豊かに生活しようとすると多くの「モノ」に囲まれてしまう。
どうすればその「モノ」たちと快適に暮らせるの?
暮らしていれば汚れていくのは必然だけど、
どうすれば、家の中をきれいに保てるの?
こうした疑問を抱えている人はきっとたくさんいるはず。
今回は家の中を快適・きれいに整えるためのヒントをご紹介。
収納術からプロ推奨のおそうじ術、
快適に暮らすアイテムまでアイデア満載です!
収納のPOINT
●モノの量を調整しよう
自分が管理できるモノの量には限界があり、家の広さも決まっています。身の丈に合った量に調整しましょう。ちなみに、オシャレな人は意外と服を持っていません。これは、自分に似合う服がわかっているからだと思われます。
●「余白」を作ろう
食器も壁掛けの絵も、モノが多い中では良く見えません。片付けて余白を作ることで、モノの良さや高級感が引き立ちます。
●色の断捨離、文字の断捨離
ファッションも家の中も3色以内のコーディネートが基本です。その上で、面、高さ、素材などを揃えてみてください。また、ラベルのないアイテムを選ぶ、英字のアイテムを置くなど、文字を断捨離するとよりシンプルでオシャレに見えます。
●モノの住所を決めよう
いわゆる「割れ窓理論(※)」は家の中にも当てはまります。ちゃんとモノの住所を決め、「使ったら戻す」の基本さえ守れば、家の中が荒れ始めるのを防げます。
※割れた窓を放置していると他の窓も割られやすくなるという環境犯罪学の理論
リフォームのPOINT
●壁や扉の使い方がミソ!
住んでいても意外と気づきにくいのが壁や扉を活用したリフォームです。実は壁は動かせるものも多く、住む人に合わせて収納スペースを作り出すことができます。
●レイアウトを整理してみよう
キッチンもバスルームも、レイアウトを変えてみることでデッドスペースを無駄なく使える可能性があります。オープン棚を設置するなど、縦の意識も大切です。
リフォームのPOINT
●何をしまうかを明確にしよう
全てを隠して使いにくくなったり、収納だけが増えて生活空間が狭くなるのでは本末転倒。まずは、何をしまいたいのか、洋服なら夏物なのか冬物なのか、それがどんな丈なのかまでを掘り下げましょう。そうすることで新たな気づきがあるかもしれません。
●空間シェアの意識を持とう
限られたスペースを有効活用するなら、収納+椅子、収納+デスクといった機能的な「空間シェア」の意識が大切です。
お掃除のPOINT
●時間
汚れに洗剤をつけたらすぐに擦るのではなく、5〜10分ほど置いて、汚れをじっくりふやふやに浮かせてから擦りましょう。
●温度
洗浄する水は、冷たい水よりもお湯の方が汚れは落ちやすくなります。これは洗濯も同じです。適温は40℃くらいです。
●洗剤の濃度(量)
たくさん洗剤を使っても、ある程度までいくと汚れの落ち方は変わらなくなります。少なめから徐々に調節するのが経済的でもあります。まずは記載された用法用量を守りましょう。
●物理力
擦る力、洗濯で言えば回す力です。これを最初に発揮しようとする方がいらっしゃいますが、時間や温度、洗剤濃度を工夫し、物理力は最後に発揮するべき力です。
選ぶ時のPOINT
最近はネットである程度下調べをしてから来店される方も増えました。実際、ネットで画像と文字情報だけを見るよりは、リアル店舗で現物を見て、触って、場合によっては体験してみるのが「イメージと違った」「使い勝手が悪い」などを防ぐためにも一番手っ取り早い方法です。また、家族構成やライフスタイルは人それぞれなので、メーカーごとの機能の違いなどに悩んでいるなら、専門の知識を持ったプロのスタッフに相談してみるのが最適な家電への近道です。この時期需要が増えてくるのが除湿機や衣類乾燥機、エアコンなどですが、季節ものの家電はシーズン只中よりシーズン手前で買う方が混まずに買え、早めにお届けできるので◎。