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ファーストレディ・岸田裕子さんインタビュー②/広島の皆さんへメッセージ
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岸田文雄内閣総理大臣を支える、日本のファーストレディとなられた岸田裕子さん。
特集「パート①」では、ファーストレディの心境などを伺いました。
今回は、広島出身の総理大臣、そして総理夫人として、平和を伝えることや、ファッション・美容・得意料理にいたるまでご紹介します。
▼この記事を読んで分かること
◎広島出身の総理夫人として平和を伝えたい。
◎ファーストレディのファッションと美容とは?
◎岸田家で人気のメニューと得意料理について。
この記事を読めば、日本のファーストレディ・岸田裕子さんについてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 平和を伝えるということ
2022年5月23日 東京で、岸田文雄総理大臣とバイデン米大統領が、日米首脳会談を行いました。
「核兵器のない世界」に向けて、ともに取り組むことも発表。
8月1日には岸田総理が、ニューヨークの国連本部にて、核拡散防止条約(NPT)再検討会議に、日本の総理大臣として初めて出席し、英語で演説をされました。
核兵器禁止条約の発効から1年が経過。
広島に住む私たちにとって、平和について考えることは意義あることだと考えます。
『核兵器のない世界へ 勇気ある平和国家の志』 岸田文雄著 日経BP
広島と平和について
●岸田文雄内閣総理大臣は、広島出身の総理大臣です。岸田裕子さんは外相夫人も経験されました。
「平和」に関する想いなどをお聞かせくださいますか?(ライター:山田)
岸田裕子さん(以下、裕子さん):「核兵器のない世界に向けて、一歩でも二歩でも前進してほしいです。
唯一の被爆国、被爆地広島出身として、戦争の悲惨さや、核の恐ろしさを世界中の多くの人に伝えていくこと、知ってもらうことは大切だと思います。
両親からも、疎開していた時のこと、戦時中のこと、子どもなりにいろんな経験したことを、私も聞くことができました。
でも、だんだんそういうこともみなさん高齢化して、月日が経っていくにつれて、戦争を直に体験した人は減ってきました。
そういう中でなんとかして『次の世代にも戦争の恐ろしさを伝えていくこと』が、これからまた戦争をおこさないことにつながっていくと思います。
記憶が風化していく中、次世代に伝えるための工夫も必要だと思いますし、実際、そういう活動に力を注いでいらっしゃる方もおられます。
広島の原爆資料館に世界各国の首脳や、リーダーたちが訪れてくれたらいいですよね。
G7外相会合・広島の時も、外相夫人方にも原爆資料館を直に見ていただいて、その時に被爆証言者の方のお話も実際に聞いてもらうことができました。
どの夫人方も真剣な表情で資料館を回り、証言者の話に耳を傾けてくださいました。」
G7外相会合の時には、外相夫人の皆様が、私達の母校(広島女学院中学校・高等学校)も訪問され、生徒たちが「平和学習」の成果を発表。
岸田裕子さんも筆者も、キリスト教主義学校で学ぶにあたり、「平和の実現」と「隣人愛」を大切に教えられました。
このインタビュー後、ロシアによるウクライナへの侵攻が起こりました。
また、エマニュエル駐日米国大使夫妻の広島訪問時には、岸田総理大臣夫妻が親睦を深められました。
これからも日本のファーストレディとして、さらに「平和への実現」を世界に発信されると期待します。
2. ファッションや美容について
心がけていることとは?
