働く女性の本音_vol.86_佐久間むつみさん
佐久間 むつみさん
●モデル/リポーター
■プロフィール/広島県出身。大阪の大学を卒業し就職していた在阪時代、スカウトされモデル業をスタート。「ひろしま、宝しまレディ」に選ばれたことをきっかけに帰広。以降、広島・大阪をはじめ全国各地でリポーターやモデルとして活躍。現在、RCCテレビ『ランキンLand!』、ちゅピCOM『SPORTS & LIFE』『ウエスタン・リーグ野球中継』などに出演中。また、釣り雑誌にもレギュラーを持つ釣りガール。
Instagram/@mutsumisakuma
Twitter/@623sakuma
緊張もする、不安もある。
だから仕事はできる限りの準備をして臨む。
会社員として働きながらモデル活動をスタート。しかし、二足の草鞋で休みがなくなり次第に疲弊。そんな時「誰にでも出来ることではないと思うよ」と背中を押してくれたのが職場の仲間たちでした。元々、人前に出るのが得意な性格でなかったため、この後押しが今の道を歩くきっかけになったと振り返ります。現在はモデル業の他、リポーターや番組のMC、CM出演など多方面で活躍中です。
中でも〝野球〟は佐久間さんの仕事に欠かせない存在。2014年、CSスポーツチャンネルでファイターズのキャンプ中継の担当に。当時は野球のルールもまったく知らなかったので、そこから勉強を始めたと言います。その後、オリックス戦の専属リポーターとなり、現在はカープの二軍を取材する日々。「とても緊張するタイプで、その緊張も現場ではコントロールできません。だからお仕事の前はできる限りの準備をするようにしています」。実際、毎試合のスコアを取り、選手の成績を把握。ヒーローインタビューをすることもあるため、相手チームのスコアも欠かしません。1日に3〜4試合を観ることもあるそうで「あのホームランの軌道はどうだったか、そこまでチェックしないと不安でしかたないんです」と笑い、「プロが相手の取材なので、そこまでしておきたんです」と続けます。一軍よりも情報が少ないので、選手たちの変化をできるだけ詳細に伝えていきたいと話す佐久間さん。そんな選手たちが一軍に上がって活躍する姿は、何より嬉しい光景です。
モデルにスタジオでのMC、キャンプ取材に釣りの仕事と、幅広い活躍を続ける彼女ですが、例えばスタジオではヒール、キャンプでは露出の少ない格好と、服装の切り替えをそれぞれの仕事のスイッチにしているそう。ある時はカメラの前で主役に、ある時は選手の前で黒子に。一見難しそうな切り替えですが、キャリアの中で培ってきた佐久間流の仕事の流儀がそこにはありました。「コロナ禍でこれまで当たり前だったやり方ができなくなることも多く経験しました。それでも、モデルのお仕事のクライアントさんや野球中継のスタッフさんから『よかったよ』と言ってもらえると、1つのピースとして貢献できたんだとやりがいを感じます。今後もお仕事に一生懸命向き合い、大好きな仕事仲間に囲まれて過ごしていけたらいいですね」。
■ 働き女子のカバンと中身
バッグ(CELINE)
モデルの仕事や出張時にはセリーヌを、外での仕事の際はZARAで購入したリュックを使い分けている佐久間さん。資料など持ち歩くものが多いため、いずれも大容量なのがポイント。
日やけ止め(Kanebo)
野球にゴルフに釣り…、仕事もプライベートも屋外での活動が多い佐久間さんにとって、日やけ止めは必須アイテム。仕事中は塗り直す時間もないので、汗や水、摩擦にも強く落ちにくいタイプを愛用。
ヤードム
(POY-SIAN)
タイを旅行中に購入したヤードム(嗅ぎ薬)。現地価格で80円ほど。花粉症のときなどに清涼感を味わえます。ちなみに現地の人は、メンソールのスティックを直接鼻に突っ込むそう。
鼻・のど甜茶飴
(森下仁丹)
職業柄、のどのケアは念入りに。甜茶と甘茶のエキスを配合したのど飴は、爽快な鼻抜けとのどの潤いを同時に感じられます。楽天市場で「グルメ大賞2019」を受賞した逸品。
スキンケアコスメ
(SHIGETA)
CHICO SHIGETAが2006年にパリで設立したブランド。植物の力を最大限に引き出したオーガニックコスメシリーズは、どれも佐久間さんのお気に入り。香りもオススメなのだとか。