ファーストレディ・岸田裕子さんインタビュー①/広島の皆さんへメッセージ

この記事は2022年6月16日に作成および更新したものです。
最新の情報は公式サイト等で確認してください。
ファーストレディー-インタビュー①

第2次岸田政権が発足し、半年を迎えました。
岸田文雄内閣総理大臣を支える夫人の裕子さんは、広島出身。
日本のファーストレディとなられたことで、さらに注目を集めています。
このたびインタビューの機会を得て、貴重なお話を伺うことができました。

▼この記事を読んで分かること
◎岸田文雄内閣総理大臣の妻・裕子さんについて。
◎ファーストレディの心境。
◎日本の女性が心得ておくと良いこととは?

この記事を読めば、日本のファーストレディ・岸田裕子さんについてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. ファーストレディの心境を語る

岸田総理夫人である岸田裕子さんは、筆者と同じ母校・広島女学院の卒業生です。
憧れの先輩が、ファーストレディになられたことで、私はとても嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです。
このたび幸運にも、2022年 新春にインタビューの機会を得ることができました。

●ファーストレディになられる前と後での違いや、苦労されたことなどはございますか?(ライター:山田)


岸田裕子さん(以下、裕子さん):「主人が総理大臣になり、それに伴って『ファーストレディ』と呼ばれる立場になったわけですけれど、主人が総理大臣になってからまだ3カ月ですので、いろいろ感じることはこれからだと思います。

違いといえば、主人の警備が今までよりも厳重になったので、『やっぱり総理大臣という立場は、とても重たいのだな』というのを、傍らで見ていて思いましたね。

大臣の時と比べると、総理大臣の警備は違います。
警備の人数も違うし、主人が動くと必ずその人数で動くので、ちょっとあそこに行くだけでもけっこう大変なんです。


―― やはり自由には動けなくなるのですね。(山田)


裕子さん:「コンビニに寄る総理大臣っていないと思うんですけれど(笑い)。
コンビニに寄るとか、ちょっと家に帰る前に、あそこに寄ろうかなっていうのは出来ないですね。」


岸田文雄総理と裕子夫人画像



岸田総理は、昨年の12月に、東京・赤坂の衆院議員宿舎から、首相官邸に隣接する首相公邸に引っ越しをされました。
その引っ越しも大変だったと話す裕子さん。
ファーストレディになってからの苦労話にも笑顔で、ユーモアを交えながら応えてくださり、インタビューは進みます。



裕子さん:「私は広島と東京での生活ですが、東京にいることが多くなりました。

主人の食事のことなどをしないといけないので。

特に今まではコロナで夜の会食がなかったので、夜は家に帰って食べることがほとんどでした。

やはり食生活、健康面も気をつけてあげたいと思いますし、だからなるべく食事面を考えても東京にいたいですね。」


3人のお子様を、広島で育てられた裕子さん。
現在は、岸田総理、議員秘書をされているご長男と、裕子さんの3人で首相公邸にお住まいとのことです。

2. 日本の女性だからこそ、心得ておきたいこと


● 2016年、G7広島外相会合の時、岸田裕子さんが、着物姿でおもてなしをされる場面が印象的でした。
例えば、華道・茶道・着付けなどをなさっていますが、そのほかにも女性が心得ておくと良いこと、たしなむと良いことなどはございますか?(山田)


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(2022年元旦、皇居での「新年祝賀の儀」に首相と共に参列)


裕子さん:「今は、女性だからこうとか、これをやっておいたほうがいいとか、そういうことは、あまり重要視されないかもしれませんけれど、華道にしても茶道にしても着物にしても、『日本の伝統文化』ですので、いろいろ学ぶことが多いです。


お茶は、日本の『おもてなしの心』、つまり『まず相手を心地よくしてさしあげること、相手をたのしませ、居心地よくしてさしあげること』が大切ですね。

茶道は、お点前や作法はありますけれど、例えば、お湯の温度は、その時の気温や部屋の温度に合わせて、少しぬるめたり。
『美味しいお茶を召し上がって頂くために、臨機応変に対応することが大事』
ということを、お茶の先生に教えていただきました。

習い事から『日本のよき文化や、日本人の心』を学ぶことができて、それは女性としてだけでなく、『人間として』いろいろな学びがあるなと思います。


着付けは、お茶を始めてから、着物も自分で着られないと話にならないなと思って。
頑張って練習して着れるようになりました。

着物は好きです。
ですから、普段から外出の機会に、着物を着ていきたいんですけれど、ちょっと勇気がなくて。
セレモニーの時だけでなく、普段から着られるようになれたらいいなと思っています。」


岸田裕子さん 茶道風景

裕子さん:「私は、日本の伝統文化(華道・茶道・着付けなど)を学ぶという点では、グローバルな時代において、『日本の文化、日本人の心』を、海外の人たちに『発信していくこと』も、大事だと思います。

ただそれだけではなくて、個人個人で『私にはこんな特技がある』とか『こういうことが好き』とか、そういう事に向きあって、自分が身につけたこと、習ったことを、『自分のものとして発信していけること』が大切ですね。


そこから学ぶことが沢山ありますし、そういった向上心や、いろんなことに興味をもって、『これをやってみたい、自分のスキルを身につけたい、自分の brush up の為に、自分の成長の為に、こういうことをやってみたい』という気持ちや、エネルギーが大事だと思います。

興味は持ち続けていったほうがいいと思いますね。

興味があるものも人それぞれでしょうし、その人の『得意・不得意』というのもあるでしょうし。
だから自分が好き、やりたいって思うことに時間とエネルギーをかけて、一生懸命にやっていくっていうのは良いことなんじゃないかなって思います。


―― とても素敵なメッセージをありがとうございます。(山田)


                                         〔2022年1月6日 インタビュー〕

3. まとめ

岸田裕子さんから、ファーストレディになられる前と後、現在の心境について、貴重なお話を伺うことができました。

そして、広島の皆さんにも参考になる、心のこもったメッセージをいただけたことが嬉しいですね。

日本の総理大臣を支えるファーストレディの魅力を、パート②でもお伝えしてまいります。


<パート② へつづく>




岸田 裕子(Yuko Kishida)/プロフィール


広島県三次市出身。

広島女学院中学校・高等学校卒業。

東京女子大学文理学部日本文学科卒業後、マツダ株式会社入社。役員秘書を務める。

1988年 結婚。3人の息子の母。

2021年 第100代・第101代  内閣総理大臣 岸田文雄氏の妻。
現在の日本のファーストレディ。


(担当ライター:山田典子