独学で取得可能なおススメ資格【3級FP技能士】

この記事は2021年11月10日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
3級FP技能士
こんにちは。
いつからかわかりませんが、OLさんや主婦の方、学生さんなど色んな資格を取られる方が増えていますね。
今日はそんな資格のはなしです!
資格取得のためにユーキャン等の通信講座を利用して合格を目指す方、独学で参考書を買って勉強する方、色々ですね。

筆者は資格が大好きで様々な資格を保有しています。
教員免許や医療事務等、大学や職業訓練校で勉強して手に入れたもの、MR資格のように就職後に会社の研修で勉強して取得したものもありますが、独学で取得したものもあります。
その中から独学で取得するのにおススメな資格として【3級ファイナンシャル・プラン二ング技能士】(以下3級FP技能士)がありますので、詳しくご紹介させてください。

▼この記事を読んで分かること
◎【3級FP技能士】の資格の魅力
◎【3級FP技能士】の受験方法
◎【3級FP技能士】取得のための勉強方法

この記事を読めば、【3級FP技能士】の資格を独学で取得する方法が分かるので、ぜひ参考にしてみてください。

1.【3級FP技能士】ってどんな資格?

ファイナンシャルプランナーの資格には色々あるのですが、今回ご紹介する【3級FP技能士】とはどんな資格なのかについてご紹介します。

日本FP協会公式ホームページには以下のようにあります↓↓


FP(ファイナンシャル・プランナー)は、家計に関わる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を備え、一人ひとりの将来の夢がかなうように一緒に考え、サポートする専門家です。

出典:日本FP協会 公式サイト


FPは暮らしとお金に関する幅広い相談に対応します。
結婚する、家を建てる、子供を留学させる、老後は海外で過ごすなどの「相談者の夢をかなえるファイナンシャルプランニングの専門家」なんですね。
ちなみにFPはお金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター®」とも呼ばれています。

FP技能検定は国家検定のひとつで、1~3級まであります。

2級以上に合格し日本FP協会のAFP認定研修を修了した者は「AFP資格」の登録権利が得られます。
さらに上級資格として「CFP資格」があります。


【3級FP技能士】をおススメする理由

私がこの資格をおススメする理由は以下の3つです。

【1】気軽にチャレンジできる
【2】得た知識を日常生活で活かすことができる
【3】就職活動に役立てることができる

【1】気軽にチャレンジできること
3級ですと受検資格は特に必要ありませんので誰でも気軽に受けることが出来ます。
また3級はFPとしての入り口のようなイメージで試験内容も比較的簡単で、独学でも十分取得可能といえます。
生活のためにお金の知識を付けよう、くらいの軽い動機でチャレンジするのも全然アリなんです。

【2】生活で得た知識を活かすことが出来ること
またこの3級FP技能士取得のために得た知識「お金」に関することで、生活に直結するものばかりです。
不動産の項目で得た知識は住宅ローンを組むとき等に役に立ちますし、金融資産運用の項目で得た知識は株式や投資信託の仕組みについて知り、投資に役立てることが出来ます。
住宅購入子どもの教育資金など今後の生活設計のために非常に役に立ちます。
筆者は何となく知っていた事の知識が深まったように感じます。

【3】就職活動に役立てることができる
また、FP技能士の資格は履歴書に書くことができます。
筆者はフルタイムで働いている時に独学でこの資格を取得し、その後未経験の中途採用で金融機関に就職しました。
この資格の有無が採用に影響したかどうかはわかりませんが、金融機関の就職にあたっては他の就活生に差をつけることができるのではないでしょうか。

以上が、筆者が【3級FP技能士】をおススメする理由です。


2.【3級FP技能士】の受検について

では実際の受検についてご紹介します。

ちなみにFP技能検定日本FP協会金融財政事情研究会2団体で実施されていますが、この度は日本FP協会の実施する試験についてご紹介します。

日本FP協会公式ホームページには以下のようにあります↓↓


FP技能検定には1級、2級、3級の3つの等級があり、それぞれに学科試験と実技試験があります。
学科および実技試験に合格すると等級ごとにFP技能士(例:2級FP技能士)を名乗ることができます。
また、2級以上に合格し日本FP協会のAFP認定研修修了者は「AFP資格」の登録権利が得られます。

出典:日本FP協会 公式サイト


3級試験年に3回行われており、学科と実技は同日開催です。

受検手数料:6,000円(学科:3,000円、実技:3,000円)


受検資格

改めて【3級FP技能士】受検資格についてまとめておきます。
試験概要の受検資格については以下のようにあります。

FP業務に従事している者または従事しようとしている者

つまり必要な資格は特になく、受検申請に必要な事項もありません。
ただ、もし【2級FP技能士】を受ける場合は受検資格があるので注意が必要です。

詳しくは公式ホームページをご覧下さい。


出題科目・内容

3級試験は学科試験・実技試験ともにマークシート方式の試験となっています。
実技試験といっても具体的な相談対して提案をするというわけではなくて、空欄記入や語群選択、また択一問題となっているので安心してくださいね。
ちなみに3級に合格するには学科試験と実技試験の両方の得点率が60%を超えている必要があります。
各科目については以下の通りです。

【学科試験】120分 (60問)

A.ライフプランニングと資金計画
B.リスク管理 
C.金融資産運用 
D.タックスプランニング 
E.不動産 
F.相続・事業承継

【実技試験】60分 (20問)

資産設計提案業務

科目名から大体どんな内容か想像できるのではないでしょうか。
ちなみに筆者は生活であまり関りのない相続やタックスプランニングの話は少し難しかったです。


3.資格取得のための勉強方法

では役立つかどうかはわかりませんが、筆者の独学での資格勉強の方法をご紹介します。
その方法はとても単純なんですよ!

【1】参考書を読み込み暗記する
【2】問題を繰り返し解いて、知識を定着させる

最初は参考書をひたすら読み込みます
時にノートにまとめたりしながら2回ほど読んでいくと大分知識が身につきます。
覚えるべきところを覚えたら、問題の傾向と対策を掴むためにひたすら問題を解いていくんです。


おススメ参考書

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ちなみにこれが筆者おススメシリーズです。

とにかくこの2冊(参考書と問題集)をやりこみ、他は公式ホームページにある過去問を見たくらいかなと思います。

結構厚い本ですが、中はカラー絵や図式も多用されていて見やすく工夫されています。

「魔法のように」とありますが「その通り!」と言っても過言ではなく、筆者にはとても勉強しやすい参考書でした。

参考書は他にも色々発売されていますので、自分に合ったものを探してみてくださいね。


ひたすら問題集&過去問


参考書で暗記した後はあとは問題をひたすら解きます。
最初は問題集を繰り返しやりながら、自分の苦手な箇所よく出る箇所を確認しました。
その後傾向と対策が掴めてきたなと思えたら、過去問を解き続けてさらに知識を定着させるという方法を取っていました。

なお、公式ホームページには過去問と解答も載っているので、特に解説等が必要ない方は活用してみてください。
3級試験の過去問についてはこちら


4.まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は筆者が独学で挑んだ資格【3級FP技能士】についてまとめさせていただきました。
合格率学科:84.69%実技:80.50%(2021年9月実施分)と発表されている通り、比較的簡単に取得できて生活にも活かせるおススメ資格です。
お金の知識に詳しくなりたい、就職に活かせる資格が欲しいという方は是非チャレンジしてみてくださいね。


名称
日本ファイナンシャルプランナーズ協会
ホームページ
日本FP協会 公式サイト
(担当ライター:サニー