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巻頭特集>資産&教育資金を増やす!貯める!貯金は大事だけど、“運用”はもっと大事!
資産&教育資金を増やす!貯める!貯金は大事だけど、“運用”はもっと大事!
「たいした買い物もしていないのに
全然お金が貯まらない」という女性に向けて、
「お金の上手な管理方法」や「教育資金の貯め方」をはじめ、
“お金の増える”にまつわる基本を教えます。
元数学教師のお金のプロが実生活に取り入れやすい提案。
さらに初心者女性でも始めやすい
積立式の投資信託について解説します。
Q:どうすれば、お金は増えるの?貯まるの?
まずは支出を見直して〝先取り貯金〟を
「お金を増やす」ためには、おもに【収入を増やす】【支出を減らす】【いまあるお金を運用する】という考え方ができると思います。このうち【収入を増やす】については、個人の努力ではなかなか難しいですよね。では、【支出を減らす】についてはどうでしょう。生活費の中でも固定費と呼ばれる項目については、見直してみることで支出を抑えることができるかもしれません。例えば携帯料金。契約会社やプランを変える(見直す)と、今と同じように携帯は使えるのに、携帯料金だけがグッと下がる可能性があります。実際、私も月々の携帯料金がかなり安くなりましたし、生活に特別な支障もありません。ここで大切なのは、生活レベルを変える必要はないということです。生活費を切り詰めてしまっては楽しくありません。あくまで日々の暮らしを楽しみながら、無理のない部分で支出を見直してみましょう。支出が減ることは、収入が増えることと同じです。そして、余力ができたお金で、ぜひ【資産運用】や【先取り貯金】にトライしてみてください。
また近年、学校現場でも金融リテラシー教育が注目を浴び、その拡大が予想されます。これまでお金について勉強してこなかった世代も、自助努力が必要になってきます。これは、待っていれば誰かが教えてくれるものではありませんから、お金について学び、自分が持っている選択肢について知ることも大切な心構えだと思います。
★お金を増やすための考え方
Q:貯金よりも投資なの?
目的、期間、収入等によって異なります
ライフプランから考えるのが◎
【貯金】がいいのか【投資】がいいのか、これはお金を増やす目的やゴールまでの期間、収入などによって人それぞれです。
教育資金を例にとってみます。教育資金として、万が一のことを考えて【学資保険】に加入されている方は多いと思います。ただ、これは返戻率に魅力がないため、最近では【つみたてNISA】を活用される方も増えています。とはいえ、こちらも元本保証ではないため、「教育資金は失敗できないから【現金(貯金)】」という考え方もあるでしょう。他にも、ある程度リスクもありながらリターンを期待する【変額保険】もあります。このように、教育資金だけでも様々な選択肢があり、どの方法がベストかは人それぞれなのです。ただ、同じ山を登るにも時間がある方がラクに登れます。お子さんが大学に進学する場合も考慮して、どの方法で貯めるかは早めに決めた方がいいでしょう。
話を【貯金】か【投資】かに戻します。ある程度の貯金がないと、ライフイベントなど何かあった時に対応ができません。ですからお金に余力がない方は、まず貯金が必要だと思います。一方、すべての資産を貯金している方は、資産運用を検討する余地があると思います。土台には現金(貯金)があり、余剰資金を運用に回す、という考え方です。そして、これらをわかりやすく把握するため、また資産運用の準備段階として大切なのがライフプランニングです。まずはご自身のライフプランを作成・見直ししてみてください。複雑であればプロに相談してみるのもいいと思います。
★投資と貯蓄の使い分け
Q:資産運用って?
