働く女性の本音_vol.113_松本 真季さん
松本 真季さん
●手帳プロデューサー/手帳のGAKKO校長/オンラインサロン主宰
■プロフィール/今治市出身。地元の高校を卒業後、東京のモデル専門学校へ入学。卒業後は5年間にわたり雑誌、TV、CMなどで活躍。23歳のとき、プロ野球選手だったご主人と出会い、広島へ。長女出産。2014年に現役を退くまで専業主婦として夫を支える。この年次女出産。2019年、『手帳のGAKKO』の理事長・菱田紗絵子氏と出会い、2022年より同コミュニティの校長に。また、2020年より自身のオンラインサロン『My Diary』を主宰。2022年からはオリジナル手帳のプロデューサーとしても活躍中。趣味は美容全般。
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〝書く〟こと、内面を見つめることで
人生は変わるんだと伝えたい
小学5年の時、父親に難病が発症。家族で看病する中、中学2年には母親にステージ4のがんが発症。重苦しい日々と、そうした状況を周りに伝えられない多感な年頃。気づけば、病状の記録や生きること、死ぬことへの思いをノートに綴っていたと振り返ります。今になってわかるのは、当時はそれで心の安定を図っていたということ。そして、以来〝書く〟という行為は彼女の日常となっていきました。
闘病中だった両親に背中を押され、夢だったモデルの世界で活躍。プロ野球選手と結婚し、2人の娘さんにも恵まれました。夫の引退を機に、自らも起業を決意。あれこれ模索する中で進むべき道が見つかったのは、周囲からいつも言われる「そのノートのメモすごいよね」という言葉から。〝書くことが好き〟それは当たり前すぎて気づかなかった、松本真季という人間の再発見でした。
これまで多くの手帳術を学んできた松本さん。その中で出会ったのが、自分の思考を整理し、問いを立てて自らで答えを出す書き方。頭の中で考えるとぐちゃぐちゃになってしまう思考を紙の上でまとめ、感情を書き綴るのです。この書き方をもとに現在、オンラインコミュニティの校長として、またオンラインサロンの主宰として活動する松本さん。特に、コロナ禍で世界が止まっている時、こうした日常こそ〝書く〟ことで自分の心を見つめてほしいとスタートしたサロンは、今や海外からの生徒もいるほど人気です。「サロンでは主にインスタグラムを使い、毎日の投稿や週に一度のライブを行なっています。休日はないようなものですが『教えてもらった通り手帳に書くことで人生が変わりました』という声が励みになっています。自分自身が変わらなくてもいいんです。〝書く〟ことで世界の見え方が変わるんです。それを理解してもらえた瞬間が私の一番の喜びです」。
2022年には、自らがプロデュースしたオリジナル手帳を発売。その年の「手帳総選挙」でいきなり全国7位に輝きました。「スケジュール管理をするだけが手帳ではありません」と松本さん。そこに心の内側を〝書く〟ことで、困難を乗り越え自分らしく生きていけるのだと、熱を込めます。かつての自分のように、手帳やノートで救われる人が一人でも増えますように。そのための精力的な挑戦は続きます。
バッグ(kate spade)
華やかさと上品さを併せ持ったバッグは、お気に入りのピンクで。手帳やノートをはじめ、色んなアイテムもしっかり収納できる上、丈夫なのもポイントです。
LUMIEAGE(ISHIIMIHO.COM)
ビタミンCをしっかり届ける美容必須成分と、4種のハーブをミックスした成分が、体の内側からインナーケア。透明感とハリのある毎日へ導いてくれます。大好きな美容家・石井美保氏プロデュースのサプリメントです。
ハンドクリーム(Dior)
優しいローズの香りがお気に入りで愛用中。つけ心地もなめらかでサラサラ。高い保湿力で、手肌をたっぷり潤わせてくれます。
フェイスポインター(COREFIT)
頭、首、肩専用のフェイスポインター。筋肉のコリをほぐすことで美顔へ近づけます。1日2分、気軽にできるホームケアアイテムです。
手帳(me more)
松本さんプロデュース、“わたし純度”を磨く手帳。初代(2022年発売)は、STORESで販売中、新作(2023年発売)は、クラウドファンディングで先行販売中。
【STORES】
https://matsumotomami.stores.jp/
【CAMPFIRE】(クラウドファンディング)
https://camp-fire.jp/projects/view/679501