快適に暮らす、きれいに過ごすための『3つのセオリー』

2022_06_3つのセオリー

豊かに生活しようとすると多くの「モノ」に囲まれてしまう。
どうすればその「モノ」たちと快適に暮らせるの?
暮らしていれば汚れていくのは必然だけど、
どうすれば、家の中をきれいに保てるの?
こうした疑問を抱えている人はきっとたくさんいるはず。
今回は家の中を快適・きれいに整えるためのヒントをご紹介。
収納術からプロ推奨のおそうじ術、
快適に暮らすアイテムまでアイデア満載です!


収納術 ①

収納術-1
本当にライフスタイルに合ったモノの数、量なのか
そこさえクリアしたらシンプル収納は完成したも同然!

整理収納は、片付けることそれ自体が目的ではなく、例えば「子どもが家の中で走り回れるようにしたい」「お気に入りのカップでコーヒーを楽しむ生活を送りたい」など、片付けた先にどういう暮らし方をしたいかを最初にイメージしておくことが最も大切です。
失敗例として多いのが、未来を思い描かずにただモノを移動させて満足してしまっているケースや、収納用品を揃えただけで満足してしまったケース。かく言う私も、いらないモノをまず捨てて残ったモノを収納してみてもうまくいかず、収納用品を揃えたりしても何かモヤっとした気持ちを抱き続けていたひとりです。そうして辿り着いた答えが、「一つひとつのモノに対して納得・満足できているか」ということ。いらないモノを間引いているのは、ただゴミを捨てているのと変わりません。逆に本当に今の自分のライフスタイルに合ったモノを持てているのか、この「モノと向き合う判断」さえしっかりできていれば、もう整理収納は完成したようなものです。
また、新しくモノを買うときは、「これ、あったら便利だよね」ではなく、「これ、ないと困るよね」でぜひ判断してください。家の中にちゃんと収納できるスペースが空いているかも買う前にちゃんと考えておきましょう。「安いから買っておこう」という買い方も整理収納の点で言えば危険です。シンプル収納を目指すなら、モノに遠慮は不要。今と未来の「あなた」のライフスタイルを何より重視してください。
いわゆる断捨離が中途半端だと、モノのリバウンドが起こりやすくなります。家の中を写真に撮って客観的に見たり、定期的にお客さんを呼んだりすることも、スッキリした家の状態を長続きさせるコツなので、実践してみてくださいね。


収納のPOINT

●モノの量を調整しよう
自分が管理できるモノの量には限界があり、家の広さも決まっています。身の丈に合った量に調整しましょう。ちなみに、オシャレな人は意外と服を持っていません。これは、自分に似合う服がわかっているからだと思われます。
●「余白」を作ろう
食器も壁掛けの絵も、モノが多い中では良く見えません。片付けて余白を作ることで、モノの良さや高級感が引き立ちます。
●色の断捨離、文字の断捨離
ファッションも家の中も3色以内のコーディネートが基本です。その上で、面、高さ、素材などを揃えてみてください。また、ラベルのないアイテムを選ぶ、英字のアイテムを置くなど、文字を断捨離するとよりシンプルでオシャレに見えます。
●モノの住所を決めよう
いわゆる「割れ窓理論(※)」は家の中にも当てはまります。ちゃんとモノの住所を決め、「使ったら戻す」の基本さえ守れば、家の中が荒れ始めるのを防げます。
※割れた窓を放置していると他の窓も割られやすくなるという環境犯罪学の理論


実践!シンプル収納術

シンプル収納術-1
STEP1
モノを全部出す

まずは全て出して、持っているモノとその量を把握しましょう。最初にここを曖昧にしてしまうと、その先にある理想の暮らしもブレてしまいます。


シンプル収納術-2
STEP2
「使う」「使わない」で
分ける


分け方の基準は「今」使っているか使っていないかです。「これまだ使えるから…」「これ高かったから…」という考えに振り回されないように。


シンプル収納術-3
STEP3
使うときのことを考えて
収納する


例えば「キッチンシンクの下には○○が入っているのが普通」という固定観念は捨てましょう。自分の動きを見直し、よく使うモノからよく使う場所に。またアクションを減らすことも大切。慶弔に係る祝儀・香典袋や筆ペン、黒ネクタイ、お弁当を作る箱や箸、おかずカップ、ピックなど、ひとつの仕事をする仲間たちを一箇所に集めてあげると収納がぐっとシンプルになります。


収納術 ②

収納術-2
壁面収納を上手に活用することで
収納力がぐんとアップ!

