働く女性の本音_vol.122_岡本 愛衣さん
岡本 愛衣さん
●広島ホームテレビ アナウンサー
■プロフィール/愛知県みよし市出身。(自主マスコミ講座がある)法政大学法学部政治学科卒業、2023年広島ホームテレビ入社。現在の担当は「ひろしま深掘りライブ フロントドア」、「ピタニュー」(「あいまい」「勝ちグセ」「ピタワード」などのコーナー)、「KICK OFF! HIROSHIMA」など。また、2024年5月からは「ワタシ、〇〇アナです。」もスタート。姉も元山梨放送のアナウンサー(現フリー)。本人曰くかなりのインドア派で、休日は家でつまみ細工や地元愛知発祥の己書に勤しむ。美容健康の秘訣は、夏でもしっかり湯船に浸かることと、とにかく眠ること。
【Instagram】 @ai.okamoto_home
視聴者の方々と距離をもっと近づけて
有事にも耳を傾けてもらえるように
おばあちゃん子でテレビっ子。祖母とテレビを観る時間が大好きだった岡本さん。時に何年経っても覚えているような言葉や情報が届くテレビ、今度は自分から心に残る時間を届けたいとアナウンサーに。姉・桃香さんもアナウンサー。雲の上の存在だと思っていた職業に身内が就いたことで、憧れは目標になりました。ちなみに、今でもニュース映像を送って先輩アナである姉から辛口アドバイスをもらうなど、大の仲良し姉妹です。
社会人になるまでスポーツを観てこなかったと本人談。だからこそ、真っ白な状態で広島に来て、赤や紫、朱色に染まっていけたと話します。「広島の人にとってのスポーツ…その楽しみや存在の大きさを知れば知るほど、広島でスポーツを伝えたいという思いが強くなります」。都会でもあり自然も豊かな広島が大好き。特に「ピタニュー」のコーナー「ググッと。瀬戸内」では自ら行きたい場所にアポ取りするので、毎回新鮮な感動を味わっているそう。
勉強家としての一面もある岡本さん。例えば他局のスポーツコーナーを見て、アナウンサーのワードセンスを学び、SNSをチェックして他局アナのナレーションの細かい抑揚をメモ。また共演するロザンの二人をはじめ、東京で活躍するタレントからは、頭の回転の速さや相手を輝かせる言葉選びを勉強中。「インプットの方が多すぎて、自分のものにするにはまだまだですけどね」と笑います。
そんな彼女が入社1年も経たずに経験したのが、ANN取材団としての能登半島地震の取材。地震発生から1ヶ月。特に被害の大きかった輪島で、家族を亡くした被災者の方の声を聞きました。「1ヶ月経っていようと、ご家族を亡くした悲しみは少しも薄れることはありません。それでも、“能登の地震を忘れてほしくないから報道してほしい”と、辛い中でも答えてくださる被災者の方に、メディアとしてではなく心をもった一人の人間として向き合いたいと強く思いました。そして、こうした現実を伝える報道機関の責任も感じた日々でした」。このような辛い思いを誰もしなくて済むように、有事の際に耳を傾けてもらえるアナウンサーになる…今の彼女の目標です。だからこそ、ロケでもスポーツ取材でも広島の人と多くの喜怒哀楽を共有し、視聴者の皆さんとの距離がもっと近づくように、日々を全力で走っています。
バッグ
(ROPÉ PICNIC)
荷物が多い岡本さん。しっかりとしたマチ幅に加え、内側に仕切りチャックがあるため使い勝手良し。またシンプルなデザインとベージュカラーで、色々な服に合わせやすいのも高ポイント。
キューピーコーワヒーリング錠
(興和株式会社)
疲労の回復・予防効果が期待される医薬部外品。姉のススメで愛用しはじめ、特に疲れている日は欠かさないという。
巾着袋
(プレゼント品)
ボリスがキュートな巾着袋は、月1で会うくらい仲良しな広島テレビ・井上沙恵アナからのプレゼント。メイク直しを入れて持ち歩いています。
ペンケース&キーケース
(IL BISONTE)
良質な牛革を職人がハンドメイドで制作する伊ブランド。ビビッドピンクが好きだという岡本さん。この色のアイテムはついつい集めてしまうそう。
キーホルダー
(プレゼント品)
同期の野村舞アナからの韓国みやげ。行方不明になりがち(?)な社員証につけています。瀬賀凜太郎アナと同期3人お揃いのアイテムです。