【広島旨い物処 稲茶】わたしのおひとりさまランチ@広島市中区

この記事は2023年7月24日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
inasa-main

 

「広島旨い物処 稲茶」は、老舗の日本料理店です。

旬のものや、広島の食材が使われた和食だけでなく、こだわりのオリジナル料理も味わうことができます。

広島市の中心街とは思えない閑静な和空間で、ひとりゆったりとランチを楽しむこともできます。

今回は、名店「稲茶」の魅力をご紹介しましょう。

 


▼この記事を読んで分かること
◎「稲茶」の魅力とは?
◎「稲茶」で味わった、「特別いわし膳」のおいしさ。
◎「稲茶」の昼の献立。

この記事を読めば、「稲茶」でたのしめるランチについてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 稲茶について

アクセス

外観

 

「稲茶」は、広島市中区鉄砲町にあります。
広電本線「八丁堀駅」から徒歩3分。広電白島線「八丁堀駅」から徒歩2分です。



稲茶の歴史

下原シェフ調理

 

稲茶では、「和の鉄人」で有名な、道場六三郎氏のもとで修行された、下原一晃さんが腕を振るっておられます。

 

昭和40年、広島の流川に創業者の下原広明さんご夫妻が、二人三脚で和食店を開店。
お茶漬けも美味しい店ということから、「稲穂」にお茶をかける様子を連想し、「稲茶」(いなさ)と命名されたのだそうです。
平成15年、鉄砲町に移転し、2代目の下原シェフが受け継いでいます。

 

内観

カウンター席

【カウンター】

無垢の松材が使われた、落ち着いた雰囲気のカウンター席があります。
「おひとりさまランチ」には、カウンター席がぴったりですね。

下原さんの巧みな包丁さばきや、真剣にお料理と向き合われている姿を、カウンター席から眺めることができます。




個室
萩の個室
小部屋
小部屋

 

大勢で利用する時には、個室や小部屋があります。

 

 

【萩の個室】

掘りごたつ式のお座敷は、6名様まで利用可能。

 

【菊の個室】

4名様までご利用可能。

 

【小部屋】

1012名様までご利用可能。

 

 

2.「特別いわし膳」を、堪能しました。

特別いわし膳2

 

特別いわし膳 3,000

 

刺身(小鰯でない場合あり)、野菜きんぴら、
小鰯ハンバーグ鉄板焼き、野菜サラダ、小鰯天麩羅、汁、食事、水菓子

 

 

若女将の下原麻由子さんにお話を伺うと、「稲茶のランチでおすすめなのは、広島の小鰯を使った御膳です。小鰯のおいしさを、ぜひ味わってください。」とのこと。

筆者は、小鰯が使われた「稲茶のランチ」が大好きです。
ぜひ、小鰯がおいしい旬の季節に味わってみてください。

 

小鰯の刺身

特別いわし膳


「小鰯」とは、広島の名産品でもある、小型の「カタクチイワシ」のこと。
「七回洗えば鯛の味」といわれるほどの銘品です。

筆者は、小鰯の刺身が大好物!
特に、稲茶の小鰯の刺身は絶品で、感動します。

小鰯漁の解禁日は、毎年610日なのだそう。
漁が解禁すると、月曜日、火曜日、木曜日、金曜日に小鰯漁が行われます。
そのため、「小鰯の刺身」を希望する場合は、事前に電話で問い合わせてください。

 

 

野菜きんぴら

きんぴら

甘辛く絶妙な味わいの野菜きんぴらは、シャキシャキとして、素材のよさが感じられます。
ごはんがすすむ一皿です。



小鰯ハンバーグ鉄板焼き

いわしハンバーグ

 

「小鰯ハンバーグ」は、稲茶で40年以上喜ばれている人気メニュー。

朝とれたての活きた小鰯を手で捌き、ネギやシソなどと合わせ、素早く焼いて真空パックにされています。
これに「稲茶オリジナルソース」をかけていただきます。
このソースが絶品!小鰯の風味とよくあいます。
ハンバーグはふんわりと優しい味で、鰯が苦手な方でもきっとおいしく召し上がることができますよ

「小鰯ハンバーグ」は地方発送もされており、お取り寄せすることもできます。

 

野菜サラダ

サラダ

 

野菜サラダは、新鮮なお野菜をたっぷりといただくことができます。

素材の良さを感じるサラダです。

 

小いわし天麩羅

いわしの天ぷら

 

小鰯づくしということで、「天麩羅」もたのしめます。

揚げたての小鰯は香ばしく、香りよく、まさに旬を味わう醍醐味と、広島の名産を感じられる逸品です。

 

汁・食事

 

ごはんとお味噌汁がとてもおいしいのです。

お味噌汁は、出汁の味わいから、大将のこだわりを感じられます。

 

水菓子

デザート

 

季節によって変わる水菓子は、6種類から選べます。

6種類すべて手作りの「こだわりデザート」なのだそうですよ。


筆者は「抹茶ブラマンジェ」を選びました。
上質の抹茶ソースがかかった、ひんやり濃厚なブラマンジェに大満足です。

 

 

3.「昼の献立」は、いろいろあります。

 

◎〔田舎膳〕    3,500

  小松菜の胡麻和え、西京焼き、小芋の煮っ転がし、ばら寿司、吸い物、水菓子

 

 

◎〔名物いわし膳〕 2,600円 
◎〔寿司膳〕    2,600円 
◎〔焼肉膳〕    3,200円 
◎〔鰻 膳〕    4,200

 

◎〔お昼のおもてなし膳〕 5,800円 (要予約)


もあります。

 

テイクアウトできるものもあります。

 

テイクアウト弁当

 

「稲茶風ばら寿司弁当」を、テイクアウトした時のもの。


稲茶のばら寿司は、とても美味しいので、ぜひ一度味わってみてください。



 

下原シェフ


㈲ 稲茶 社長:下原一晃 (Kazuaki Shimohara

~プロフィール~

 

大学卒業後、大阪で四年、その後 父の兄弟子でもある道場六三郎氏のもと東京銀座「ろくさん亭」で五年間修行し、その料理哲学を学ぶ。

 

現在、従来の日本料理とは一線を画すオリジナル料理の提供のかたわら、大学での料理講師、テレビ出演等日々奮闘中。
広島県とメキシコ・グアナファト州の文化交流に際し、年に一度行われるフードフェスティバルに日本料理の代表として参加するなど、活動の場を広げる。

4.まとめ

 

稲茶で、おいしい小鰯づくしの「おひとりさまランチ」をたのしみました。
大将や若女将さんたちによる、おもてなしの心が伝わってくる、素敵なお店です。

若女将の麻由子さんと筆者は、昔なじみの同級生です。
そのため、話にも花が咲いてしまいます。

 

様々な旬の食材が使われ、和の基本を守られながら、唯一の味に挑戦し続ける名店。

伝統の日本料理とオリジナル料理で、季節を感じながら食事をたのしめますよ。

 

ひとり至福のひとときを過ごしたあとは、身も心も喜んでいるのがわかります。

ぜひ皆さんも、稲茶でしか味わえない、絶品ランチを堪能してみてくださいね。

 



名称
広島旨い物処 稲茶
住所
広島市中区鉄砲町7-13 CDビル3階
TEL
082-212-1730
時間
昼 11:30~14:00(L.O.13:30)
夜 17:30~22:00(L.O.21:00)
店休日
日曜・祝日
ホームページ
広島旨い物処 稲茶
(担当ライター:山田典子