「ひとつひとつの収納が小さい」「まとまった収納がほしい」など、収納はリフォームの相談でも多い悩みです。そこでオススメなのが、天井から床までの空間をめいっぱい有効活用する「壁面収納」。扉や壁を含めてリフォームすることで、収納力アップを見込めます。「こんな場所にこんな壁面収納ができるの」と、住んでいても意外と気づきにくいですが、壁面収納を活用することで、住む人に合わせた収納スペースを作り出せます。左の例は、構造上取れない柱の位置などを考慮しながら、間仕切りだった壁を収納もできる壁付けテレビ用の壁にしたもの。リビングがスッキリし、凹凸を利用して壁の背面は寝室のアルコーブになっています。限られたスペースだからこそ、空間の活用が大切です。


収納術-2-1
▲和室と和室の間仕切りと押入れだった壁を、壁付けテレビの壁に造作。Wi-Fiルーターを収納できる棚を左右に設け、スピーカーのアンプなどは上に。配線も全て壁と天井に埋め込みました。さらに、収納スペースの凹凸を利用し、壁の背面の寝室では間接照明を入れたアルコーブに。空間の活用とインテリア性を両立させています。また、奥に見えるキッチンにもカップボードを造作しました。


収納術-2-2
【収納アイデア】
戸袋を薄型の収納スペースに


空調効率を考えて設置した扉の戸袋となる壁に薄型の収納スペースを造作。普段は目につきませんが、右側の扉を開けると掃除道具や日用品のストック置き場に便利な収納スペースが現れます。


リフォームのPOINT

●壁や扉の使い方がミソ!
住んでいても意外と気づきにくいのが壁や扉を活用したリフォームです。実は壁は動かせるものも多く、住む人に合わせて収納スペースを作り出すことができます。
●レイアウトを整理してみよう
キッチンもバスルームも、レイアウトを変えてみることでデッドスペースを無駄なく使える可能性があります。オープン棚を設置するなど、縦の意識も大切です。


収納術 ③

収納術-3
空間の質が上がるように「見せ」
視線に入らないように「隠す」

リフォームで収納力を改善するなら、間取り変更を行い収納力を根本からアップさせる方法がオススメです。例えば6畳を4.5畳に縮小しウォークインクローゼットを確保したり、部屋と部屋の間に両側から行き来できるウォークスルークローゼットを設けたり。左の和室の例は、床を上げ、下に収納を作ったもの。見た目は小上がりの和室ですが、デッドスペースができないよう収納が備えられ、椅子代わりとしても使えます。また大規模に空間を変えなくても、室内の雰囲気と壁面サイズに合わせてカウンター収納を作れば、収納が増える上に空間の質もアップします。下の例では、家電収納スペースをキッチンの真横に配置することでリビングからの視線をカットすると共に家事効率をアップ。背面収納に家電を隠す考え方もありますが、日々の家事を考えるとオープンが使いやすいでしょう。大事なのは、暮らしやすさや使いやすさは排除しないことと、空間をシェアする意識です。


収納術-3-1
▲写真左の食器棚にはミラーガラスを採用。反射するので一見すると中身が見えないばかりか、空間も広く感じられます。また、キッチン横には家電スペースを集約。家電やゴミ箱のレイアウトや寸法をミリ単位で調整し、ダイニング側からは見えないスッキリとした見た目になっています。


収納術-3-2
【収納アイデア】
畳下収納で収納力アップ!


和室空間を小上がりにし、その下を収納に。奥側も1畳弱の収納になっていて、収納力が大幅にUPしました。


リフォームのPOINT

●何をしまうかを明確にしよう
全てを隠して使いにくくなったり、収納だけが増えて生活空間が狭くなるのでは本末転倒。まずは、何をしまいたいのか、洋服なら夏物なのか冬物なのか、それがどんな丈なのかまでを掘り下げましょう。そうすることで新たな気づきがあるかもしれません。
●空間シェアの意識を持とう
限られたスペースを有効活用するなら、収納+椅子、収納+デスクといった機能的な「空間シェア」の意識が大切です。


お掃除術

お掃除術-1
おそうじは、目的や順番、方法をしっかり理解すると
これまでよりもラクに楽しくなります!

