お昼から飲める新感覚のバー！Bar Upstairs（バーアップステアーズ）【広島市中区】

バーに行ってみたいけれど、「注文の仕方は？」「店内の雰囲気は？」「バーテンダーとの会話は？」と、バーにはマナーがあるイメージですよね。
しかし、今回ご紹介する「バーアップステアーズ」は、コーヒー1杯からでも気軽に楽しめるバーなのです。

お昼からお酒と、純喫茶メニューをゆっくり味わえる、新しいタイプのバー。

しかも、全国大会で優勝した実績もあるバーテンダーの技を、目の前で堪能できます。

初めてバーを訪れる人でも、きっと快適に過ごせる、素敵なバーアップステアーズの魅力とは？

店主でありバーテンダーの角田 翔さんは、「ホテルグランヴィア広島」で14年研鑽を積み、昨年11月に「バーアップステアーズ」をオープンしました。

角田さんの洗練されたシェーカーさばきは、見惚れてしまうほど美しい。
その理由は、全国大会で優勝した実績もあり、技と魂がカクテルづくりにこめられているからです。

純喫茶をコンセプトに「バーアップステアーズ」は、14時から営業しています。
そのため、昼間からバーで飲めてしまうのです。

「コーヒー1杯からでも良いですし、ナポリタンやピザトーストなどの軽食や、デザートもご用意しています。」
と話す角田さん。

バーには珍しい、喫茶メニューも充実しているのが特徴。

そして、バーテンダーとの会話を、カウンター越しにたのしめるのがポイントですね。

「サワー」とは、スピリッツ（ジン・ウォッカなど蒸留酒）をベースに、酸味のある果汁と、甘みを加えて作るカクテル。

アールグレイと苺の酸味が調和し、とてもスッキリした飲み心地です。

筆者は紅茶が大好きなため、飲んだ瞬間から「おいしい！」と感じた驚きの一杯。

角田さんが、カクテルの全国大会で優勝された時の作品が、創作カクテル「リアリーゼ」です。

パッションフルーツのリキュールをベースに、エルダーフラワーシロップなどが加えられています。
バジルの種を「パッションフルーツの種」に見立てて浮かべ、グラスの縁にココナツパウダーがつけられた、素敵なショートカクテル。

美しさを愛でながら、酸味のあるフルーティーな味わいをたのしめますよ。

コーヒーも飲めるバーアップステアーズでは、エスプレッソも店内で抽出します。
ウォッカとビターズ（リキュール）を加えて、コーヒーの苦みとコクに爽やかさが加わります。

ビターズを2種類使うことで、味に深みが増すのだとか。

王道の喫茶メニュー「プリン・ア・ラ・モード」は、昭和レトロな雰囲気。

角田さんが講師をつとめる専門学校の学生さんが、ひとつひとつ丁寧に手作りされたプリンが使われています。
シンプルな材料で甘さ控えめなプリンを、季節のフルーツと共に。

「ミルクセーキ」とは、牛乳と卵を混ぜて混ぜ合わせてつくる、栄養満点のドリンクです。

懐かしくて優しい味わいですよ。

卵が敷き詰められ、とろりと溶けたチーズがトッピングされています。

「鉄板にのせているのでアツアツです。お酒にあう濃いめの味つけに仕上げています。」
と角田さん。

筆者のオススメは、このピザトースト。

厚切りのトーストに、おいしいサラミ、ピザソースと具材がのせられ、こんがり焼かれています。
サクサクでおつまみにぴったり！

このほかにも、サンドイッチやガーリックトーストも本格的でオススメです。
注文を受け、角田さんが鮮やかな手さばきで喫茶メニューを仕上げます。