働く女性の本音_vol.145_佐伯 裕子さん

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佐伯 裕子さん
●株式会社佐伯生花/専務取締役


■プロフィール/広島女学院中学校・高等学校卒業。
エリザベト音楽大学 器楽科ピアノコース卒業。
株式会社佐伯生花専務取締役。
家族葬すいれん 株式会社吉将コーポレーション専務取締役。
【Instagram】@saikiseika.flower




花と寄り添う暮らしが映す、
心の奥のやわらかな光。


花の世界へ踏み出した
最初の一歩


佐伯さんが花の仕事を始めたのは、結婚を機に夫の家業を手伝うようになったことがきっかけです。もともとは子どもたちにピアノを教えていましたが、自身の子どもが小学生になった頃から花の事業に関わるようになりました。最初から順風満帆だったわけではありませんが、気づけば花とともに歩む日々が生活の一部になっていきました。仕事の喜びは、お客様が喜んでくださる瞬間です。「センスが良い」と紹介が広がることや、「良い花屋を探していた」と言われる時、ご縁がつながっていく実感が大きな励みになっています。一方で、努力しても成果が出ない時や、イベントで思うような結果が得られない時には心が折れそうになることもあります。それでも前に進もうと思えるのは、花の仕事が自分の人生に深く根づいているからだと感じているそうです。


つながりが育てる強さ


それでも仕事を続けてこられたのは、落ち込んでいる時でもふと光が差す出来事が起こり、ご縁の力を感じられる瞬間があるからだといいます。以前は「もっともっと」と成果を追い求める気持ちが強かったそうですが、今は利害を超えた人とのつながりの豊かさを大切にするようになりました。商売がきっかけで知り合った人でも、その後の関係性が深まり、そこから新しい人脈が広がっていくことに価値を感じています。

まだ理想の働き方にはたどり着いていませんが、注文が増え、積み重ねてきた努力が形になると「やってきてよかった」と思えるそうです。社員がしっかり休める環境を整えたいという願いもあり、無理なく働ける環境づくりにも気を配っています。

忙しい中でも料理だけは譲らず、惣菜で済ませず自分で作ること、そしてきちんと夕食を食べることを大切にしています。仕事とプライベートのバランスが崩れた時には、神戸へドライフラワーを習いに行く一泊の旅で心を整えているそうです。考えても答えが出ない時には、そこに立ち止まらず「次へ進む」と気持ちを切り替えるようにしていると話します。

「努力は裏切らない」と信じ、上手くいかない日々の中にも成長の種があると語る佐伯さん。新しい場所に移って半年、これまでとは違う仕組みに挑戦するその姿勢は変わりません。働く女性としての本音と強さが、静かに息づいています。


● 編集部より
花の美しさだけでなく、その奥にある人とのつながりを大切にされている佐伯さん。穏やかな言葉の中に、仕事への強い想いが感じられる取材でした。



Question!

《 もし、20代の自分に戻れるなら伝えたいことは? 》


やりたいことにはチャレンジするべき。 やらないで後悔するよりも、その時にやりたいと思ったことは、失敗しても成功しても、若い時はなんでもやるべき!ダメならダメで次があるし。経験が肥やしになるはず。



\ ここからが本音 /

♥ 働き女子に10の質問 ♥

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Q1. このままでいいのかな、と思った瞬間は?

いつか自分が退く時があるのだと意識した時。

Q2. 仕事を続ける理由は?

お客様があるからです。

Q3. 働く私が大切にしている「これだけは譲れない」ことは?

自分で料理を作ること。

Q4. うまくいかない日の心の立て直し方は?

とことん落ちこみます。底までいったら上がるしかないので。

Q5. 最近ハマっていることは?

アヤコタナカ先生に、ドライフラワーを習っていることです。

Q6. 最近のリフレッシュ法は?

神戸へ行くこと。
(神戸で、アヤコタナカ先生のドライフラワー教室に参加しています。)

Q7. 座右の銘は?

『為せば成る為さねば成らぬ何事も』

Q8. 最近、心が動いた出来事は?

今年、新卒の新入社員が入社し、とても嬉しかったです。
初々しい姿をみて、心が洗われました。

Q9. 何気ないけれど、一番幸せな時間は?

自宅で主人とワインを飲んでいる時。
そして、テレビを見ている時です。

Q10. 10年後は何をしている?

一線を退き、生花とドライフラワーの教室を大きくしていきたいです。
そこで新しいご縁ができるのを楽しみにしています。