当アカデミーでは、飲食店や食品加工業者への衛生管理アドバイスの他、一般の方や各学校を訪問してのおそうじセミナー・おそうじ教室を実施しています。その中で、参加者からよく聞かれる質問が「おそうじをしなくてもキレイになる方法はないのか」というものです。たしかに、おそうじはしなければならないことですが、それが得意だと自分から言える方は少ないですよね。
では、おそうじの目的とはなんでしょう。1つは「快適な環境づくり」です。人は誰しも汚い所よりキレイな所の方が快適に過ごせます。汚いと匂いも発生し、それだけで不快な空間になってしまいます。
もう1つの目的は「健康危害を防ぐ」ということ。喘息やアトピー性皮膚炎のある方は特に、アレルゲンを除去し症状を悪化させないことが肝要です。カーペットには、織り込まれた繊維の中にゴミやダニの死骸、ハウスダストが存在します。それらをしっかり吸い取るために、カーペットの掃除機は【1m:5秒】を目安にかけましょう。これを実践し、くしゃみの回数が減ったというデータもあります。また、フローリングの場合は人が動くとホコリは全て舞い上がってしまうので、モップがけは人が動き出す前に行い、掃除機も部屋の角を重点的にかけましょう。
そしてもう1つ、おそうじは「モノを長持ちさせる」ことにつながります。つまり毎日のおそうじは経済的であり、環境にも優しいのです。
おそうじが苦手な方も、正しいやり方を知ると「意外とラクだな」と思えるかもしれません。また、「この道具を使えばすごく効率的」という瞬間にも出会えるはずです。ぜひ仕組みを理解して、おそうじライフを楽しんでください。


お掃除術
▲フローリングでは、モップで集めたホコリや大きなゴミを吸い取ったり、カーペットでは、1mを5秒かけてゆっくり進んだり、畳では、目に沿って優しくかけたりと、掃除機だけでも場所によってかけ方が変わってきます。


▼おそうじの前に…おそうじの基本を「おさらい」

① 高い所から低い所へ

ゴミやホコリは上から下へ落ちてくるので、高い所から低い所へが基本。目が行く床からそうじしてしまいがちですが、カーテンレールや照明器具から始めましょう。ちなみに床のモップがけは朝一番か帰宅直後に!


② 奥から手前へ

ゴミやホコリは最終的に出入り口に集めれば、後は外に出すだけ。逆に奥へ集めると逃げ場がなくなってしまいます。同じ要領で、拭きそうじもそうじ済みの場所を踏まずに自分の逃げ道を確保できます。


③ 軽い汚れからひどい汚れへ

洗浄力の弱い洗剤で落とせる汚れから落とし、それで落ちない汚れについてはより強力な洗剤を使いましょう。また、汚い所から先に始めるとそうじ道具も汚れてしまうので、道具を通して再汚染してしまう可能性もあります。


乾いた汚れは乾いたままで
乾いた汚れは乾いたままで!

ホコリなどの乾いた汚れは、濡れた雑巾で拭くとかえってこびりついたりねちゃねちゃになってしまいます。乾いた汚れは掃除機で吸い取ったりモップなどで絡め取りましょう。一方、皮脂汚れは乾いた雑巾で拭いても取れません。汚れの状態によっておそうじ方法を変えましょう。


直接洗剤をかけない
汚れが気になるからといって
直接洗剤をかけない


汚れに直接洗剤をかけてしまうと、場合によってはそこだけがキレイになり、仕上がりにムラができてしまうかもしれません。いきなり汚れにスプレーなどはせず、まずは雑巾やスポンジにつけてから拭きましょう。また、特に高い場所は直接洗剤をスプレーすると顔にかかって危険です。


お掃除のPOINT

知っておきたい【洗浄の4要素】

●時間
汚れに洗剤をつけたらすぐに擦るのではなく、5〜10分ほど置いて、汚れをじっくりふやふやに浮かせてから擦りましょう。
●温度
洗浄する水は、冷たい水よりもお湯の方が汚れは落ちやすくなります。これは洗濯も同じです。適温は40℃くらいです。
●洗剤の濃度(量)
たくさん洗剤を使っても、ある程度までいくと汚れの落ち方は変わらなくなります。少なめから徐々に調節するのが経済的でもあります。まずは記載された用法用量を守りましょう。
●物理力
擦る力、洗濯で言えば回す力です。これを最初に発揮しようとする方がいらっしゃいますが、時間や温度、洗剤濃度を工夫し、物理力は最後に発揮するべき力です。


湿度の高い梅雨時期はカビにとって快適な環境
梅雨のおそうじはこまめなカビ対策を!