「広島で働く女性の皆さんへ」ということで、気になるファッションや美容についても質問してみました。
―― いつもファッショナブルな岸田裕子さんですが、ファッションや美容には何を心がけておられますか?(山田)
裕子さん:「日頃のお手入れでしょうか?(笑い)
若い時はまだいいですけれど、だんだん年齢を重ねてくると、日頃のお手入れは大事だなって思います。」
―― 何か心がけていらっしゃいますか?(山田)
裕子さん:「乾燥しないように、部屋には加湿器をつけて、紫外線対策も怠りません。
エステも最近はいきますよ。エステもこの年齢になったら必要ですよね?(笑い)」
総理もヘアケアをしています
―― 以前、ヘッドマッサージのお話をしましたね。(山田)
裕子さん:「マッサージをしてもらったら気持ちいいですよね。
それに頭皮マッサージは、頭皮にもいいと聞いたので。
いろんなことを考えていてたら頭皮が硬くなったりしています。やっぱりマッサージは大事。
主人もマッサージはやっていますよ。(笑い)」
―― 総理も自宅でマッサージをされているのですね。
裕子さんはいつも 広島の美容院に行かれるのですか?(山田)
裕子さん:「広島の美容院です。」
自分に似合うものを
―― ファッションもいつも素敵でいらっしゃいますが、何かこだわりはございますか?(山田)
裕子さん:「ほとんど広島で買います。広島のほうが落ち着いて買い物できるので。」
―― どちらで購入されていますか?(山田)
裕子さん:「デパートが多いですね。お気に入りのブランドは、いくつかありますけれど、いろいろです。
私は明るい色の方が似合うと思っています。
ファッションは、あまり華美になりすぎず、流行を追いすぎず、常に『自分に似合うものは何かな?』って考えて選んでいます。今日は赤ですけれど。」
―― わかります。似合うものを着ていらっしゃいますね。今日もとても素敵でいらっしゃいますね。(山田)
岸田裕子さんと、筆者は、同じ広島女学院中学校・高等学校の同窓生です。
母校同窓会のお役目をご一緒に務めていることから、筆者は様々な場面で、裕子さんのファッションを拝見してきました。
―― 以前に、お母様の形見の着物を着ていらしたのが素敵でした。(山田)
裕子さん:「あの時は勇気をもって着物を着ていったの。」
エレガントな裕子さんは、ファッションセンスも抜群です。
ファッションだけでなく、上品な物腰。謙虚で、いつも一歩下がって総理を支えておられる姿に頭が下がります。
3. 得意なお料理は?
お母さんの味
岸田裕子さんは3人のお子様を、広島で育てられました。
しかも、お一人で育てられていたのを筆者は知っています。
「素敵な母親像」を目の当たりにしてきました。
●お料理の上手な岸田裕子さんですが、「お好み焼き」のほかに、ご家族に好評で、よく作られるお料理は何ですか?
裕子さん:「ナスカレーと豚汁です。」
――ポイントは?(山田)
裕子さん:「ナスと合い挽きミンチ、味噌とカレー粉と豆板醤を使います。ピリ辛で。
ナスカレーだと、用意するものはナスとミンチだけで美味しくできます。
ナスも皮をむかずに切るだけですぐにできます。
だから、子ども達がまだ学生の頃に、私が留守をする時に、夕飯にササッと作っておいていた「お母さんの味」?
「留守番の味」かもしれないけれど。(笑い)
簡単に作れて美味しいですよ。
あと、よくリクエストをもらうのは豚汁。
いろんな材料をいれます。
野菜も沢山とってほしいので、冷蔵庫にあるものを使って、いろんな野菜もいれて。」
昨年9月の自民党総裁選で、岸田総理が勝利を収めた日の夕食にも、お好み焼きを作られた裕子さん。
裕子さん:「あの日以来、まだお好み焼きは作っていないので、これからつくります。」
その気品あふれる笑顔からは、いつも総理やご家族の健康を考えつつ料理をつくり、支えておられる姿を感じられました。
4.まとめ
2回にわたり、岸田裕子さんの貴重なお話をご紹介しました。
明るい笑顔とユーモアを交えながら、和やかな雰囲気でインタビューの時間を得られましたことを、心から感謝します。
2023年5月には、「G7サミット」が広島で開催されます。
広島に住む私たちも、期待がふくらみますね。
岸田総理とともにファーストレディ・岸田裕子さんが、日本の輝く未来に、世界へ、さらに飛躍されることをお祈りします。
岸田 裕子(Yuko Kishida)/プロフィール
広島県三次市出身。
広島女学院中学校・高等学校卒業。
東京女子大学文理学部日本文学科卒業後、マツダ株式会社入社。役員秘書を務める。
1988年 結婚。3人の息子の母。
2021年 第100代・第101代 内閣総理大臣 岸田文雄氏の妻。
現在の日本のファーストレディ。