかい味わいを実現。提供時間は3分。

「マイルドつぎ」:ビールが苦手という方におすすめ。炭酸と苦味を限界まで弱め、ビール本来の甘みを楽しめます。提供時間は3分。

「シャープつぎ」:現代のサーバーで炭酸と苦味を最大まで引き出した上に、56年前のレトロサーバーでしかつくれないトロトロの泡を乗せて、初体験の口当たりとなめらかな喉ごしを実現。現代のサーバーと昭和初期のサーバーのコラボを楽しめる。提供時間はすぐ。


ビールの炭酸と苦味が好きという方の1杯目には、「1度つぎ」「シャープつぎ」がおすすめ。
ビールは苦手という方には、「マイルドつぎ」「3度つぎ」がおすすめです。


私は、炭酸が苦手なので、初めて行った時は「マイルドつぎ」を注文しました。

飲んでみると炭酸と苦味が本当に抑えられていることに驚き、ごくごく飲めてしまいました。

ビールが苦手という方や、ビールを始めて飲むという方にもおすすめのメニューです。


のど越しや苦味が特長の「1度つぎ」や「シャープつぎ」もこれからの暑い季節に欲しくなりそうですね。

1人2杯まで注文できるので、1杯目と2杯目で異なった注ぎ方を試してみるのも楽しいです。


飲み方までこだわる名物マスター

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自身がお店のアイコンにもなっているマスターの重富寛さんは、ビールスタンド重富が入っている重富酒店のオーナーでもあります。

広島の居酒屋に卸す酒店の片隅で、広島にもっと旨いビールを提供したいという思いからビールスタンド重富をオープンさせているそう。

そのノウハウを広めるために、広島の居酒屋にビールの注ぎ方の講習会なども開催されています。


席に案内され注文をすると、全ての席から見える場所に設置されたカウンターにマスターが立ち、現代と昭和のサーバーを使い分けながらこだわりの1杯を注いでくれます。

注文によってつぎ方が異なるので、提供されるまでの時間はマスターの手元を見るのも楽しいです。

 

なみなみ注いだビールを席に運んでくると、マスターが「タンブラーの下の方を持ち、足は肩幅に開いて、お風呂上りに牛乳を飲むようにぐいっと飲んでください」とテーブルごとに生ビールの美味しい飲み方を指導してくれます。

ビールのみで勝負しているメニュー展開や、飲み方の指導など、マスターのビールに対する熱意が伝わってきて、飲む前から期待が高まります。

 

店内の設備にもこだわっており、昭和8年のドラフトコック、広島に旨いビールを提供するために開発したオリジナルドラフトコック、昭和時代にどのようにしてビールを冷やし提供していたか分かる昭和初期の氷式冷蔵庫が見られます。

 

さらに、つぎたてのビールが入ってくるタンブラーは容量や絶妙の薄さ・丸みの飲み口、注ぐときの底の角度までこだわった11つ手作りのオリジナルです。

オリジナルタンブラーとコースターには、マスターのシルエットがプリントされておりシンプルかつお洒落。

店内を見渡すといたるところからマスターのこだわりを感じられます。


2)営業時間は2時間

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以前は受付番号を発券していましたが、現在は中止しています。


17時から19時まで

営業時間は、17時から19時までの2時間だけ。(日曜日のみ13時から15時)

 

私は、平日の開店1時間前に到着。

この時点では全く人が居ませんでしたが、周辺を散策して開店20分まえに戻ってくると、既に10組ほど列が出来ていました。

 

営業時間も短いので、確実に飲みたいという方は早めに到着しておくのがよさそうです。

 

17時から19時というと、まだ周辺の居酒屋も開店していない時間。

ビールスタンド重富で飲むことを常連客から「0次会」と呼ばれる場合があります。

飲み会の前から早く飲みたいというビール好きの方が、1次会の集合の前にビールスタンド重富で1杯飲むことを「0次会」と呼んでいるようです。


立ち飲みでさっと飲める

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お土産にぴったりな持ち帰り用も販売

ビールスタンド重富の席は、テーブルのみで椅子がありません。

ビールが運ばれてくると、各テーブルに置かれた砂時計がひっくり返され、20分の制限時間もあります。

飲んでさっと帰れるので、0次会はもちろん、本通り周辺で遊んだ帰りや会社帰りに1杯飲みたい時にもぴったり。

滞在時間が短いので感染対策にもなります。


3)まとめ

ビール好きはもちろん、普段ビールは苦手という方にも一度試して欲しいビールスタンド重富を紹介しました。


今回紹介したのは、広島市中区銀山町の1号店ですが、広島駅構内にあるekie KITCHENにも2号店がオープンしています。

買い物や会社帰りにひとりで、友人や同僚と、さっと1杯ビールを飲みたい時に知っているとどちらも使いやすいお店。

5月というと新年度になってやっと落ち着いた頃、新入社員や後輩を連れて行くのも良さそうです。


名称
ビールスタンド重富
住所
広島県広島市中区銀山町10-12
TEL
050-3635-4147
時間
17:00~19:00(日曜日のみ13:00~15:00)
ホームページ
生ビールでひろしま元気プロジェクト
(担当ライター:木村恵里子