梅雨時期のおそうじで特に意識したいのが「カビ」です。そもそもカビは、空気中に胞子が浮遊していて、育成条件が整った場所に付着し、その後増殖していきます。この育成条件とは、【温度(25℃〜28℃)】【湿度(80%以上)】【空気】【養分(汚れなど)】の4つです。お風呂場などはカビにとってまさに絶好の環境と言えますね。
深部まで根を張ったカビは、プロでも完全に除去することが困難になります。だから長期間放置することなく、普段からのおそうじが重要になってきます。一方で、4つの育成条件のうち1つでもなくすことができれば、カビは生えにくくなります。例えばお風呂場。一番最後にお風呂を出る人は、壁に冷たい水をかけましょう。これだけで【温度】と【養分】の条件をなくせます。できれば【湿度】もなくすため、換気はもちろん壁の拭き上げもやっておきたいですね。
それでもカビが生えてしまったら、まずはいきなりカビ取りスプレーなどせず、カビ表面の汚れを中性洗剤で落としましょう。その後、水分を拭き取り、裸になったカビにカビ取り剤を塗布します。この際、ラップやキッチンペーパーで湿布すると、垂直面でも垂れにくくカビ取り剤と馴染む時間も確保できるので、効果が一層上がります。


▼あなたのお家もチェック!カビの生えやすい場所

①お風呂場
②キッチン、シンクまわり
③洗濯機、洗濯槽
④押入れ、クローゼット、タンス、衣類
⑤エアコン内部
⑥シューズボックス、靴
⑦結露の多い窓


▼徹底したい住まいのカビ対策・カビ除去

[お風呂場]
お風呂場

家の中でもっとも湿気がこもりやすいのがお風呂場。床はブラシ、壁や浴槽はスポンジ、排水口は歯ブラシなど、適材適所に道具を使い分けましょう。シャワーヘッドや換気扇フィルターなどもお忘れなく。


[押入れ、クローゼット]
押入れ、クローゼット

荷物を詰め込み通気性が悪くなりがちな押入れやクローゼットは、定期的に開けて換気するクセをつけましょう。荷物をすべて出し、消毒用エタノールで壁を拭き上げると、カビの繁殖予防につながります。


[エアコン]
エアコン

エアコン内部には熱交換器があり、熱の変化によって結露が生じるためカビが生えやすくなります。エアコンが臭いのはカビが原因です。結露ができないよう、使用後は1時間程度の送風運転を行いましょう。


[布団やマットレス]
布団やマットレス

体温で温められたうえ、寝ている間に寝汗をかき、さらに毛髪や皮脂も付着した布団やマットレスは、カビにとって栄養分の塊。掃除機や換気を行い、マットレスも立て掛けるなどして定期的に天日干しをしましょう。


【おすすめ!】お掃除便利アイテム&カビ対策グッズ

エアコンフィルター
●AT254エアコンフィルター
(壁掛け用) 990円


高い抗菌・抗ウイルス効果と消臭効果を有した高機能性エアコンフィルター。エアコンが空気清浄機の役割を果たし、ウイルスやPM2.5が付着したホコリや花粉をキャッチ。室内の空気をクリーンに保ちます。これでエアコン掃除もラクに!


インテリアフロアモップ
●インテリアフロアモップ
 リーモ4Wレンタル935円


軽く掃くだけで、モップに染み込んだ吸塵剤がホコリをしっかりキャッチ。片手でスイスイ使えるので、空いた片手で椅子なども簡単に動かせます。据置き型クリーナー「トルネ」(別途レンタル)を使えば、モップを近づけるだけでゴミやホコリを吸い取ってくれます。色はインテリアにも馴染むシックなブラウン。


かびとりジェル
●かびとりジェル
 704円


ゴムパッキン、シリコンコーキングの頑固なカビを除去してくれるプロ仕様のジェル。スプレータイプと比べて液垂れしにくく密着し、垂直面や浴室の隅、​洗面所のすき間などピンポイントで落としたいカビに効果的です。


