おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
【広島おりづるタワーの見どころをレポ】デジタルコンテンツ・滑り台が大人も楽しい!
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
原爆ドームの東隣に建つおりづるタワーは、2016年にオープンした広島の新しい観光スポットです。
今回は、広島在住の筆者が実際におりづるタワーの屋上展望台まで登り、そこから見える景色や、近未来的な体験エリアなど見どころを徹底レポート。
広島市内が一望でき、デジタルコンテンツや全長約70mの滑り台など大人も楽しめるスポットでした。
▼この記事を読んで分かること
◎おりづるタワーってこんなところ。
◎癒しの空間広がる屋上展望台からの眺め。
◎スリリングな滑り台がある体験エリア。
この記事を読めば、広島在住の筆者が実際に体験した様子も分かるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.楽しみながら広島の過去と現在が分かる
屋上展望台「ひろしまの丘」
平和記念公園を屋上から眺める展望エリア
「ひろしまの丘」は、最上階にある屋上展望台です。
エレベーターもしくはスロープでRF階まで登り「ひろしまの丘」に出ると、温かみのあるウッドデッキが目の前に広がります。
ウッドデッキの周囲はメッシュに囲まれており、風が吹き抜けるため、蒸し暑い今の季節でも快適。
景色を阻害しないように手すり壁も透明になっています。
一歩踏み出すとそこは、なだらかな丘の頂上となっており、平和記念公園と原爆ドーム、広島市内を一望することができます。
天気が良ければ宮島の弥山も見ることができるそう。
ウッドデッキのところどころに設置してある椅子や、階段・坂など、皆さん思い思いの場所に腰を下ろし、景色を眺めてゆったりとした時間を過ごしていました。
筆者も丘の途中に腰を下ろしてみると、電車や車の音が遠くから聞こえてきて、広島市内の中心部でありながらそこだけ時間の流れが異なるような非日常な雰囲気に癒やされました。
同フロアには、テイクアウト専用のカフェを常設しており、ドリンク・スイーツを片手に景色を眺めることも可能。
軽食もあるので、お昼ごはんの時間に訪れても大丈夫。
夕方以降は、ビール・ワイン・日本酒・焼酎・サワー・ウィスキーといったアルコール類を飲みながら夜景を楽しむこともできます。(ROOF TOP BARは期間限定営業、HP:ROOF TOP BAR ルーフトップバー2022|おりづるタワー (orizurutower.jp))
カフェ「the Akusu Café-windside-」の営業時間については、こちらをご確認ください。
デジタルコンテンツが楽しい体験エリア
「おりづる広場」は、デジタルコンテンツなど様々なアクティビティを楽しめる体験エリアです。
建物の12階に位置しており、ガラス張りのフロアからの眺望も抜群。
パネルによる解説を見ながら、広島の過去と現在を学ぶことが出来ます。
体験型のデジタルコンテンツは、仮想空間に浮遊する無数の折り紙が服や髪などの色に反応し姿形を作り出す「アバター」、大画面に映し出された大人の身長ほどもある大きな折り紙を手や体を使って折る「エアー」、両手を羽ばたかせ体を傾けることでモニターのおりづるを操作する「フラップ」の3種類。
ここでしか体験できないオリジナルのデジタルコンテンツに、子供から大人まで夢中になって手や体をモニター前で動かしていました。
また、同フロアには、「おりづるの壁」があり、おりづるタワー専用の折り紙で折ったおりづるを高さ約50mのガラスで作られた壁の中へ投入することができます。
平和への想いが込められたおりづるが積み重なっていく様子は、電車通りから眺めることができ、おりづるタワーのシンボルにもなっています。
専用のおりがみは、1階インフォメーションカウンターもしくは、おりづる広場内の”おりづるカウンター”で購入可能です。
おりづるタワー専用折り紙は100円(おりづるの壁への投入体験つき)です。2.景色を見ながら登れる
展望エリアへはエレベーターかスロープで
「散歩坂」は、おりづるタワーの東側にある9層のらせん状のスロープです。
1階から屋上展望台まで景色を眺めながら上り下りすることができます。
エレベーターもあるのですが、体力に自信のある方はぜひ「散歩坂」へ。
らせん状になったスロープをくるくると登っていくとだんだんと高くなっていき、普段ははるか頭上にあるビルの上の看板も真横に見ることができます。
また、西側にまわるたびに広島ゆかりの著名なアーティストによるオリジナル作品が壁に描かれており、展示を間近で鑑賞することができます。
景色と壁画を眺めながら飽きることなく登ることができますよ。
迫力満点の滑り台で一気に降りられる
「くるくるくーる」は、「散歩坂」のらせん状スロープの中央部分にある滑り台です。
らせん状のスロープに合わせてくるくると回りながら滑り降りることができ、全長約70mもあります。
スタートは、「おりづる広場」がある12階。
無料で借りられる専用の「スライドシート」を借りればよりスピーディでエキサイティングな体験ができます。
スライドシートを使用すれば服装に関わらず滑ることができますが、スカートだと滑り降りる際の風でめくれたり、乗り込みにくかったりするためズボンがおすすめですよ。
また、スライドシートの他に、膝・肘当てとヘルメットも借りられるのですが、最低でも肘当ては付けておいた方がよさそう。
実際に滑り降りてみましたが、かなりの傾斜でスピードもでるため、手すり部分に少し肘が当たっただけでも痛いです。
服装や装備を整えて安全に思いっきり楽しんでくださいね。
予想以上のスピードに叫ばずにはいられませんが、子供も大人も思い出に残る大満足な体験ができます。
大きめのシートを使えば2人乗りも可能。
この滑り台を一番の目当てに行った筆者は、大人が滑ったら恥ずかしいのでは?と心配していましたが、滑り降りる半数以上の方が大人の方で心置きなく楽しめました。
友達と、恋人と、ぜひチャレンジしてみてください。3.アクセス・料金
おりづるタワーの入場券
(※2022年8月当時のもの)
原爆ドーム前駅から徒歩すぐ
おりづるタワーの場所は、広島市中区大手町の「原爆ドーム前駅」目の前。
広島駅から約20分程で到着します。
広島バスセンターからも近く、周辺には有料駐車場(専用駐車場はありません)があるため、アクセスに便利な場所です。
広島市中心部にあるため、おりづるタワーに行った後は買い物や散策も楽しめます。
入場料金
入場料金(一般)は、大人 2,200円・中高生 1,400円・小学生 900円・幼児(4歳以上)600円。
※2023年4月25日より価格が改定されました※おりづるの壁投入料金は別途100円が必要になります。
また、おりづるタワーは再入場も可能。
屋上展望台からの昼の景色を眺めたあと、紙屋町周辺で遊び、夕方以降また再入館して昼とはまた違った景色を眺めるといった過ごし方もおすすめ。
再入場を希望する場合は、ゲート出口のスタッフに声をかけて手にスタンプを押してもらいましょう。
※再入場の際には、入場券とスタンプの確認が必要となります
4.まとめ
今回は、広島の新たな観光スポットおりづるタワーを紹介しました。
国内外問わず広島を訪れる観光客に人気のスポットとなっていますが、実際に行ってみると実は広島在住の方にもおすすめの場所でした。
実際に見て感じて、楽しみながら広島の過去と現在を知ることができます。
非日常空間から広島市内を一望できる屋上展望台に癒されに、ここにしかないデジタルコンテンツやスリリングな滑り台を体験しに、ぜひ訪れてみて下さい。