働く女性の本音_vol.90_HAMAYUさん
HAMAYUさん
●FLYGIRLSリーダー/ダンススタジオFLEXインストラクター
■プロフィール/広島市出身。舟入高校時代からダンススタジオに通い始め、広島市立大学在学中にオーディションでフライガールズ1期生に選出。発足当初よりサブリーダーを務め、2017-18シーズンからリーダーに。試合日以外は、ダンススタジオFLEXのインストラクターとして本通・呉・五日市で毎日レッスンを行う多忙な日々。美容の秘訣は疲れをとるためしっかり入浴することと、お風呂上がりの肌のケア。仕事柄常に体を動かすので、食事は制限しない。
【Instagram】@flygirls_official_
観戦に来てよかったと思ってもらうために
試合中は360度ずっと気を抜かない
広島ドラゴンフライズ専属のチアダンスチーム「フライガールズ」のリーダーとして活躍中のHAMAYUさん。試合前やハーフタイムにチアダンスで会場を盛り上げてくれるのは、ブースター(ファン)にはおなじみの光景です。オーディションに誘われチームメンバーに選ばれたときは大学生。その頃はまだBリーグ開幕前で、右も左もわからない状態からウォーキングやポージングの練習、試合で踊る曲の振り付け、立ち位置の確認などを重ねていったと振り返ります。中でもこれまで踊ってきたステージと違い、360度を囲まれたアリーナの環境は未経験のため、ここは集中的に練習を繰り返したそう。
パフォーマンスで意識するのは、お客さん一人ひとりの顔を見ること。タイムアウトの短い時間も楽しんでもらえるよう、たとえ試合が劣勢でも来てよかったと思ってもらえるよう、メンバー全員が全力で表現しています。また、試合中は〝気を抜かない〟ことも大切な心がけ。所作ひとつからコートサイドでの応援まで、常にお客さんから見られていることを忘れず〝オン〟の状態を維持します。ダンスのステージ発表に慣れていると、〝オン〟状態を維持することは実はかなりの体力と集中力を必要とするそうで、これを新メンバーに伝えることも在籍8年目、リーダーの役目です。そしてこうした努力が、お客さんがアップしてくれるSNSの写真や会場での声かけでとても報われるのだと話してくれました。
「ディレクターの先生より私の方がきっと厳しいです」と笑うHAMAYUさん。失敗はしない、返事の声は大きく、試合後には反省会…と体育会系な一面がある一方、その分メンバーに気を遣わせないようオフの切り替えもしっかり意識。こうしたリーダーとしての役割はもちろん、新メンバーの審査からアテンド業務まで多岐にわたる彼女の仕事ですが、「フライガールズに入っていなければチアにも出会ってなかった。ダンスも人間としての中身ももっと磨いていきたい」と気持ちは常に上向きです。「表情の見えないマスク着用でも、表現力が失われないよう100%でパフォーマンスしています。コロナ禍で落ち込みがちですが、ぜひ会場に足を運んでもらい、チームから、そして私たちからパワーをもらってください」。彼女たちのチア(応援)は、チームに、そして私たちにも向けられています。
バッグ(COACH)
誕生日にチームメイトからプレゼントされたCOACHのリュック。スニーカーや着替えなどいつも荷物が多いので、それをしっかりしまえる大きさと自分をイメージしてくれたデザインがお気に入り。
ヘアトリートメント(TORiCURE)
ヘアオイル(track)
行きつけの美容室で購入しているヘアトリートメントとオイル。髪の流れる感じを研究するほど、チアにとって髪は命。HAMAYUさんは髪を染めているので、洗い流さないタイプのトリートメントを愛用しています。
香水
試合の時にだけつける特別な香水は、以前メンバーが海外で買ってきてくれたヴィクトリアズ・シークレット。今までのメンバーの分も頑張ろうと、今でも愛用しているそう。リップグロス
保湿とふっくらしたボリューム効果を1日中叶えてくれるディオールの唇用ケアアイテム。そのままリップグロスとしても使えますが、HAMAYUさんは口紅のベースとして愛用中。ポンポン
2021-22シーズンのポンポン。ディレクターであるSAYAKA先生の、チアにとってポンポンは神聖という教えを守り、HAMAYUさんも他のメンバーも丁寧に取り扱っています。