業務用ステンレススポンジ
●業務用ステンレススポンジ
(ステンレス微粒子入り) 3個入594円


ステンレス微粒子を特殊コーティングしているので、キッチンシンクなどを傷つけることなく汚れを落としてくれます。また、フッ素樹脂加工のフライパンやプラスチック、ホーロー、ガラス、陶器などにも使用できます。


■購入・レンタルはいずれもフリーダイヤル 0120-86-3290 まで
※受付:月〜金曜(祝日を除く)9:00〜17:30 ※表示価格は税込


カビ
カビが人体に与える影響は大きく2つあります。1つは喘息、アトピー、アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状。もう1つは真菌性肺炎、水虫、食道炎、胃腸炎、髄膜炎などの感染症です。高齢者や体力が落ちている人は免疫力が低下しているため、感染症を引き起こしやすくなります。雨の日が続き、湿度も高くなる梅雨。ご家族の健康のためにもカビ対策をしっかり行いましょう。



快適アイテム

快適アイテム-1
コロナ禍で家のことを見直す時間が増え、家電にも注目が集まっています。中でも調理家電は内食の増加とともに需要が高まり、例えば時短調理できるものはその間にもう一品を作れたり、火を見ていなくていいので子育て中のママなどに喜ばれています。また、デザイン性に優れたものが増えたのも近年の特徴で、置いていてもインテリアの邪魔にならないアイテムは、それだけで料理のモチベーションを上げてくれます。多機能なのですが、たくさんある機能をあえて見せすぎないようにしたものや、自分に合う機能だけを取捨選択できるようなアイテムも増えていますね。
また、特に主婦の方のお悩みとして多いのがランニングコストですが、省エネはもちろん、無駄な買い物を防いでくれる冷蔵庫や、洗剤が自動計量されるので余分な洗剤を使わない洗濯機など、財布にも環境にも優しい仕様の家電もオススメです。さらに、ロボット掃除機は忙しい毎日でも全ての部屋を掃除でき、結果的に、ロボット掃除機本体が入らない場所にもゴミやホコリが溜まりにくくなります。こうした便利家電の登場は、これまで家事に使っていた時間を他のことに使えたり、「しなければ」のストレスから解放してくれ、快適な毎日を過ごす力になってくれると思います。


食卓を豊かにしてくれるキッチン家電は
インテリアとしてもOKなデザイン性にも注目!

電気ケトル
ティファール 電気ケトル(1.5L)
テイエール BJ813DJP/13,800円


香る緑茶から果実たっぷりのフルーツティーまでこれ1台でOK。7段階の温度設定機能と保温機能も付いています。また、茶こしがあるのでティーポット要らず。煮出しモードで薬膳茶やハーブティーなど豊富なティーレシピも楽しめます。あっ!という間にすぐ沸くのもティファールならでは。


オーブントースター
パナソニック オーブントースター
ビストロ NTD700K/26,730円


上下の遠近トリプルヒーターでパンの中までふんわり熱々に、表面はサクサクに仕上げてくれます。また、インテリジェント制御機能により、厚切り/薄切り/冷凍などパンの状態に応じて適切な焼き加減に。ボタンも少ないスッキリデザインは、キッチンに置いてあってもおしゃれです。





梅雨時期にオススメのアイテム!
除菌・減菌もポイント!

衣類乾燥機
LGエレクトロニクス
衣類乾燥機 styler
S3WF/149,800円


ハンガーにかけてボタンを押すだけで、いつでも簡単に衣類のトータルケアができます。また、ズボン折り目ケア機能搭載で、ズボンの折り目を美しく保てます。スチーム除菌機能で、菌・ウイルス・アレル物質を衣類から除去し、花粉や消臭にも効果が。付属のアロマシートを使えば、香り付けもできます。


衣類乾燥除湿機
e angle Wセンサー
衣類乾燥除湿機
ANG-CD-B2-W/44,800円


衣類の表面温度を測る赤外線センサーと、部屋の湿度を測る湿度センサーのWセンサーで、衣類をムラなくしっかり乾燥し、部屋の除湿もできる1台。洗濯物の下から、幅約2mのワイド送風でしっかり乾燥、オゾンの力で生乾き臭を抑えます。キャスター付きで移動もラクラク。


