広島元宇品をお散歩～週末は自然豊かな小島でリフレッシュ～

この記事は2022年2月15日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。

元宇品は、実は橋でつながった宇品島という周囲約3キロメートルの小島です。

江戸時代には、40個程の集落があり、住民は船で荷物を運ぶ仕事を営んでいました。

その後、宇品の埋め立てや橋がかかったことにより、現在のような陸続きになったのです。

普段、結婚式場やグランドプリンスホテル広島がある南側にばかり目が行きますが、北側の半分以上に温帯広葉樹の原生林が広がっており、自然豊か。

森及び西海岸には、細い遊歩道が整備されており、お散歩に、サイクリングにぴったりな場所です。

2車線の広い橋なので、バス・車・自転車・徒歩と様々な方法で島の奥まで行くことができます。

グランドプリンスホテル広島まで行けば、レンタサイクリングのポートもありますよ。

グランドプリンスホテル広島敷地内に入る直前を右折して森の中を進むと、公衆トイレもある便利な無料駐車場があります。

ここに車を停めて、森の中の遊歩道からスタートするコースがおすすめ。

途中に、現在も現役の宇品灯台があり、実際に手を触れたり、周囲をまわったりして、大きさや歴史を実感できます。

駐車場から徒歩3分ほどで、森を出られるので、スカートやヒールの方もいらっしゃいます。

森を抜けた先には、小さな浜辺と海が広がっており、気分爽快。

海岸沿いの遊歩道は、急な坂も凸凹もなく、ひたすら平面の道が続いているので、瀬戸内海の島々や行き交う船を眺めながら普段長時間歩き慣れない人も自分のペースで散策できます。

散策しているとところどころ現れる浜辺では、波にはしゃぐ犬や、キャンプチェアに座って音楽を聴きながらコーヒーを飲む人など、皆さん思い思いの過ごし方をしていました。

島内の特に、海岸沿いでは、波に浸食されてできた洞窟や数々の珍しい地層をみることができます。

そうした場所には、標識が建てられており、実物を見ながら詳しい説明を読むことができます。

他にも、元の海岸線を示す石積みや常夜灯など、古い面影を残す場所がいくつもあるので、景色に飽きることなく、散策を楽しめます。

暁橋を渡って最初に見えてくる結婚式場の隣に、「楽群」という焼肉屋さんがあります。

読み方は、ラグーンです。 黒い倉庫のような外観の建物の裏手に門があり、庭園を抜けて小さなドアをくぐって入ります。

中は、照明が暗めで、個室が沢山あり、大人の隠れ家といった様子。

ランチは、税込み1740円から2629円のコースから選べます。

筆者は、一番定番で手頃な「国産黒毛和牛カルビコース1740円」を頼んだのですが、国産黒毛和牛、選べるもう一品、選べるサラダ、スープ、選べるデザート、おかわり自由のご飯がついており、お腹いっぱいになりました。

お肉は、各席に設置してある七輪で焼きます。

サラダも、デザートも、スープも美味しかったのですが、お肉のとびぬけた美味しさとジューシーさには驚きました。

口に入れると、肉汁がジュワっとあふれ出して、とろけていきます。

山盛りのフレッシュ苺はもちろん、苺を使った料理やデザートも楽しめる毎年大人気のイベントです。

料理はもちろん、SNS映えする写真スポットなど、毎年進化していて、毎年行っている筆者も今年の開催を楽しみにしています。

コロナ感染症の影響で、例年と比べて開催時期が変更になっているようなので、公式HPで確認し、予約していくのがおすすめです。

広島市南区にある元宇品を紹介しました。

散歩にぴったりな散歩道や、自然散策スポット、立ち寄りグルメスポットなど、見どころ満載で、思い思いの過ごし方ができます。

天気の良い週末のお出かけに、サイクリング・ランニングに、デートに、いかがでしょうか。