働く女性の本音_vol.116_野村 舞さん

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野村 舞さん
●広島ホームテレビ アナウンサー


■プロフィール/東京都出身。都立西高校、明治大学商学部卒業。2023年4月、広島ホームテレビ入社。現在、「ピタニュー」(月〜金夕方4時40分)月曜コーナー「ひろしま23」をはじめ、「勝ちグセ」、「ググッと。瀬戸内」のコーナーを担当。「乗ることが目的」と話すほど鉄道が好きで、趣味は鉄印集め。また、フィルムカメラにもハマり中。美容の秘訣は、福山でエステティシャンとして活躍する叔母直伝の自家製パック。実家が音楽教室を営み、ピアノを始めたのは2歳から。今でもスタジオやストリートピアノで無心でピアノを弾くのがストレス発散法。
【Instagram】
@mai.nomura_home


アナウンサーも広島県民も一年目
街のこと人のことを知るのがやりがい

音楽一家に育ち、聴覚は自然と鍛えられる環境。だからテレビで見るアナウンサーの声色が朝と夜の番組でまったく違うことに気づき、それを面白いと感じたのがアナウンサーを志したきっかけでした。福山市の叔母をはじめ、隣接する井原市には祖父母が暮らすなど、東京育ちの彼女にとって広島や中国地方は縁深い土地。広島弁も耳馴染みがよいと話します。ちなみに、明治大学では文化祭の実行委員として森下暢仁投手にインタビューを経験。森下投手のカープ入団をきっかけに、自身もカープファンになりました。


ホームテレビに入社して2週間後には、石田靖さんとのロケコーナーがスタート。大阪まで足を運ぶほどの新喜劇好き、しかも相手はベテラン芸人。緊張はするそうですが、幼少期からピアノの先生に叩き込まれた“間違えても間違えたように見せない”主義で緊張もうまく隠せていると笑います。「作らなくていい、素の野村でいいと、ディレクターにも石田さんにも言ってもらえて。温かいみなさんに囲まれて、すごくのびのびロケをさせていただいています」。ちなみに『ひろしま23』のロケは台本もなく、ロケ先が決まっていないこともあるのだとか。「でも、だからこそ瞬発力や対応力が鍛えられているかもしれません」と野村さん。


気候や習慣、文化など、広島の人の感性をまだ掴みきれていないのが、アナウンサーとして、また広島県民として一年目の難しさでもあります。野村さんにとっては新鮮でも、広島では当たり前に“あるある”なネタを提案し、NGをもらうことも少なくありません。一方、バイオリニスト・廣津留すみれさんがゲスト出演された際には、音楽を共通項にスムーズなスタジオ回しを展開。「音楽をやってきてよかった」と感じた瞬間でした。こうした自分の得意分野は最大限に活かしつつ、まだ知らない広島のことは視聴者からいただいたSNSの情報をもとにリサーチすることもあるというアクティブな野村さん。目標は広島県中の人と友だちになること。「いろいろな人と出会い、お話することが多いお仕事の中で、いかにその人と打ち解け、本音を聞かせてもらえるかをいつも考えています。テレビ的に聞きたいコメントというものはあります。でも、そうじゃないコメントを、その人の心からの思いを、電波に乗せて伝えていきたい。私が目指すのはそんなアナウンサーです」。



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バッグ(Samantha Thavasa)
大学入学の際に母親からプレゼントしてもらったバッグ。とにかく黄色が好きだという野村さん。このバッグもキレイな黄色がお気に入りです。また、容量も抜群なのでいろいろなシーンに活躍しています。

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ルージュ(ETVOS)
入社前、「似合うと思うよ」と同期の岡本アナからもらった大切なルージュ。初鳴きのときにもこのカラーで臨みました。天然ミネラルと植物由来オイルでできており、乾燥で荒れがちな唇をいたわりながら、潤いとツヤを与えてくれます。

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ポーチ(ACCOMMODEヨシモト)
いつもYouTubeを見ている大好きな芸人・レインボーのポーチ。シュールでおしゃれなイラストに「きれいだ」のセリフ入り。バイカラーもポイントです。

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キャンディ(L'ABEILLE)
アナウンススクール時代の恩師からのプレゼント。仏産のはちみつキャンディは、ラズベリー、オレンジ、レモンの3種類。爽やかな風味を楽しめます。

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フィルムカメラ(KODAK)
距離感や光の入れ具合など、撮り方が難しいフィルムカメラを2年前より愛用中。現像するまで仕上がりがわからないところが好きと、野村さん。

♥ 働き女子に10の質問

Q1.好きな言葉は?

Compuss of your heart.[心のコンパスを信じて]
(東京ディズニーシーのアトラクション「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」で好きになった)

Q2.最近ハマっていることは?

鉄印集めやカメラも趣味だけど、吉本新喜劇にハマり中で、大阪まで観に行くことも
石田靖さんとお仕事をするようになって、新喜劇がより身近になった

Q3.どうしてもこれだけは譲れないことは?

家で過ごすのが好きなので、例えば毛布はふかふかにするなど睡眠環境は譲れない

Q4.行きつけの飲食店は?

コーヒーハウス カナデ(広島市中区国泰寺町1-7-26)
母親と居酒屋で飲んでいた時、たまたま隣に居合わせたママさんのお店
広島でのお母さんのような感じ

Q5.行きつけのヘアサロンは?

まだ行きつけは決まってない
(最近「SNOB hair」に通い始めた)

Q6.行きつけのファッションショップは?

NATURAL BEAUTY BASIC

Q7.何フェチ?

背中や姿勢
(男性なら大きい背中、女性なら華奢な背中をついつい見てしまう)

Q8.幸せだと感じる瞬間は?

誰かと話しているとき
(実家ではずっと家族で話をしていたので、ひとり暮らしを始めて特に感じるようになった)

Q9.最近一番感動したことは?

閉校を迎える安芸高校音楽部によるオーケストラの復活、その思いに感動した

Q10.10年後は何をしている?

広島県中の人と友だちになっている!