働く女性の本音_vol.67_箕輪紀子さん
箕輪 紀子さん
ピアニスト/ミセス日本グランプリ・ファイナリスト/マダム健康美ウォーキング講師
■プロフィール/東京都出身。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。在学中から演奏活動を続け卒業後もピアニストとして活躍。その後、転勤で8年前より広島に定住。現在は広島と東京を往来しピアニスト・ピアノ講師として活動中。広島では宮島グランドホテル有もとやレクサス広島西で定期演奏を行っている。一方、ミセス日本グランプリ(第10回)のファイナリストとして得た知識やこれまでの経歴を活かし、東京ではマダム健康美ウォーキングや昭和歌謡の講師も務める。美容の秘訣はたっぷりの睡眠と好き嫌いのない食事。
聴く側も弾く側も楽しくハッピーに
音楽というのはありがたい仕事
4歳でピアノを始め、小1で既に将来の夢がピアニストだったという箕輪紀子さん。披露宴やホテルのラウンジ、イベントなどで精力的に演奏活動を続けている女性です。広島に来たのは8年前。所属事務所からの斡旋や知人からの依頼が多くあった東京時代とは異なり、広島は頼る人が誰もいない土地。それでも音楽の仕事がしたいという一心で、自ら飛び込みで営業活動を続けたと当時を振り返ります。広島での活動が軌道に乗った現在では、クラシックからジャズ、ポップス、さらには弾き語りまでオールジャンルの曲をこなします。作曲家の意図をいかに完璧に表現するかというクラシックに対して、フィーリングを重んじ自分の気持ちで演奏する部分が大きいジャズ…正反対とも言えるその違いに当初は難しさもあったそうですが〝両方のジャンルの良い部分をミックスさせた演奏〟がいまの箕輪流です。「音楽は聴いている方を楽しませるものですが、私自身も楽しい、みんながハッピーになれる本当にありがたいお仕事だと思います」。技術的には上を見るときりがない世界。そこを目指すのではなく、心を込めて伝えることで聴いている人が幸せな気持ちになれる音楽表現をしていきたいと、ピアニストとしての思いを語ってくれました。
そんな箕輪さん、17年にはミセス日本グランプリのファイナリストに。応募のきっかけは、自分だけでなく、誰かのために社会貢献しながら自らも輝こうという大会コンセプトに惹かれたから。家族や周囲も積極的にボランティア活動に参加する中、自分にも何かできることがあるのではと考えたそうです。大会を通じては、ウォーキングやメイクなど様々なことを吸収。また、仕事や子育てを一生懸命こなしながら自らをブラッシュアップする仲間や起業など新しい何かに挑戦していく仲間の姿を見て刺激も受けたと話します。この経験から、箕輪さん自身も現在は東京でシニアのウォーキングや昭和歌謡の講師としても活躍。生徒さん達の笑顔と健康のために尽力する日々です。「ピアニストとしても社会貢献活動もさらに活動の場を広げていきたいです。特にシニアの方に、コンサートやファッションショーで楽しく美しく輝いてもらいたい。人前に出ることで活力になりますから」。〝人も自分も楽しめる〟箕輪さんの活動は、まだこれからが本番です。
■ 働き女子のカバンと中身
バッグ(GIANNI CHIARINI)
フィレンツェの革工房から始まった人気ブランドのトート。トレンドを意識した高いデザイン性と上質レザー特有の柔らい手触り、何よりアイテムをたくさん入れられる驚きの軽量感が魅力。福屋のNARACAMICIEにて購入。
ヘアミスト(CHANEL)
香りを手軽に楽しむことのできる、スプレータイプのチャンス オー タンドゥル。軽やかなミストが髪全体を包み、やわらかにフローラルが香ります。昔から愛用しているというお気に入りアイテム。
焙煎ごぼう茶 すらり(あじかん)
国産ごぼうの他、ゴールデンキャンドル、決明子をブレンドした特別なごぼう茶。お通じもすっきりサポートしてくれます。ノンカフェインなので就寝前にもOKで、箕輪さんは3〜4年前から愛飲中。
ヘアトリートメント(La Sana)
髪の加齢ダメージを集中補修し、ハリを高めてくれる洗い流さないヘアエッセンス。毛髪補修型コラーゲン&シルク配合で、髪がツヤツヤになるのがお気に入りポイント。広島に来て以来、La Sanaを愛用しているのだとか。
バスソルト(無印良品)
6種のフラワーエキスを配合したバスソルトは、香りのバリエーションがある中、特にレモングラスがお気に入り。スーパー銭湯に出かけたり、湯船で読書をしたりというお風呂好きの箕輪さんの必需品。