働く女性の本音_vol.75_宮崎真代さん

宮崎 真代さん
カルミア美肌クリニック 看護師長
■プロフィール/益田市出身。大学卒業後、エステサロンと美容外科へともにエステティシャンとして勤務。そうした中で美容医療への興味を抱き、看護師免許取得のためアルバイトをしながら看護専門学校へ。2011年、医療法人社団遊心会カルミア美肌クリニック入社。2020年2月より看護師長を務める。休日は週1回のペースでパーソナルトレーニングへ通い、食生活も有機野菜と肉類が中心、さらに自院で定期的にe-maxを受けるなど、アンチエイジングの見本となるべく美容・健康を心がける日々。
より責任ある立場になり悩みもしたけど
だからこそ見えてきたものもある
大学在学時、アルバイトをしながら美容専門学校の夜間コースにも通い、そこで美容の世界に魅せられていったという宮崎真代さん。エステティシャンとして数年働くうちに、より深くこの世界を知りたいと看護師免許を取得、美容医療の分野へと足を踏み入れました。現在は医療機器を使用した脱毛や肌トラブル治療の介助を行い、「目に見える結果に喜んでいただける仕事なので、いつもやりがいを感じています」と充実した日々です。一方、施術はもちろん高次なホスピタリティを維持することも、現場の大切なミッション。「これまでも接客に携わってきましたが、ここで求められる施術、接客、空間、美化のレベルの高さに入社当時は驚きました。常に一流であること、日本一になることを志し、来院された時からお帰りになる時までいかに患者様に感動していただけるかをスタッフで考え実行しています」と宮崎さん。
そんな彼女、クリニックの組織化に伴い、今年2月からは看護師長に就任。15名の看護師を束ねる立場となったことで、マネジメントやマーケティングなどにどう組織を生かしていくのかという新たな課題に直面もしています。とはいえ、こうした事案を考えるのが好きなのも彼女のユニークなところ。例えば脱毛。以前は全身脱毛の件数が多かったが、今は部分脱毛が多い傾向にある、ならば患者様1人あたりの時間がこうで、料金をここまで下げても…など、全てをデータ化・グラフ化して会社側へ自発的に提案、採用されるに至りました。「それによってスタッフの忙しさが増したので、今度はどこまでの人員を確保できれば円滑に業務が運ぶか…といった具合に、OKが出なければ別の方法、異なる手段を考えて再提案します。このクリニックはまだここが伸ばせる、この良さを出していかないともったいないっていつも考えてしまうんですよね」。実は煮詰まった時にはすごく考え込んでしまうタイプなのだと笑う彼女、それでも、〝とことん悩んだことに対しては悩んだぶん絶対に成果を出す〟という揺るぎない信念も持ち合わせています。そして、こうしたトライアンドエラーの中で手にしたもの、見えてきたものが確かにあり、それが新しい自信にもつながっている様子。「どんなに嫌なこと難しいことがあっても最終的にはバネにします」。患者様のため、クリニックのため、自分自身のために、看護師長の挑戦は続きます。
■ 働き女子のカバンと中身

バッグ(HERMES)
シンプルデザインが人気のトート、ガーデンパーティ。フェミニンで大きすぎないサイズ感なのに収納力も高く、ビジネスにもカジュアルにも使えるのが魅力です。

クレンジング(IMPÉRIALE)
メイク落としとエイジングケアを両立させたサロン専売の無添加クレンジング。毛穴の汚れまでしっかり落ち、肌にも優しいのが特長です。「肌はまず汚れを落とすことが大切。ホームケアで一番時間をかけてほしいのがクレンジングです」と宮崎さん。

小銭入れ(LITSTA)
コインホルダーに上質なイタリアンレザーを組み合わせた、スマートデザインな小銭入れ。フラップポケット付きで使いやすさも抜群。東京・銀座の藤巻百貨店にて購入。

化粧水(Dr.Recella)
沖縄海洋深層水「αGri-X」100%の純粋化粧水。スプレータイプなので肌の摩擦も少なく、1本で高い保湿力を誇るため、他の商品を多用しなくていいのも高ポイント。

手帳
思いついたことはスマホへ、それをまとめるのは手帳で。スケジュール管理の他、ミーティングで話したい内容やToDoリストなどを記入しています。