高藤 まりこさん
●ゆえん合同会社 代表
■プロフィール／広島市出身。10代を卓球に打ち込み、大学ではスポーツ栄養学を専攻。その道を志すも、とあるきっかけから上京し、数年の芸能活動を行う。25歳でリノベーション会社大手へ就職。コンサルとして東日本エリアのトップセールスに。その後、中堅M&A仲介会社のインサイドセールス部リーダー、スタートアップ企業のアドバイザー兼取締役などを経て、2022年「ゆえん合同会社」を設立。2023年には本社を東京から故郷である広島に移転。多忙な日々の中でも、ヨガをしたりアロマテラピーなど、興味があること新しいことに邁進中。
【Instagram】 @mariko_takafuji
外注感の無いワンチームをモットーに
クライアントごとの課題を解決！
祖父、父、兄が経営者。こうした環境で育ち、漠然と「自分もいつかは起業を」と考えていたと振り返る高藤さん。では何をビジネスにするか…そのためにもまずは興味がある仕事に全力で打ち込んだ20代。コンサルティングやインサイドセールスの手法、スタートアップのノウハウを学び、２０２２年、自社の設立に至りました。
高藤さんの会社が行うのは、マーケティング・SNS運用・インサイドセールス・営業をクライアントに合わせてオーダーメイドで提案する営業の総合支援事業。これまでに培った知識や経験を駆使して、企業ごとに異なる課題を解決に導いていきます。また、採用支援やバックオフィス（人事・経理等）のアウトソースを担うBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）サービスも事業の柱。企業規模を問わず、不足するリソースへ結果重視の支援を行っています。とはいえ「起業時はここまで多くのことを行う会社ではなかった」と高藤さん。例えば売上アップのためにはインサイドセールスのみ支援しても課題が解決しない場合も多く、その周辺業務も構築していった結果、今のような形になったと話します。モットーは“外注感を無くす”こと。一緒にやるからにはクライアントとワンチームで課題に向き合います。こうした熱意や姿勢が実を結び、本社機能を広島に移転した時にはゼロだった県内の案件も、半年後には全体の約７割を占めるほどに。
そんな彼女が情熱を注ぐのが“女性が活躍する社会”づくり。きっかけはリノベ大手の勤務時代。トップセールスの先輩女性が仕事を続けるか子育てのために辞めるかを悩んでいる姿に、強烈な違和感を覚えたそう。「私はそれを解決したい。ライフステージによって制約がある女性も、柔軟に働け輝ける会社を作りたい」。この思いが、高藤さんを突き動かしています。「女性が活躍することでどんなに多くのメリットが生まれるか。それが広く伝わるよう働きかけをしていきたいし、そのための事例も作っていきたいと思います。目先の目標は、女性が活躍するスタートアップ企業として中四国Ｎｏ.１になることです」。自社ではすでに、そのための制度案をスタッフ間で話し合うなど、具体性と実行性に溢れる高藤さん。さらに今秋には、地元企業とコラボした新事業が動き出し、将来的にはホールディングス化も構想中。経営者としての苦労もやりがいも味わいながら、仕事全てを「面白い」と語る笑顔が印象的です。
バッグ
（MICHAEL KORS）
シンプルなデザインと機能性の高さがビジネスシーンで人気のブランド。どんな服装にも合い、「ちゃんとしてる感」が出る真っ白な色がなんといってもお気に入り。マチがしっかりしていて収納力もバツグン。
香水
（AUX PARADIS）
産地の分かる天然香料にこだわった香水は、清潔感溢れるパウダリーな香りが特徴。トップノートは、マンダリン、ベルガモット。この爽やかさが大好きなのだと高藤さん。
PC用メガネ
（JINS）
クラシカルなデザインのブルーライトカットメガネ。自然な見た目で馴染みやすく、様々なシーンで愛用できます。これをかけると「やるぞ！」と仕事スイッチが入るそう。
スマートリング
（SOXAI RING）
健康データを取得・分析してくれるコンディション管理用スマートリング。手首よりも脈波信号の強い指にはめることで、スマートウォッチよりも簡単・正確に体調を知ることができます。
名刺入れ
（GUCCI）
まろやかな色が上品な名刺入れは、グッチのアイコンがアクセント。大手リノベ会社在籍時から愛用しているという、高藤さんに欠かせないビジネスアイテムです。
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