働く女性の本音_vol.54_吉中恵理さん

吉中 恵理さん
地方公務員/華道家元池坊広島支部幹事/(一社)ぴんしゃんウォーキング協会公認講師
■プロフィール/山口県出身。短大を卒業後、地方公務員として勤務。現在では新任者研修の講師も務める。一方、華道では池坊広島支部の幹事、ウォーキングではデューク更家公認スタイリストとして活躍。さらに今年4月からは、インターネットラジオ「ゆめのたね」でパーソナリティーとして毎週土曜16時〜「キャ キャ キャット♡」を配信中(https://www.yumenotane.jp)。その他、広島市心身障害者福祉センターでのボランティアも30年以上。2016ミセス広島グランプリスト。
歳を重ねるのは老化ではなく進化
だから挑戦することはやめない
結婚・子育てを経ながら公務員として働き続ける吉中恵理さん。長年勤めてきた恩返しにと、現在は後輩育成にも励み、仕事を続けていくことの魅力を若い世代に伝えています。そんな吉中さんですが、実は公務員以外にも様々な顔が。
25年程前に趣味として始めた華道では、支部の幹事として講座や講習の手伝いから花展の司会までをこなします。世話役として甲斐甲斐しく動き回る一方で、自身も2ヶ月に一度は京都までお稽古へ。美しい花々で生き生きとした世界を表現できる魅力と華道が持つ奥深さは、褪せることなく吉中さんを惹きつけているそうです。
ウォーキングに出会ったのは18年前。同じ体験コースを受けた大人しそうな女性が、回を重ねる毎に明るくキレイになっていく姿に衝撃を受け、自分も周りの人を元気にしたいと、デューク更家本人に師事、やがて公認講師となりました。ウォーキングには、歩く姿が美しくなるばかりかインナーマッスルが鍛えられ自律神経が整う効果も。かつて精神的に落ちこんだ時期も、ウォーキングによってそれを乗り越えられたのだと振り返ります。
また、今春からはインターネットラジオのパーソナリティーにも挑戦。台本作りから本番でのアドリブなど大変な作業ではありますが、聴いてくれる人が少しでも元気になればと、できるだけ前向きなワードを盛り込んで週に1回の配信を続けています。
そんな吉中さん、16年にはミセス広島のグランプリストに輝きました。応募の動機は、落ち込んだ日々を過ごしていた当時、ベストな自分を創りそして表現したいと思ったから。ダンス、ボイトレ、メイクに栄養学と、様々なことを学んだカリキュラムでは、普段主婦として家族のことばかり見ている中で、客観的に自己を見つめる時間を持つことができ、それは彼女にとってかけがえのない財産となりました。
「仕事を続けているうちは、若い世代へ伝えるべきことを伝えるのが、長く勤めてきた自分の務めだと思います。その後は私の支えになったデューク更家師匠から学んだことを周りの皆さんに伝え、笑顔で過ごすお手伝いができればいいですね。そして私自身もいつまでも元気で若々しくありたいです」。生き生きと展望を語る吉中さん、その輝きは一層明るさを増しそうです。
■ 働き女子のカバンと中身

バッグ(LONGCHAMP)
パリジェンヌの普段使い用としても人気のバッグは、娘さんからの誕生日プレゼント。ウォーキングシューズ&ウエアも楽々収納、A4ファイルもスッポリで使いやすさ抜群!

リップ美容液(Luscious Lips)
アンチエイジング、ボリュームアップ、保湿、ヒーリング、豊唇と、様々な有効性を持つスグレモノのリップ。塗った途端にぷるんと厚くなるグロス感や保湿力の高さが吉中さんのおすすめポイント。広島プルミエクリニックで購入(医療機関専売アイテム)。

ファンデーション(MDEAR)
ファンデーション、下地、UVカット、スキンケアのマルチ機能をもったスキンケアアイテム。広島プルミエクリニックで購入(医療機関専売アイテム)。

ファイルノート&筆箱(オリジナル)
シールを貼って花柄をあしらった自作のファイルノート。中はルーズリーフになっていて、華道やセミナーで学んだことがビッシリ!

財布(Salvatore Ferragamo)
娘さんからプレゼントされた財布は、艶やかで上品な色のレザーが魅力。カード収納がたくさんあるなど、使い勝手の良さも愛用ポイント。