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【2021年版】働く女性には睡眠が大切。眠り美人になろう!
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2021年3月8日~11日放送の「きょうの健康」(Eテレ)でも紹介されていましたが、最近は、新型コロナウイルス感染症の影響で、睡眠に悩む人が多いのだそうです。
「睡眠の質が悪化し、睡眠のリズムが乱れる人が多い(ウーマンウエルネス研究会調べ)」と報告されています。
睡眠のリズムが崩れると、仕事や家事にも影響を及ぼしますね。
私もそのひとりで、生活のリズムが乱れ、極端な夜型になってしまうことが多くあります。
そのため、私は「睡眠を整える」ために、日々、努力をしています。
そこで、睡眠の大切さについて、広島大学病院 脳神経内科・六車一樹先生監修のもと調べました。
ご紹介しましょう。
▼この記事を読んで分かること
◎睡眠や、生活リズムが乱れる理由。
◎良い睡眠をとるための改善方法。
◎美容と睡眠の関係。
この記事を読めば、「眠り美人」になれるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.睡眠には、体内時計が影響している?
体内時計とは?
私たちの睡眠は、「体内時計」が大きなカギをにぎっているということです。
脳にある「視交叉上核(しこうさじょうかく)」という部分で、一日のリズムを生み出し、全身に伝えています。
そのお陰で、夜には眠くなり、朝、目が覚めるようコントロールされています。
それには、朝の「太陽光」が起点となっているということです。
太陽光を見たり、浴びたりすることで、体内時計が調節され、日中の行動が高まり、14~16時間経つと、「メラトニン」(脳内でつくられるホルモン)が分泌され、人は眠くなります。
このように、体内時計は、私たちの体のリズムをコントロールするものなのです。
極端な夜型化
夜にテレビやスマホなどで光を浴びると、睡眠リズムが崩れやすくなるそうです。
今はコロナ禍で、外出をする機会が減り、日光を浴びる機会も減少しています。加えて運動量も低下しがちに。
それが体内時計にも影響を与えています。
さらに私は、仕事が遅くなると、食事をとる時間が遅くなることもあります。
この「食生活の夜型化」は、「肥満のリスクを高める」とのことです。怖いですね。
休日の寝だめで、睡眠不足を解消しても良い?
日頃の睡眠不足を、休日に寝だめをして解消したくなるものです。
しかし、それは「社会的な時差ボケ」と呼ばれ、体内時計が乱れやすくなるもとに。
さらに、休み明けの昼間に眠くなりやすくなってしまうとのこと。
その対策には、「休みの前日に1時間早く寝て、翌朝に1時間遅く起きる」ことで、休日に、2時間長く寝ることができ、睡眠のリズムもズレないとのことです。
昼寝のコツ
寝不足を「昼寝」で取り返そうとしがちです。しかし、それでは睡眠リズムを崩しやすく、体内時計も乱れてしまいます。
どうしても昼寝をする場合には、「午後の早い時間に、30分以内」にすると良いようです。
遅い時間になればなるほど、夜の睡眠に影響を及ぼすため、眠りすぎないよう、「アラームをかけておく」、「家族に起こしてもらう」などの対策をすると、なお良いとのことでした。
2.良い睡眠をとるための改善方法とは?
運動と午前中の日光浴
「近所で良いので、運動や日光を浴びる機会を確保する」ということが、非常に重要なのだそうです。
午前中の光をたっぷりと浴びながら、体を動かすことが大切なのですね。
これにより、体内時計がキープされ、適度に疲れることで、眠りやすくなるということです。
照明の工夫
「部屋の照明を暖色系にし、少し暗めにすること」も大切です。
私の場合は夕食後に、少しずつ、部屋の電気を消して、なるべく家の中を、光の少ない環境にしています。
キャンドルだけを灯すこともあります。
液晶画面を避ける
「スマホやパソコンなどで、ブルーライトを浴びると、メラトニンの分泌が減ってしまうため、寝床には、スマホを持ち込まないことが1番」ということです。
しかし、つい私は、寝床でもスマホを見てしまいます。
改善するべき点ですね。
「寝る2時間前から、液晶画面を避ける」ことが大切なのです。
3.美容と睡眠の関係
睡眠はダイエットにも関係している
私は、体調を崩し、体重が20㎏ 近く増えたことがあります。
体重や健康管理のために、エステティクサロンに通い、エステティシャンの指導を受けながら、約1年間で、その体重を減量させた経験があります。
その時に、「睡眠不足だと、痩せない」つまり、「よく眠ることがダイエットにつながりますよ。」と、エステティシャンの指導を受けた経験があります。
自律神経系の作用で、「しっかり寝ることが、痩せやすい体になる」ということです。
規則正しい食事をすると、毎日の体重が「山型のグラフ」になります。
これは、「朝の体重が下がる」からです。
つまり、「規則正しい生活と、食事をすること」が、体重の規則正しい日内変動として現われ、確認することができます。
美肌に大切な睡眠
美肌を保つためには、たくさんあるホルモンの中でも「成長ホルモン」が重要なのだそうです。
「眠りについてから2~3時間の間に分泌される」ということですから、やはり美肌と健康に、睡眠がどれだけ必要なものなのか、よくわかりますね。
寝不足になると、肌荒れをしたり、目の下にクマができてしまったり。
「睡眠は美肌につながる」と覚えておきましょう。
4.まとめ
睡眠には、「体内時計」「運動」「生活習慣」と、重要な役割があることがわかりますね。
皆さんも、睡眠不足を解消しながら、よりよく眠り、体内時計をコントロールして、ステキな「眠り美人」の毎日を過ごしましょう!
医療監修
趣味は楽器演奏と音楽鑑賞。