みんなで知ろう、子どもの発達障害。広島の支援事業所を紹介!

この記事は2022年5月16日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
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発達障害は周囲の理解が得られ、能力を伸ばす為に療育等、必要な支援・環境の調整が行われることが重要。
当事者だけでなく、周囲も身近な問題として捉え、サポートしていきましょう!

今回は、広島で発達障害の支援をしてくれる事業所や放課後等デイサービスをご紹介していきます。


▼この記事を読んで分かること
◎広島の子ども発達支援事業所。
◎広島の各事業所の特徴。

この記事を読めば、広島の児童支援事業所・放課後等デイサービスのことがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

放課後等デイサービス ミリミリー/マカナ

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自然体験活動をメインとした療育を行う放デイ。
 週末ともなると山へ、海へ、畑へと野外活動をし、自然とふれあいがら、子どもたちの"やりたいこと"を知り、子どもたちの"可能性"を引き出しながら、本人が気付ける活動となるようにしています。
指導員は子どもたちを見守り、寄り添いながらもあまり口出しはしません。
大人たちは子どもたちをサポートしているだけ。子どもたちのやりたいことの自由を奪わずに、ほったらかしではないほどよい距離感を保って見守ります。

ミリミリー/マカナの活動内容

●子どもたちの興味・関心に沿った
●多彩な活動を行っています。
●看護師・保育士・教員資格など国家資格を有する
●指導員が在籍。
●子どもの自己肯定感を高め、将来自立して働くために。
●社会に出たときに必要なライフスキルを鍛えます。
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子どもたちは実際に土に触れて作業することにより、観察力を自然に身につけます。
野菜作りのプロセスや大変さも分かります。
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放課後は、近くの公園へおでかけ!平日でもさまざまな野外活動をしています。
「お母さんは話を聞いてくれない」
よく親に向けて子どもたちが発する言葉です。子どもが一生懸命話をしているのに、親が上の空で聞いていたり、別の方に意識が向いていて話をしていると、子どもは適当にいなされていると感じ取ります。
「ちゃんと聞いているよ」と言っても、「もう話さない」という結果が生まれます。
余裕がなくなり、分かり合えないという関係で悩む親御さんは少なくありません。

アリアリの生活は非日常の日常。親子で喧騒からのクールダウン。
アリアリは色々な生きづらさを抱えた人たちが集まり支え合う場所。
ひきこもりの若者、保護者、発達障害の子どもやその育児で疲れている母親も対象です。
アリアリでは"育児で悩む優しい親たち、子どもたちの居場所"になり、"不登校や発達障害で悩む親とも繋がり、気持ちを和らげてあげること"が目的です。
親子で石垣島に来ることで、子どもと少離れて、自然と触れ合い自由な時間を持つことができます。
喧騒から離れ、石垣島の自然によって親はゆっくりと子どもの声に耳を傾けるようになり、寄り添える関係が生まれます。

大切なのは、親子で「楽しい」を感じること
親がプレッシャーを感じていると、子どもにもプレッシャーを与えてしまいます。
親が自分を幸せにする工夫をしたら、子どものことも尊重できます。
親が「人生は楽しい!」という姿を見せたら、子どもも自身の強みを生かし、勝手に幸せになっていきます。
教室
mili millie ミリミリー
住所
広島市南区出汐2丁目2-20-101
TEL
082-256-1333
公式サイト
mili millie
教室
マカナ
住所
広島市西区楠木町4-9-4
TEL
082-236-6745
公式サイト
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児童発達支援事業所 ゆめラボ

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一人ひとりの成長に合わせ、運動と座学を組み合わせた個別療育が魅力の児童発達支援事業所「ゆめラボ」が、6/1に西区観音町にも新しく開所を予定しています!
「ゆめラボ」は、2歳から通うことができ、入園前からの"不安"を"できる喜びに一つずつ変えていくことができる教室
特徴的なのは、いつ、どこで、だれと、なにを、どうやって、どうなったら終わりかをわすく伝える「TEACCHプログラム」を活用した時間の構造化と視覚化。
教室での学習や遊びを順序立てて楽しみながら、見通しを立生活スキルを身につけることができます。
観音教室では、6月の開所に向けて5月から体験会を開催!
府中教室でも、体験会を随時開催しているので、お近くの教室で事前に体験をしてみては。申込はHPまたは電話から!

