働く女性の本音_vol.88_中本 圭美さん

中本 圭美さん
●Toruveトップスタイリスト/Remme代表
■プロフィール/広島市出身。広島県理容美容専門学校卒業後、福岡で美容師として働きながらメイクを学ぶ。その後帰広し、現在は横川にある美容室「Toruve」の副店長を務める。また、2020年9月には同じく横川に焼き菓子店「Remme」をオープン。こちらの代表でもある。休日に“美容の日”を設けるほどの美容好きで、アイテム、ケア、トレーニングなどを併用。一児の母でもある。Instagramは下記。
【Toruve】@kk.kiyomi.kk
【Remme】@remme.kk
美容室の副店長と焼き菓子店の代表
お客様に喜んでいただくのは同じです
自分やお人形さんの髪を触るのが好きだった幼少期。例えばコンプレックスがあっても、それをどう工夫すれば可愛く見えるかを自分自身や友人に試行錯誤し、可愛くなれた瞬間が嬉しかった中学生。だからその頃には美容師の道を歩むと決めていたと振り返る中本さん。下積み時代は苦労もありましたが、少しでも早くスタイリストになりたいという一心で、がむしゃらに乗り越えてきたそう。トップスタイリストとなった現在、お客様一人ひとりに気に入ってもらえるスタイルを作るためにはプロとしてもちろん妥協はできず、また常に移り変わる流行の先頭についていかないといけないシビアな現状はあります。それでも、お客様に喜んでもらえたとき、また来店してもらえたとき、どんな苦労も帳消しになるのだと話します。「美容師が天職だと思っているので、結局は毎日が楽しくてしかたないんですよね」。
そんな彼女には、実は焼き菓子店の経営者としての顔も。きっかけとなったのは、現在お店の代表パティシエールを務める幼馴染・梅津さんの存在です。梅津さんが個人的に作るスイーツを友人としてずっと食べてきた中本さん。あまりのおいしさに「これはお店を出してたくさんの人に食べてもらった方がいい」「一度きりの人生、やりたいことをやってみようよ」と言い続けてきたそう。そんな折、美容室の隣に空きができるなど様々なタイミングが運良く重なり、昨年9月オープンに至りました。1周年を迎える店舗はすでに、インスタグラムのフォロワー1万2千人を超える人気店です。焼き菓子店での中本さんの担当は、数字の管理やSNSなどを使っての広報、また新商品をはじめとしたスイーツ全般のプロデュース。「製造については私はわからないこともあるので、とにかくいろんなものを食べ、連想し、アイデアをぶつけ、パティシエールと話し合います。どんな無理難題を言ってもそれを超える試作品を作り上げてくれるのは感謝しかないです」。
2つの店舗を往来する日々に最初こそパンク寸前だったそうですが、今はだいぶ慣れました。また、まったく違う仕事を始めたことでこれまで見えていなかったものも見えてきました。ただ、お客様に「また行きたい」と思ってもらえることが至上の喜びであること、そのために努力することは、どちらも同じ中本流の仕事論です。
■ 働き女子のカバンと中身

バッグ(MM6 Maison Margiela)
可愛いフォルムの斜めがけバッグは友人とお揃いで購入。コンパクトながら必要なアイテムをしっかり収納でき、なにより体へのフィット感が中本さんのお気に入りポイント。

日やけ止め乳液(L'OCCITANE)
運転前はもちろん、毎朝使うボディローション。日やけ止めしながら肌にしっかり潤いを与えてくれるスグレモノで、白浮きもなし。爽やかな柑橘系の香りも魅力です。

リポソーム ビタミンC
美容・健康の維持に不可欠な栄養素ビタミンC。そんなビタミンCの吸収率・浸透率にこだわった国内製造のサプリメント。毎日愛飲中です。
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