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初心者、スキルなしでも出来る【アルコールインクアート】
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「アルコールインクアート」をご紹介します!
簡単に説明すると…
紙の上にアルコールで出来たインクを垂らし、
その上からアルコールを垂らして
滲んだり広がる模様を楽しむアートです。
どんな色を使おうか
どんな形にしようか…など
湧き出てくるアイデアは無限大!
すべて正解で不正解はありません!
簡単に始められる本格的なアートです
▼この記事を読んで分かること
◎やってみたいと思ったらまず準備するもの。
◎アルコールインクアートの手順や方法。
◎紙に書くだけじゃないアレンジ方法。
この記事を読めば、アルコールインクアートを始めるときのポイントが分かるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.「アルコールインクアート」ってどんなもの?
海外で人気に火が付き
いま日本でも人気のある
「アルコールインクアート」
色んな色が滲んで綺麗に重なっている
こんな絵を見たことがある方は
多いのではないでしょうか。
アルコールインクアートとは、
アルコールインクならではの
インクの広がりやにじみ、
色の混ざり合いから
偶然できる模様を楽しむアートです。
「失敗」という概念がないので
初めての方でも気軽にお楽しみいただけます。
失敗がないというのがとても素敵な特徴です。
自分の思うがままに!気持ちのままに!
描いていくことで、
自分だけの特別な作品ができますよ。
準備するものは5つ
◆準備するもの◆
・アルコールインク
(ペンタイプは100円ショップでも買えます)
・無水エタノール
(アルコール度数の高いもので薬局で購入できます)
・スポイト
・ユポ紙 ※アルコールインク専用の紙です
(写真印刷用のインクジェット紙や合成紙でも代用できます)
・ドライヤー
(普通のドライヤーだと風力が強いので
カールドライヤーの先端を外して使用します)
プラスであるといい物
・作業スペースを覆える大きさのビニール袋
(アルコールインクは机などにつくと
染み込んでしまうのでビニールで保護します)
・ビニール手袋
・マスキングテープ
(ドライヤーを使うので風でうっかり紙が
飛ばされないように仮止めします)
※アルコールを扱うので換気を忘れずにしてくださいね!
最初はポストカードサイズなど
小さめのサイズからスタートするのがオススメです。
しっかり四隅を
マスキングテープで仮止めしましょうね!(2回目)
※わたしはこれを忘れてしまい
何度も風で飛ばしてしまいました…
2.準備万端!さあ、描いてみましょう!
【1】まずはアルコールインクのペンで紙に〇を描いてみます。
ユポ紙というアルコールインクアート用の紙を使ったので
この時点でインクをはじいています。
(ユポ紙は、表面がツルっとしていて
インクをはじきやすいのが特徴の紙です)
このユポ紙は文具店やネット通販でも購入できます
(ネット通販ではがきサイズ20枚¥300くらいで購入できます)
すぐに準備できなければ、
表面のツルっとした合成紙でも可能です。
(100円ショップの写真印刷用のインクジェット紙など)
使用する紙によって
インクのはじき方や広がり方が変わってくるので
色々と試してみてください。
一瞬でインク全体が広がっていくのが分かります。
この滲んだ感じを綺麗に出すには、
無水エタノール(エタノール99.5%含有)のように
アルコール度数が高いものがよいです。
一般的な消毒液でも試してみましたが
アルコール濃度が低く(70%程度) 滲み方が弱いので
〇の形があまり変わりませんでした。
※ドライヤーを当てるときは冷風・弱風にしましょう!
今回は青色を先に描いた後に
黄色を描いてみました。
よく見てもらうと
お分かりになると思うのですが
混ざり合ったところは緑色っぽくなります!
ドライヤーの風の向きで
形が変わるので
あ!少しズレた!とか
思った形にならなかった!
というときもありますが
思い通りいかないところもアートです!
ここまで来たら完成目前です!
どんな色と色が相性いいかな?と
組み合わせを考えるのも
ワクワクしますよね!
濃い目に色を出したいときは
何回も同じ色を重ねてみたり
あえて薄めにしたいときは
ドライヤーで伸ばした
薄い色の部分を活かすなど。
「実際に作りながら自分で考えてすぐに試せる」
という特徴も
「アルコールインクアート」の
素敵なところですね!
青色と黄色を重ねて描きました。
あと右上の金色部分は、
全部描き終わった後に
アクリル絵の具で描きました。
こうやって描いてみると
色んなアイデアが出てくるので
試しながら完成させていく工程は
とても楽しいですよ!
初めて描いた作品ですが
額縁に入れるとそれっぽくなりますね笑
初挑戦時の気付きとポイント
・アルコールの落とし方や量でイメージが変わる
インクの上に一滴アルコールを垂らすとき、
真ん中に落とさずに、
あえて横にずらして落としてみたり…
あとは、アルコールを
一滴ではなく多めに落としてみると
大きく広がるのでダイナミックさが出ます。
・ドライヤーの当て方
冷風で風を当ててくださいねと
先ほどお伝えしました。
冷風で弱風の方がインクが
どんな動きで滲むのかが
分かりやすいのでオススメだと思います。
ドライヤーを当てる
向きや角度でも
出来る形が変わるので
調整してみてください。
変わった方法としては
ストローや自分で息を吹きかけるのも
変わった動きが出るので楽しかったです!
◆もっとこうすればよかった…◆
・スポイト選び
注射器型だと先端が小さくて、
出る一滴が少なかったので
インクが一気に広がる感じが出せなかったです。
・概念に囚われてしまった…
インク➤アルコールの順番だと思い込んでしまい
アルコール➤インクでも綺麗に広がることに
気付くのが遅すぎました。
どんなやり方でも、気になったら
試してみていいんだなと。
※アルコールを使うものなので危険な方法はやめてくださいね!
3.アレンジ作品を作ってみませんか?
飾ったら素敵ですよね!
他にも何かアレンジが出来ればと思って
試してみたのがアクセサリーです。
こちらの写真のピアスも
「アルコールインクアート」を
アレンジして作りました。
-------使用するもの-------
・100円ショップで売っているプラ板
プラ板はプラスチックのプレートで、
これに絵を描いて
オーブントースターで熱を加えると
小さく縮まり固くて強い素材になります)
・アクセサリーパーツ(100円ショップで購入)
-------作り方-------
◆プラ板をお好みサイズにカットする
プラ板は自分の好きな形や大きさに出来るので
描く前に好きな形にカットして
パンチで穴をあけておきます。
◆片面にアルコールインクアートで絵を描きます
◆オーブントースターで加熱後冷めないうちに
厚い本なので挟んで平らに形を整える
◆アクセサリーパーツを取り付けて完成
-------
思った以上に小さくなるので絵柄も縮みます。
細かい柄よりも大きめの柄の方が
映えて綺麗にできますよ!
最近は玄関の一角に
我が家のアートギャラリーとして飾っています。
毎日、ふと目にするところに
カラフルなものがあると気分が上がりますね
もっと上手に描けるようになりたいな…と刺激も受けます!笑
4.まとめ
「アルコールインクアート」が
簡単にできるアートいうこと、
そして
世界に一つだけの作品になるということが
お分かり頂けたかと思います。 「アルコールインクアート」の魅力を知って頂けると、
とても嬉しいです!
初めての挑戦でも失敗なんかないんですよね。
全部、全部アートです。
「アルコールインクアート」には
ヒーリング効果もあるそうなんですが
わたしも描いている最中は集中しているのか
あっという間に時間が経ってしまいます。
何かに夢中になれる時間っていいですよね!
みなさんも是非「アルコールインクアート」
試してみてはいかがでしょうか?