広島・呉〜松山間を結ぶクルーズフェリー『SEA PASEO』体験レポ

この記事は2022年12月27日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
シーパセオ体験レポ
瀬戸内海汽船が運行しているSEA PASEOをご存知ですか?
広島・呉〜松山間を結び、船上が公園のようにデザインされ、非日常感を味わえる船です。
白、紺、グリーンのカラーが印象的な船内は、ゆったり落ち着けて、快適に過ごせます。
今回、筆者は広島~呉間を利用しましたので、船内の様子をレポートします。

▼この記事を読んで分かること
◎SEA PASEOについて。
◎船内の様子。

この記事を読めば、SEA PASEOのおすすめポイントがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1:SEA PASEOとは?

船2

SEA PASEOとは、広島・呉〜松山を2時間40分で結ぶクルーズフェリーで、広島港、呉港、松山観光港から乗船することができます。

SEA PASEOは、「瀬戸内海の移動を楽しむ、みんなの公園」をコンセプトにした新しいフェリーです。

移動手段としてだけでなく、瀬戸内海を潮風を楽しみながらゆっくりと船旅を楽しむことができます。

3階建ての構造で、1階は車両用のワゴンデッキ、2階は客室のあるパッセンジャーデッキ、3階は屋上展望公園があるシャインデッキに分かれています。

2階の客室には様々な席が用意され、3階の屋上展望公園では潮風を感じながらくつろぐことができます。

では実際に船内の様子をみていきましょう。


2:船内の様子

2階パッセンジャーデッキ(客室)

2階の客室は、「静かにゆったりと過ごす「快適」のゾーン」「仲間との会話を楽しんだり飲食ができるゾーン」「光と風と航跡、開放的な海を楽しむ船尾ゾーン」に分かれています。


「静かにゆったりと過ごす「快適」のゾーン」

船3

パノラマソファ

思う存分瀬戸内海の景色を楽しめる席です。

船4

リラックスシート

リクライニング可能な、ゆったりとした座り心地です。パソコンが置けるミニテーブルを完備しています。

船5

OZASEKI(おざせき)エリア

靴を脱いで座敷に上がる感覚でくつろげる席です。カーペットの上でくつろぐことができ、プライベート空間も確保することができます。

船6

GORONE(ごろね)エリア

疲れた時に横になれるスペースもあります。穏やかな波の揺れでうたた寝するのもいいですね。


「仲間との会話を楽しんだり飲食ができるゾーン」

船9

リフレッシュ・ラウンジ

飲食可能なスペースです。パソコンで仕事している方も多いスペースです。

船10

パノラマ・カウンター

海を眺めながら過ごすことができます。こちらのスペースもパソコン作業されている方が多いです。

船11

KOAGARI (こあがり)エリア

靴を脱いでくつろげるカーペット敷きの「小上がり席」です。グループや家族で、テーブルを囲み食事をしたり楽しく会話できる団欒スペースです。

船12

売店

広島、愛媛のお土産やオリジナルドリンク、メニューが揃っています。

小腹がすいた時用にお菓子の販売もあります。全国支援割のクーポンも利用可能です。


「光と風と航跡、開放的な海を楽しむ船尾ゾーン」

船15

ひき波のHANARE(はなれ)

靴を脱いでくつろげる展望リビングです。後方に描く引き波の景色を家族やグループで楽しむことができる、後方のハナレです。

船14

そよ風のパティオ

前方客室と後方客室とをつなぐ、半屋外空間です。

船15

テラス席

暖かい季節はテラス席でのんびりするのもいいですね。


3階シャインデッキ(屋上展望公園)

船16

しお風のガゼボ

潮風を感じれる4名程度座れるガゼボもあります。

真冬は寒いですが、暖かい季節はぜひこちらで過ごしたいですね。

また、人工芝を敷いたグリーンテラスもあります。


3:まとめ

実際に体験してみて、ただ移動するのではなく、船の旅を楽しむというコンセプトを肌で感じることができました。

屋上展望公園で、穏やかな瀬戸内海の景色を眺めると潮風も相まってとても癒されます。

ちなみに、筆者のおすすめは2階のパノラマソファです。

忙しい毎日の中で、景色をただぼーっと眺める時間はとても贅沢に感じました。


SEA PASEOは移動手段としてだけでなく、船旅を楽しむことのできるクルーズフェリーです。

瀬戸内海の景色と潮風を感じながら、お好きな席でくつろぐことができます。

また、バリアフリー対応のため車椅子の方にも優しいデザインです。

フリーWIFIや船の御朱印などもあるため、お仕事に旅行に便利なフェリーです。

ぜひ、船の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

広島じゃ割が適応することもあるので、ぜひチェックしてみてください。


名称
SEA PASEO
ホームページ
SEA PASEO
(担当ライター:shiro