【デコクレイクラフト】私がつくる初めての美しいバラ。体験レッスンをしてみよう!〔呉市〕

この記事は2023年6月22日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
デコクレイクラフト-202306

広島県呉市でデコクレイクラフト教室を開く、川上公美子先生のお宅では、美しい花たちが訪れる人を出迎えてくれます。
柔らかくふわりとした素材の「粘土」を使い、花や人形を作る「デコクレイクラフト」は、誰でも手軽に始められる手工芸。

しかも、自分自身で作るということは、「世界にひとつだけ」の作品になる!ということ。

手作りの作品を飾るだけでなく、大切な人へのギフトにできるのもポイント。
今回は、デコクレイクラフトを「体験レッスン」した、筆者の様子もお伝えします。

▼この記事を読んで分かること
◎デコクレイクラフトの体験レッスンとは?
◎デコクレイクラフトの魅力。
◎デコクレイクラフトの進級プロセス。

この記事を読めば、「デコクレイクラフト教室」と「デコクレイクラフト体験レッスン」についてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. デコクレイクラフトについて

・デコクレイクラフトとは?

川上公美子先生作品

クレイ

「デコクレイクラフト」とは、粘土でお花やスイーツ・動物・人形などを作るハンドメイドクラフトのことです。
「装飾粘土工芸」とも呼ばれます。

設立者の宮井和子さんが、生活を豊かに彩る粘土工芸の普及に努め、1981年には「DECO クレイクラフトアカデミー」を設立。


初心者にも作りやすい、「焼かない陶芸」と称して、手芸分野に新しいジャンルを築かれました。

世界でひとつのクレイ(粘土)で作る、オリジナルな作品作りを発展させてこられた宮井さん。

その後、お嬢様の友紀子さんがハワイにスタジオをオープン。
現在は東京とハワイを拠点に、世界中でデコクレイクラフトの輪が広がっているのだとか。



2. バラをつくる、体験レッスンをしてみました。

・川上公美子先生と、デコクレイクラフトとの出会い。

川上先生作品ブルー

講師の川上公美子先生は、デコクレイクラフトとの出会いについて、

「デコクレイクラフトの宮井和子先生が、『徹子の部屋』に出演され、バラのコサージュを作られました。
その後、十数年前に私が初めてこの粘土に触れた時の感動は、今も忘れることができません。」とのこと。



・バラの作り方

川上先生によると、
「オリジナルの『ソフトクレイ(軽量粘土)』を使います。まるで『マシュマロ』のように柔らかいのですよ。
しかも、手が汚れません。自然乾燥させると、丈夫で驚くほど軽くなる粘土なのです。」
と説明してくださいました。

実際、筆者が手にしてみると、想像以上に柔らかいのでびっくりしました。


手のひらで作るバラ作りのスタートです!

まず、花を飾る器を選び、器に盛るイメージを考えます。


クレイ

クレイを混ぜる

次に、バラの花の色を決めます。
赤、白、青、黄色やグレーなど好きな色を決められますよ。

筆者の場合、「オレンジ色」のバラにしました。


色を決めた後は、7色の粘土を絵の具のように混ぜ、オレンジ色の粘土に。

「オレンジ色」は、「赤色」と「黄色」の粘土を混ぜて作り出します。


赤色と黄色に、白色も混ぜると、違うオレンジ色に。

2パターンのオレンジ色で、見た目にもグラデーションが生まれます。


そして、乾くと水分が抜けて色が濃くなるため、「薄めに作る」ことがポイントなのだそう。


この混ぜる段階から、「ソフトクレイ」の柔らかさに心地よさを覚え、まるで童心にかえった気分でワクワクしながら作業しました。


クレイを丸める

混ぜた粘土を、手のひらで丸めます。

大きさは、直径1㎝ほど。

乾かないように、湿らせたシートの上に並べていきます。


クレイを花びらの形に成形

丸めた粘土を、手のひらにのせ、片方の指でつぶしながら伸ばします。

不ぞろいでもOK。

シートにはさみながら成形することもできます。


花びらを巻いていく

花びらを巻いていく2

川上先生の指導のもと、バラの芯をつくり、芯に1枚ずつ花びらをつけていきます。


この花びらのつけ方にコツがあるため、私には最も緊張した場面でした。
しかし、川上先生の優しく的確な指導のもと、すぐにバラの形になっていきましたよ。


1輪できあがるごとに、スポンジの台にのせて乾かします。


この作業を繰り返し、3輪のバラを作りました。


葉を作成する

花を乾かしている間に、葉を作ります。

成形する型に、粘土を押しつけて葉の形にします。
押しつけるだけで、葉脈もできるのでおもしろいですよ。


土台に挿していく

花や葉は短時間で乾きます。
その後、花の裏側に「ワイヤー」を刺し、生花のアレンジメントのように器に飾っていきます。


刺し方も先生の指導があるので、簡単にできますよ。

今回は愛らしい天使の器に飾っていきました。


装飾を加える

最後に、リボンや隙間に飾る花を選び、仕上げていきます。


川上先生が素敵なリボンなどをたくさん提案してくださるので、どれにしようかと悩みながら選びました。
色や形で雰囲気が変わるので、アレンジメントの勉強にもなりましたよ。


バラアレンジ完成品


3.デコクレイクラフト教室の詳細

・体験レッスン

「ミニバラのアレンジ」(2,500円材料費込)の体験レッスンは、約2時間です。


川上先生によると、

「呉の自宅にて、少人数でレッスンをしています。ご予約制となります。
体験レッスンは随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。」とのことです。


・進級プロセス

川上先生作品カエル
〔川上先生の素敵な作品〕


川上先生によるていねいな指導もあり、初心者でもすぐに簡単な作品を作ることができます。

そのため、まずは初心者のかたにもわかりやすいテキストに添って、レッスンを始めます。
自然に技術も身につき、いろいろなお花が作れるようになりますよ。


さらに、「資格取得」を目指されている方への指導もあります。
全国共通のカリキュラムで、基礎から応用まで「全コース」、幅広い技術が習得できるのだとか。


〔進級プロセス〕

・ボタニカルコース

・造形コース

・新パーソナルスタイルギフトコース


【各コース入会金及びレッスン料金(全コース共通)】


入会金
11,000円
教科書
1,650円
カリキュラムⅠ(レッスン代)
3,000円~
カリキュラムⅡ(レッスン代)
3,500円~
講師向けカリキュラム(レッスン代)
4,000円~


4.まとめ

いつも、川上先生の素晴らしい作品を飾って眺めているだけの筆者でした。
それがたった2時間で、こんなにも素敵なバラの花ができるなんて、信じられない気持ちに。
目で楽しみながら、触って夢中になって作ることで無心にもなれます。

さらに、川上先生と私は同窓生のため、懐かしい話や、再会した喜びを語りあっていたので、あっという間に2時間が経過。
気がつけば、素敵なバラのアレンジが完成していました。

手軽でとても楽しいので機会があれば、また挑戦してみようと考えています。


ぜひ皆さんも、手作りの「世界にひとつだけの花」にチャレンジしてみませんか?


《 講師紹介 》

デコクレイクラフト認定講師-川上公美子先生

デコクレイクラフト認定講師

川上 公美子(Kimiko Kawakami)


【お問い合わせ】
お電話、または、川上公美子先生の「インスタグラム・メッセージ」よりお願いいたします。


名称
デコクレイクラフトアカデミー/呉教室
エクレール
住所
広島県呉市本通1丁目3-4
TEL
090-6417-5894
Instagram
Eclair
(担当ライター:山田典子