「広島のわさび」といえば、廿日市市吉和産が有名です。
その吉和のわさびと「スライスガーリック」も添えられます。
さらに、藻塩、ワイン塩、シチリア産の天日塩も添えられて、お皿の上は華やかになります。
私は、焼きたての牛肉に、まずは「天日塩」をつけていただきました。
お塩をつけると、素材のうま味が感じられるので好きです。
とても柔らかで、香ばしい風味が口にひろがりました。
スライスガーリックも大好きなので、カリカリのガーリックとわさびをのせて、和風ソースをつけていただきました。
こちらもなんともいえない美味しさです。
ズッキーニは、高い温度の鉄板で焼くためか、イタリア料理などでいただくものとはまた違った味わいでした。
筍には、あらかじめ味をふくめてボイルしてあるため、焼き色をつけただけで、さらに香ばしい筍になっていました。
私は「安芸津産じゃがいも」が好物です。
鉄板焼でこんがりと焼きあげられた「じゃがいも」は、とても嬉しかったです。
私が初めて見たのは「せんじ肉」が焼かれる場面でした。
調べてみると「せんじ肉」とは、牛の大腸の一部を一口サイズにした、ホルモンの珍味だということです。
220度の鉄板で「せんじ肉」を焼くと、余分な脂が溶け出し、カリッカリの「せんじがら」になります。
確かに珍しい、カリカリの食感と良い香りに、ワインも進みました。
驚いたのは、冷めてきても、牛肉が柔らかく美味しいままに味わえるということでした。