衣類スチーマー
ティファール 衣類スチーマー
アクセススチーム ピュア
DT9531J0/14,800円


平均22g/分のパワフルスチームで衣類のシワのばしから脱臭、花粉対策までおまかせ。スチームボンネットがデリケートな素材を守りながら、お好みの香り付けまでしてくれます。また、衣類だけでなく部屋中のウイルス除去・除菌にも使え、寝具やカーペット、ソファのダニも死滅させます。水なので安心して使えます。





進化し続ける性能と便利さ!
掃除&洗濯家電

ダイソン
ダイソン サイクロン式
コードレススティッククリーナー
Dyson V12 Detect Slim Fluffy
SV20FFN/90,200円


レーザーが微細なホコリを可視化(※)して、ゴミ残りを防ぎます。トリガー式からボタン式になったのでトリガーを押し続ける力も不要に。ミニモーターヘッドもゴミや髪の毛が絡まりにくくなりました。ゴミの量に応じて吸引力を調節し、ツールを付け替えることでスティッククリーナー、布団クリーナー、車内クリーナーとしても活躍。専用スタンド付きです。
(※)レーザーはフローリング用に設計されており、レーザーの有効性はフローリングのタイプによって異なります。


ドラム式洗濯乾燥機
パナソニック 12.0kg
ドラム式洗濯乾燥機
NA-LX129AL-W/318,780円


液体洗剤、柔軟剤はもちろん、業界初となるおしゃれ着洗剤まで自動で投入してくれる洗濯乾燥機。大容量でたっぷり入るトリプルタンクには、詰め替え用パウチの中身をまとめて入れられて便利です。濃密泡と高浸透バブルシャワーで、繊維の奥の汚れもしっかり落ち、2度洗いモードがあるので汚れがひどい衣類も自動でおまかせできます。また、お手入れのしやすさも嬉しいポイントです。


神アイテム!

第1位
掃除機がけと拭き掃除の
ロボットが自動連携!


フローリングや畳、ラグなど、どんな床も徹底清掃してくれるロボット掃除機。従来モデルよりセンサーが向上し、散らかった部屋も障害物を認識して回避しながら清掃してくれます。また、床拭きロボットは様々な汚れをジェットスプレーでスッキリ拭き掃除。水拭きの他、から拭き、モップがけにも対応しています。このお掃除ロボットが、なんとアプリで連動。ルンバの掃除機が終わると、ブラーバが自動で拭き掃除を始めてくれます。



第2位
豊富な調理機能と
高いデザイン性


圧力調理、温め調理、40℃〜100℃と温度設定範囲が広いスロー(低温)調理など豊富な調理機能があり、自動調理は番号を選択するだけの8メニューに対応。わずか25分で美味しいご飯が炊け、無水調理もできます。また、大きくなりがちな電気圧力鍋にあってそのコンパクトさも魅力で、シンプルなデザインのためインテリアとしても楽しめます。プレゼントとして購入する人も多いそう。



第3位
買い忘れや無駄買いを防ぐ
冷蔵庫カメラ付き!


冷蔵室のドアを開けるとカメラが冷蔵室内を自動で撮影。買い物中にスマホでチェックすればストックの確認ができるので、毎日使う卵や牛乳、あったかどうか忘れがちな調味料などの買い忘れを防ぎます。また、二重買いを減らせるのも主婦には嬉しいところです。さらに、保存する食材をスマホで撮影し記録すれば、購入日などを一覧管理。賞味・消費期限を登録すると、プッシュ通知してくれるアプリ機能も。幅65㎝で540Lと、大家族にも十分な大容量も魅力です(幅68.5㎝で617Lもあります)。


選ぶ時のPOINT

webも活用しながら
最後はプロと相談して現物を見てみるべし!

最近はネットである程度下調べをしてから来店される方も増えました。実際、ネットで画像と文字情報だけを見るよりは、リアル店舗で現物を見て、触って、場合によっては体験してみるのが「イメージと違った」「使い勝手が悪い」などを防ぐためにも一番手っ取り早い方法です。また、家族構成やライフスタイルは人それぞれなので、メーカーごとの機能の違いなどに悩んでいるなら、専門の知識を持ったプロのスタッフに相談してみるのが最適な家電への近道です。この時期需要が増えてくるのが除湿機や衣類乾燥機、エアコンなどですが、季節ものの家電はシーズン只中よりシーズン手前で買う方が混まずに買え、早めにお届けできるので◎。