働く女性が“10年後”に差がつく『今どきの家づくり』座談会

この記事は2022年5月11日に作成および更新したものです。
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家づくり座談会
家づくりに興味はある!建てるなら注文住宅がいい!でも、敷居は高そうだし何から始めればいいのかわからない…
そんな読者の声を受けて、tomato編集部が読者と一緒に家づくりのあれこれを聞いてきました。
突撃したのは大手ハウスメーカーの積水ハウスさん。家をつくる上で今から押さえておきたいポイントについてまた最新の家づくりについてお話しいただきました。


メンバー

積水ハウス株式会社

圧倒的な年間供給戸数を誇る業界最大手のハウスメーカー。地震に対する安全性を高める地震動エネルギー吸収システム「シーカス」は独自の技術で、地震に強い安心の住まいを提供。さらに、独自の多層構造をもつ「高耐久外壁」や、品質の高い「塗装技術」を用い、メンテナンスサイクルは30年を実現。また、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に対応する住宅「グリーンファーストゼロ」や、スマートタウンの開発など環境配慮においても先進的な取り組みを行っている。


できるだけ細かく具体的なイメージを 持って打ち合わせに臨むべし

読者・後藤(以下後):家づくりって、ハウスメーカーさんによっても何から決めるか違うと思うので迷いますね。失敗はしたくないですから。
積水・藤原(以下藤):一括りに失敗と言っても、お客様によって理由は様々です。思い通りの家にならないことなのか、ローンの返済なのか、何がどうなると失敗だと思われますか?
読者・宮城(以下宮):私は実際に住みはじめてみないとわからないところですね。今の家も電気のスイッチが使いづらい場所にあるんです。
:なるほど。わかった上で採用したものとそうでなく採用したものとでも違いますよね。注文住宅では当然綿密な打ち合わせを重ねて家づくりを進めていきますが、それでも「あの時はこうしたけど、住んでみてこうしたいと思った」ということはあるんです。考えても考えても考え足りないんです。でも、そうした食い違いを防ぐにはやはりしっかりとした打ち合わせしかありません。住みやすさ使いやすさはあくまでお客様の感覚なので、お客様自身がどれだけ具体的なイメージを持てるか、です。そこにお力添えできるよう、例えば「普段その掃除機をお使いならコンセント位置は高めの方がいいのでは」など、細かな配慮は欠かさないようにしています。


子どものこと、老後のこと… まずはライフマネープラン作成を

:私はキッチンにこだわりたいんですが、家づくりは何から始めていくんですか?
まずはライフマネープランからです。特に子育て世代はこれからお子さんにかかるお金がかなりの割合になるため、今はファイナンシャルプランナーに相談されて家づくりを始める方が多いです。公立に進むのか私立に進むのか、老後資金をいくら残した上でローンを組むのかなど、これにより家にかけられるお金が変わってきます。お金は有限なので、あれもこれもしたい!という取捨選択ができなくなってくるんです。でも、こうしたライフマネープランを立てることで、どんな家にしたいかもイメージしやすくなります
:子育てで言うと、子どもが増えて子供部屋が足りなくなったとよく聞きますが…。
:これは授かりものなので予期できないことではありますが、多くの方がお子さんが2人を想定してあらかじめ窓やドア、収納を2個ずつ作られます。大学進学などでお子さんがひとり暮らしをされる可能性も高いため、お子さんの年齢差も考えておくといいですね。また、ご主人が趣味の部屋などを作られていた場合、そこを子供部屋に転用することもできます。
:私は老後についてが気になります。2階建てだと老後は暮らしにくいですか?
:生活の場を1階に集中させるなど、事前にできることはあると思いますが、いずれにしても広島市内は土地価格が高いため、平家建ては現実的ではないかもしれませんね。でも、郊外なら平家も可能だと思います。


アスタ展示場にある「イズ・ロイエ広島」


頭でイメージした我が家がVRで確認できる時代に!

VR


:住宅購入の支援策ってあるんですか?
今は2022年10月申請までで「こどもみらい住宅支援事業」という、若年層や子育て世帯を支援する制度を国が行っています
:では急がないといけないんですか?
:確かに補助金は大事ですが、だからと言って焦って家づくりをするのは怖いと思います。この価値観もお客様それぞれだと思いますが、ただ、建築資材は年々高騰していて、つまり家の価格は高くなっていることは覚えておいていただきたい点ですね。
:今の家の流行りとかあるんでしょうか?
:キッチンで言えば、昔は隠していたけど、今は家具の一つとしてオープンにする方が増えています。簡単に手入れできるタイプも好まれていますね。また、20畳以上などLDKを広くされる方も多いです。
:吹き抜けにすると、光熱費はどうですか?
:例えばこのモデルハウスは床暖房があるので、吹き抜けの寒さも解決できます。太陽光やエネファームで電気代を抑えることも可能ですよ。家づくりにはこのように様々な疑問がつきものですから、当社では実際建ててからイメージと違うという後悔のないよう、現状の家の最新プランがVRで見られる仕組みを導入しています。仕事で打ち合わせに来られないご主人や遠方のご両親にも喜ばれています。


座談会
「勉強になりました!まずはしっかりしたライフマネープランと実例見学ですね!」


「イズ・ロイエ広島」
座談会を実施したのは、アスタ展示場にある「イズ・ロイエ広島」。中の様子がまったくわからない存在感溢れる外観に、広さと奥行きを感じる伸びやかな屋内空間は、完成直後から話題に。※見学は完全予約制。

ま と め

【1】失敗した!を最大限予防するには具体的なイメージと密な打ち合わせ
【2】ライフマネープランで将来を見据えましょう
【3】家づくりの経過はイメージを具現化する最新技術VRで確認できる!


★まちなかモデルハウス「クオーレアクラス楽々園」見学と家づくり勉強会

・これから&将来、家づくりを考えてる人必見!

見学会-2

▼ セミナー内容

●収納から間取りを考える ~家事をもっとラクに、快適に~
・収納や動線を「わが家」仕様にすれば、家事は自然にシェア可能。「快適な家」を収納から。

●モデルハウスを見学しながら最新設備や今人気の間取りをチェック!
・失敗しない家づくりのために!「3D設計」のメリット
・子育て世代なら最大100万円の補助!こどもみらい住宅支援事業など


(担当ライター:編集部)