栽培法は?広島に教室!?バラ好き女性必読「わたしのバラ日記」④

この記事は2021年6月7日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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「わたしのバラ日記」③からの続きです。

ついに「ピエール ドゥ ロンサール」は咲くのか?

先生のアドバイスそっちのけで、欲しいあまり購入してしまった「ピエール ドゥ ロンサール」の、「中苗」680円。
Baraya 雅美先生のアドバイスのおかげで、何とかつぼみが付くまでこぎつけました。

わが家の他のバラたちは次々に花を咲かせているというのに、期待度10000パーセントのピエールだけはのんびり…。

初花、もうすぐ咲く?

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5月17日の様子

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5月19日の様子


「もうすぐ開花?」が感じられたのは5月17日頃のことでした。

きゃーっ、美しい!!!
さっそく先生に報告!
あのとき買った小さな苗が、初の花を付けるなんて感激です!!
つぼみまでは超スローだったものの、開花する気になると早い。
刻一刻と開いていくような(気がする)。
美しい!!

庭でバラを世話していると、ご近所さんが話し掛けてくれる。
「今年も咲いたね」
「写真撮ってもいい?」
「バラ教室ってあるの?どこで?」
バラを介して話題が広がってうれしい。

5月20日は「ピエール ドゥ ロンサール」記念日

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わたしの独断と偏見の「開花宣言」。
5月20日に、「ピエール ドゥ ロンサール」、ついに咲きました!!
バラは花を付けるために精一杯の力を振り絞っているので、近くについていたつぼみは今年は見送り。
来年はきっともっとたくさんの花を付けてくれるでしょう。
株に負担をかけないよう、さっそく切って家の中へ♪
 

さて、花が終わったあとはどうすればいいのか。
Baraya雅美先生からワンポイントアドバイス。

花が終わったら、「大苗」でもりもり葉がある元気なバラは、深く切り戻して風通しを良くします。
「中苗」は光合成をして樹を作ることを1番に考えて浅く切り戻し、葉を1枚でも多く残しましょう♪
ん~…【わたしのバラ日記】読者様だけにひ♡み♡つのポイントをお伝えしましょうか(笑)
花は、花芯が黒くなってきたら切り時です。
いつ切ればいいか迷ったら花芯を見よ♪です。

バラを介して広がるすてきなご縁


「ピエール ドゥ ロンサール」が咲いた頃から、バラを通じてすてきなご縁をたくさんいただくようになりました。

まずはこちら。
郊外のパン屋さんに出掛けたときに見つけた、見事なバラのアーチ。
店主のお母さまが大切に育てておられ、来年は誘引して壁に這わせるのだとやる気満々。
「そんなにバラが好きなら切ってあげる」
「挿し木した苗もあげるけえ、持って帰り」
きゃーー!!
ありがとうございます!

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仕事で田舎道を走っていたら、バラ園を発見!!
管理人さんらしき人がお世話をしておられるではないですかっ。
興奮気味に車を停めて声を掛けると、快く園内を見せてくださった。
いつも午後は数人で世話をしているのだとか。
園内には約200本のバラが植えてあり、一年中世話をしているのだそう。


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後日お礼状を書くと、オーナー様から丁寧なお返事が届きました。
「バラは私の人生を楽しくしてくれ、たくさんの花友ができました」
「また、いつでも来てください」
お人柄を表すような達筆で、便箋もお花柄。
花の時期だけでなく、葉だけのときも、ほとんど変化がない冬も、どんなときも愛情を持って、通年お世話をするバラ愛好家たち。
花が咲き、人が注目するのはほんの一時期だけだけれど、その晴れ舞台のためにみんな手を動かしているんだな…。
またこちらのバラ園に足を運んでみよう。


Baraya雅美先生宅のバラ園も一時期オープンガーデンをされており、張り切って見学に行ってきました。
こちらでは約100本の大小のバラが植えてあり、大変勉強になります。
壁を覆うバラや、玄関を華やかにするバラ、低い場所でもりもり咲くバラ、主役のバラ…。バラを植える場所や品種、適した役割がそれぞれにあるのだなと痛感します。
こういうお手本を見るのも大切…。
しかし、初心者のわたしは「きれーい」「これ植えたい」「これ何ていう名前ですか」の3つを繰り返しておりました。

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雅美先生の庭に咲く「ルージュピエール ドゥ ロンサール」
スカートの柄もバラかしら♡

バラバラ言っていたら「いつでも見に来ていいよ」と言っていただき、バラを出荷されているハウスへお邪魔することもできました。
ありがたや!
無数のバラが咲き誇る中、オーナーさまが見せてくださったのが、栽培が難しく、今では珍しい茶色系のバラ「ブラックティー」!

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バラを育てるようになって、バラを通じて、いろんなご縁をいただきました。
あれ、これって…。
まさにBaraya雅美先生のモットー、「バラ好きさんを増やしたい」「バラでみんなを笑顔にしたい」そのものじゃありませんか。
わたしはバラを育てながら、すてきなご縁も広げていっているのだと実感しています。


「次は黄色の大輪のバラが植えたいんです、先生!」
わたしの「バラ初心者ドタバタバラライフ」はまだまだ続きます。
バラ好きさんはぜひこちらもチェック!
@BARAYA.2014

おしまい
(担当ライター:門田聖子