働く女性の本音_vol.53_大重麻衣さん
大重 麻衣さん
株式会社広島ホームテレビ アナウンサー
■プロフィール/1991年生まれ、東京都出身。学習院女子大学卒、2014年広島ホームテレビ入社。現在の主な担当番組は『みみよりライブ 5up!』(水・木・金)、『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土)。昨年はカープのセ・リーグ優勝リポーターも経験。ジャズダンス歴13年という特技を持つも、現在の運動習慣はゼロ。また、休日は寝て過ごしたり、1人カラオケや1人レイトショーに出掛けたりと、1人の時間が大事派。
Instagram:@home.nextneo
もう新人じゃないから 求められるものに応える実力を
現在「5up!」「フロントドア」のMCを務める大重麻衣さん。将来自分は何になりたいのかを自問自答していた学生時代、某テレビ局でアルバイトをする中で、テレビの仕事に興味とやりがいを感じたと振り返ります。間近に接するアナウンサーやテレビ局スタッフが1秒1秒を大切に仕事している姿に感銘を受け、自分もそんな風にカッコよく仕事ができたらと、テレビの世界への扉を開きました。入社5年目、今でも番組は毎回緊張すると話しますが、なんと入社翌日には生放送のスポーツコーナーを経験するなど、入社当時からその度胸の良さが買われています。
しかし、報道・情報番組のMCとして日々感じるのは、同じ放送時間でも毎日異なる情報を伝えることの難しさと、だからこそのやりがいの大きさ。26歳、まだ人生経験が豊富なわけではなく、ましてや主婦でもない自分が視聴者のみなさんに対して何を伝えられるんだろう…そう思い悩むことも多く、共に番組を進行する松本裕見子さんや榮真樹アナなど周囲に助けてもらっているのだそう。一方、スポーツ番組は等身大の女性として発言ができる場。アナウンサー1年目からスポーツの勉強を始め、現場にもできるだけ足を運びました。広島特有のカープ熱が彼女のアナウンサー人生に大きな影響を与え、今では大のカープファン。だからリーグ優勝のビールかけに参加できたのは忘れられない出来事です。
そんな大重さん、毎回番組が終わると力が抜けるほど全力で生放送に臨みますすが、毎日スタジオにいると「この放送はちゃんと届いているのかな」という気分に駆られるそう。それでも取材に行くと「いつも観てるよ」と声をかけて頂け、視聴者のみなさんとのつながりを実感するそうです。また、豪雨災害では被災地へも向かいました。難しい取材でしたが、被災された方に「テレビが放送してくれるおかげで全国に知ってもらうことができる」と言って頂け、テレビの力を、自分の仕事の意義を改めて感じました。「後輩も育ってきて、私自身は次のステップに行かなくてはならない時期。自分の年齢でMCを任されているということは、それだけ求められているものも大きいと思っているので、しっかりと実力をつけていきたいです」。1秒1秒を大切にしながら、彼女の活躍は続きます。
■ 働き女子のカバンと中身
バッグ(TORY BURCH)
入社1年目に購入して以来愛用中のバッグ。多少使い古した感が出てきたものの、何を入れても壊れない頑丈さがグッド♪
コロン(Jo Malone)
ロンドン発のラグジュアリーなフレグランス。お土産でもらい使い始めたのがきっかけで気に入り、旅先のハワイにて購入。秋のエッセンスを凝縮したかのような香りはほんのり豊潤で、人と被らないのも高ポイント。
ハンドクリーム(CHANEL)
友人からプレゼントされた「ラ・クレーム・マン」。手肌と爪を同時にケアしてくれ、ベタつかずにサラッとした仕上がりになるのがお気に入りポイント。
折り畳みミラー(ANNA SUI)
高校入学時に母親からプレゼントされたミラー。一度壊れてしまったため、同じものを購入し直し今でも愛用中。バッグやポーチに入れても持ち歩きしやすい大きさです。
手帳(MARK'S)
ガーリーデザインの手帳は、くりぬかれたハートが絶妙にキュート♪スケジュール管理はスマホよりも手書き派の大重さん、実は毎年同じデザインを購入し続けているほどのお気に入り。