ゆめラボの活動内容

●学びを中心とした個別療育
小学校へ楽しく通うを目的としたカリキュラムです。
小学校へ入学しても戸惑わないよう、座っている〜文字や数字を書けるようになるまで、プレ小学校ととらえて療育を行います。

●体幹を意識した運動療育
体幹を意識した運動療育を楽しく2〜3名の少人数で行います。
ここではお友達とのかかわりも学びつつ体感やバランス力をつけるトレーニングを行います。

●未就園児を対象とした療育
まもなく入園だけれど、あれもこれも心配⋯。
手先を使った作業を中心とした個別療育と少人数で行う体幹や協調運動を意識した運動療育で楽しく幼稚園に通える練習をします。
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「くぐる」動作で、手足を使って前へ進んだり、手をつかずに進むことで、固有覚・前庭覚の感覚を刺激する運動に。
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「ぺぐさし」課題は、色の区別と指先を使った微細運動を取り入れた机上課題です。
教室
ゆめラボ 府中教室
住所
安芸郡府中町本町5-1-6 ゲートアキ201
時間
11:00~18:00
休日
土曜・日曜
公式サイト
ゆめラボ
教室
ゆめラボ 観音教室
住所
広島市西区観音町9-22
TEL
082-533-6383
休日
土曜・日曜
公式サイト
ゆめラボ

児童発達支援事業所 ぐろうさぽーと

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「ぐろうさぽーと」は0歳児からサポートし成長期に必要な身体づくりを療育する特化型事業所です。
 ここでは楽しくからだを動かしながらバランを身につけ、筋力づくりをします。
またお子さんだけでなく、
定期的に保護者加型のイベントや茶話会を開催。家族の不安な気持ちにも寄り添いまた、保育料無償化に伴い、おやつ代等のみが自己負担となり、無料で利用できます。
昨年末に「天満町教室」がオープンし、ますます身近な事業所として、利用申込が増えています。
※児童発達支援事業所は、児童福祉法に基づいた発達に遅れのある未就学児に療育を提供する事業所です。
※コロナウイルス感染予防のため、参観日やイベントなどは現状控えております。

ぐろうさぽーとの活動内容

●未就学児をサポートする児童発達支援事業所
就学に向けてや保育園、幼稚園に通いながら療育が受けられます。
【児童発達支援の対象者】
就学前の子ども。療育手帳は持ってなくても利用可能です。
児童相談所や医師市町村保健センターなどで療育の必要性が判断された場合には、通所受給者証を申請して通所することができます。
【開所日】
月·火・水.金·土※祝日がある月は、振替で木曜日が開所となる日があります。
【療育時間】
14:00〜17:00(前後1時間は送迎)※送迎は園迎えが可能ですが、詳細は応相談。

ぐろうさぽーと、代表より

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ぐろうさぽーと 代表
山本 将司さん


さまざまなプログラムで楽しくトレーニングしませんか?
自分で様々な動きをして『あっ!こうやったらできた!』『これをやると痛いなぁ』などを感じ、自分なりに工夫する。
周りのお友だちを見て真似をして自分のものにしていく⋯。
心の安定と成長を促しながら、できた!の喜びを多く体験できるようにサポートします!
教室
観音本町教室
住所
広島市西区観音本町1丁目7-7
TEL
082-233-5670
公式サイト
ぐろうさぽーと
教室
天満町教室
住所
広島市西区天満町19-7
TEL
082-232-7077
公式サイト
ぐろうさぽーと

子ども発達障害に、大切なこと

適切な療育につなぐため相談しよう
発達障害は早期発見・早期療育が重要です。
「気になるな」と感じたら、通っている園の先生や地域の市町の窓口など、まずは身近な所へ相談に行きましょう。
また、健診や親子教室で保健師や保育士に相談してみるのもいいでしょう。
お住まいの市町村の窓口や「発達障害者支援センター」でも相談支援を行っています。

早めに気付こう
発達障害のある子どもはコミュニケーションなどが苦手なため、幼稚園や小学校などの集団に入ると、さまざまな問題や困難に直面することがあります。
社会に適応する力を身につけながら、自分らしく成長できるようにするためには、早く気付き、本人に合った適切な療育(※)を行うことが重要です。
※医療や訓練、教育、福祉などを通じて、障害があっても社会に適応し自立できるように育成すること。

発達障害を理解しよう
発達障害は、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害です。
コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手で、その行動や態度は「自分勝手」とか「変わった人」「困った人」と誤解されることも少なくありません。
それが、親のしつけや教育の問題ではなく、脳機能の障害によるものです。
発達障害にはいくつかのタイプがありますが、複数の障害が重なって現れたり、障害の程度や年齢、環境などによっても異なります。

接するときは配慮しよう
年齢、障害の種類や程度、本人を取り巻く環境によって一人一人、現れ方は違います。
生活の中で困難なこと、苦手なことも一人一人違います。そのため、一人一人の特徴に応じて配慮したり、支援したりしていくことが重要です。
(担当ライター:編集部)