中長期的にお金を育てていくことです
支出を見直し、ライフプランニングができたなら【資産運用】のスタートです。平均寿命が伸び続け多くの課題を抱えるこれからの日本では、税金、年金、医療費など社会制度も大きく様変わりすることが考えられます。そのためすでに資産運用を始めている方も多いですが、自分がしている【NISA】や【iDeCo】の運用益を知らない方も意外といらっしゃいます。また、「投資」=ギャンブルという認識の方もいますが、それは「投機」であり、投資とは異なります。投資には「ルール」があります。この「ルール」を守り長い目で育てていくことで、リスクを下げながら少しずつお金を増やしていくものなのです。「お金が貯まらない」と悩んでいるあなたもコツコツお金に〝働いてもらう〟ことを意識してみませんか。
★資産運用のポイント
資産運用は長期戦だからこそ
アドバイスをもらえる人の存在が安心感
私は、母からの話がきっかけで、資産運用に興味を持ち始めました。最初こそお金が減るリスクを考えるとなかなか乗り気ではありませんでしたが、運用に詳しい方々から話を聞くことでメリットが大きいことも分かり、「運用してみよう!」と思いました。コロナ禍でお金の使い道をより慎重に考えるようになり、外出制限もあって普段考えることのなかった資産形成について時間を割いて向き合えるようになったのも大きいですね。現在は、「変額保険『ユニット・リンク』」と「つみたてNISA」の2つを行っています。始めたばかりなのでまだメリットは正直分からない部分もありますが、ただ、気になったり、分からなかったりしたらすぐに質問ができるアドバイザーがいるので安心感はありますね。お金を運用することのメリットもこれから見えてくるのではないでしょうか。今の段階では、資産運用をするにあたり難しいと感じるところも特にありません。「つみたてNISA」も「変額保険」も長期戦の運用なので、すぐにやめないようにすることがまずは今後の目標です。詳しい人から話を聞くと、すぐにやめてしまい、損をしている人も多いらしいので、そこは気をつけたいですね。また、支出を抑えるという点でも、携帯のプラン変更、仕事へのお弁当持参、スーパーでより安い商品を買うなど日々心がけています。
恩地 志乃さん
社会人4年目の26歳。独身。母親に勧められたのをきっかけに資産運用をスタート。最近、銀行に預けているだけよりも運用した方が将来的に自分のためになるのではないかと気付き始めた。お金は使うより貯める派。趣味は刺繍、読書、バレーボール、小物作り、スヌーピーのグッズ収集など。
私の銘柄選び
資産運用の初心者で、最初は銘柄の事がよく分からなかったので、運用レポートを見たり、銘柄の説明を聞いたりして、詳しい方からのオススメのものを選びました。
“こっそり教える♪” 投資デビューでここは欠かすな!
最初はわからないことも多いですが、だからこそ自分が納得するまで、まず初めにきちんと話は聞いておいた方がいいと思います。投資なので当然メリットだけじゃなく、デメリットも知っておくべきです。知らないまま進めると、後で何か起きた時にどうすればいいのか分からなくなるかもしれません。そうした意味では、気軽に相談できるプロ(専門家)が近くにいるのも安心感につながると思います。
知識があることで資産を増やせる、という経験は
これから何が起きても対処できる!という自信に
私の場合、夫の会社で企業型確定拠出年金を取り扱う事になり、どうも話を聞いてみると退職金にも関わることかも!と思ったのがきっかけで資産運用に興味を持つようになりました。現在は、「つみたてNISA」「iDeco(私)」「確定拠出年金(夫)」を運用しています。資産運用してみてよかった点は、投資の知識がついたこと。これは私の人生でも大きいものでした。専業主婦の時に投資をスタートしましたが、〝知識があることで資産を増やせる〟という体験は「これから何が起きても対処できるな」という気持ちになりました。一方、ただこれがいいと聞いたからこの銘柄にする!というだけでは何かが起きた時に対処できません。だからこそ、自分の中で理解でき、この銘柄を選ぶ〝根拠〟まで提示できるようになるには知識をしっかり学ぶ必要がありました。そこが最初は難しく感じていましたが、コロナ禍において銘柄が下がった際にも安心して見守る事ができたのは、こうした知識に基づいた根拠を提示できるまで学べたからだなと感じています。今後は、子どもの教育資金を投資でまかなえるようになることが目標です。子どもにも投資の知識を伝え、自分の世界を広げていってほしいし、コロナ収束後は、家族で毎年海外旅行に行けるようになりたいですね。
古川 まみさん
テレワーク転勤で広島に戻ってきた会社員。夫と小1の娘の3人暮らし。専業主婦の時に投資をスタートし、投資歴4年。メインの資産運用は投資信託。忙しい中でも銘柄選びさえよければ放置してもいいところがお気に入り。趣味は読書で、年間の読書数は200冊にも及ぶ。
私の銘柄選び
過去の流れを把握し、この銘柄は有事があった時でも回復しているのか、また回復している理由が提示できるものなのかという部分をチェックしながら選んでいます。
“こっそり教える♪” 投資デビューでここは欠かすな!
まずは100円からスタートすること。投資という言葉を聞くと、どうしても“一攫千金”のようなイメージがチラつくかもしれませんが、大事なのは自分の知識でコツコツと雪だるまのように資産を大きくしていく事だと思います。そのためには最初から一気に投資していくのではなく、自分が値動きに慣れるまでは毎月100円でもポイントでもいいので、資産運用を“体験してみる”事が大事だと考えます!
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