就労継続支援B型事業所『こもれび』潜入レポート!@広島市東区戸坂

この記事は2025年6月26日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
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『利用者は”家族”のような存在なんです。』

そう語ってくださったのは、広島市東区戸坂にある就労継続支援B型事業所「こもれび」の代表、原田さん。
障がいや年齢に関係なく、利用者が自分らしく働きながら日々を過ごすこの場所。

地域の子ども食堂やボランティアとの関わりを通じて、認知度も高まりつつあります。
あたたかく、前向きな空気が流れる「こもれび」の日常を知るべく、早速取材に行ってきました!

▼この記事を読んで分かること
◎就労継続支援B型事業所ってどんなところ?
◎【こもれび】の特徴。
◎利用者さんのお仕事内容。

この記事を読めば「こもれび」について知ることができます♪

1.広島市東区戸坂にある就労継続支援B型事業所!


建物の横には、目を引く水色のキッチンカー。
ふわっと漂う美味しそうなコーヒーの香りに誘われて、つい足を止めたくなります。

中ではいったいどんなことが行われているのでしょうか?
ワクワクしながら、「こもれび」の中へお邪魔させてもらいました!

就労継続支援B型事業所って?

就労継続支援B型事業所は、障害のある方が働くことを通じて、自立や社会参加を目指すための福祉施設です。
一般的な企業での就労が難しい方でも、自分のペースで無理なく働ける環境を提供しています。

こもれび設立の思い

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代表理事 原田 美香さん
安心して通える場所を継続的に提供したいという強い思いから「こもれび」は設立されました。

代表にとって、利用者は支援の対象であると同時に、“家族のように大切な存在”。
その関係性を大切にしながら、誰もが無理なく自分のペースで働き、過ごせる環境づくりを続けています。

単なる就労支援にとどまらず、人とのつながりや信頼を土台にした“居場所”としての役割も担っているのが「こもれび」です。
「今よりもっと良い福祉を」との思いを胸に、地域の中で静かに歩みを進めています。

2.こもれびの特徴

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⚫︎一人ひとりに寄り添う支援体制
 利用者の障がいや体調、その日の様子に応じて仕事を調整。
「無理をさせないこと」「自分のペースで続けられること」を大切にしながら、安心して過ごせる日常を築いています。

⚫︎成果に応じた工賃支給
 「こもれび」では、時給制ではなく、作業した数に応じて工賃が支払われる制度を採用。
 障がいがあるからといって給料が低くていいわけがない!という代表の強い思いが伝わってきました。

⚫︎アットホームな雰囲気
 事業所内は家庭のようなあたたかさに包まれた空間になっています。
 職員の方と利用者の方の距離が近く、日々のちょっとした会話や笑顔が溢れる、居心地の良い場所です。

幅広いお仕事内容

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⚫︎小物作り・内職
 縫製などの小物作りや千羽鶴の解体

⚫︎包装・組み立て
 包装・組み立て・シール貼り、紙袋の底入れ、部品の合体

⚫︎廃食用油の回収
 天ぷらなど、料理で使用した廃食用油の回収
 油の不純物除去
実際にお邪魔した際にも皆さん和気藹々とした雰囲気の中でも、集中して作業をされていました!
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⚫︎農園での作業
 農地の整備
 野菜の生産計画

⚫︎農作物の収穫
 農産物の収穫、販売
 収穫した農産物は食材として使います
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⚫︎キッチンカーで販売
 コーヒーやアイスクリームの販売、売り子さん

⚫︎調理・メニュー開発
 メニュー開発、調理

⚫︎子ども食堂
⚫︎家事全般
 お掃除・片付け
 電球交換、お買い物、草むしり、いぬの散歩

⚫︎出向家事
 お墓参り、お墓掃除、お見舞い、話し相手

⚫︎施設外就労
 外部施設での作業・清掃

多様な利用者が在籍

「こもれび」には、特別支援学校を卒業した若い世代から、認知症のある高齢者、統合失調症や発達障がい、身体障がいのある方など、さまざまな背景をもつ利用者が通っています。
障がいの種類や程度、年齢もさまざまですが、それぞれの違いを尊重し合いながら、安心して過ごせる場所になっています。

利用のきっかけは、支援学校を通じての紹介や、相談支援員からの提案、すでに通っている利用者からの紹介など。
まずは見学や体験から始める方が多く、無理なくスタートできる環境が整えられています。

3.あたたかい居場所がたくさん!

「こもれび」は就労支援の場であると同時に、地域の中に”あたたかい居場所”を広げる活動にも力を入れています。
子どもも大人も、誰もが安心して立ち寄れる食の場や、繋がりを感じられる空間です!

へさかにこにこ子ども食堂

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へさかにこにこ子ども食堂は、子どもだけではなくいろんな世代の方に来てもらい、交流の場になったらいいなという思いから開催されています。
一回の食事は50人前ほど。
どなたでも行けちゃいます♪

7月も開催決定!!
7月12日(土) 11:30~14:00
場所 広島市東区戸坂桜上町5-4-16
7月26日(土) 11:30~14:00
場所 広島市東区戸坂千足二丁目6-15



定員について                お問い合わせ
お待ちいただくことがあります。        TEL 082-220-0551(中村)
                       TEL 080-6309-6903(原田)
予約について                主催
ご予約いただけたら嬉しいです。        へさかにこにこ子ども食堂

みんなのたまり場 さくら食堂

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「こもれび」のお昼ご飯はさくら食堂!

農園で収穫した新鮮なお野菜をふんだんに使った手作りランチです♪
調理を担当するシェフが毎日違うメニューを考案して、栄養バランスの取れたあたたかいご飯を提供しています。

誰でも利用できるあたたかい地域の食堂です。

《一般 500円、利用者特価 400円》

こもれびCafe

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事業所の横にある水色の可愛いキッチンカー。

こもれびCafeでは、コーヒー、ソフトクリーム、ホットサンドが楽しめます!
毎週月曜日と水曜日にオープンされ、ソフトクリームは平日いつでも食べれるそうですよ。

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西区の蛇舞珈亭で修行をされた、「こもれび」でしか飲めないこのコーヒー。
豆にも淹れ方にもこだわりが!
浅煎りと深煎りが選べ、私は浅煎りをいただきました。
注文してから一杯ずつ丁寧に淹れてくださいます。
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浅煎りならではのすっきりとした酸味とやさしい香りが印象的で、ごくごく飲める軽やかさがありました。
飲み終わった後にもふんわりと余韻が残る一杯です。

地域の福祉事業所でこんな本格的なコーヒーに出会えるとは、驚きでした。
皆さんもぜひふらりと立ち寄ってみてください♪

4.まとめ

就労継続支援B型事業所「こもれび」は、単なる”働く場所”ではなく、人と人が繋がり安心して過ごせる居場所でした。
利用者一人一人の特性や体調に合わせた丁寧な支援、成果に応じた工賃の仕組み、そしてアットホームな雰囲気。
「できることを、できるかたちで」という思いが、利用者にも地域の方にもやさしく伝わってきます。
子ども食堂やカフェなど、福祉の枠を超えた取り組みも、こもれびの大きな魅力です。
これからもたくさんの人に知っていってほしい場所です。
名称
就労継続支援B型事業所こもれび
住所
広島市東区戸坂千足二丁目6-15
TEL
082-220-0551
ホームページ
就労継続支援B型事業所こもれび
(担当ライター:編集部)