【縮景園】紅葉ライトアップ。歴史ある庭園で、美しい自然を感じよう!/広島市中区

この記事は2021年11月10日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
縮景園-紅葉ライトアップ

「縮景園」を、一度は訪れたことがありませんか?

暦の上では冬となりました。しかし、まだ紅葉は真っ盛りですよね。

縮景園は、広島の街中にありながら、そこに一歩足を踏み入れると、周囲の喧騒を忘れてしまうほど、自然豊かな日本庭園です。広島だけでなく、日本全国、海外からの訪問者も多い、人気の観光スポット。

縮景園で、今だからこそ愉しめる情報をお伝えします。

▼この記事を読んで分かること
◎名勝「縮景園」について。
◎縮景園の「菊花展」について。
◎縮景園の「紅葉ライトアップ」について。

この記事を読めば、「縮景園」のたのしみ方についてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 庭園を彩る自然を鑑賞しよう

縮景園の花

11月3日(祝)文化の日に、私は縮景園を訪れました。
「文化の日」ということで、入園料が無料になり、嬉しかったです。(隣の広島県立美術館も一部入場無料)

私は、写真撮影が趣味なので、春夏秋冬、季節ごとの花のある景色を求めて、よく縮景園に行きます。



菊花展

11月1日(日)~11月14日(日)まで、「菊花展」が開催されています。

広島近郊の菊づくり愛好家により、丹精込めて作られた、大菊・懸崖(けいがん)などの菊の作品が、園内に展示されています。
美しい菊の花をたのしむことができますよ。

菊花展

菊花展2

菊花展3


紅葉ライトアップ

紅葉

11月19日(金)~11月28日(日)まで、「紅葉ライトアップ」(もみじまつり)が開催されます。

17時頃(日没)~21時(入園は20時30分まで)です。


ライトアップの日は、準備のため、通常の縮景園・閉演時間(17時)になると、入園している方は、すべて一旦退園し、ふたたび入園ということになるそうです。
(当日の入園券を、もう一度、使えます。)


ちなみに、11月3日での紅葉は、写真のような、色づき始めでした。


縮景園の花

園内の滝と花

縮景園には、四季折々に様々な花が咲きます。
新年を迎えると、1月上旬から蝋梅(ろうばい)や梅が美しく咲きはじめ、梅林を訪れると、初春を感じられますよ。

3月からは、桜、梅雨の季節には、アジサイが見事です。

ちなみに、桜の季節にも、園内がライトアップされ、夜桜見物をすることができます。



2. 縮景園のたのしみ方

美術館

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縮景園は、広島県立美術館の隣にあります。

園内の散策前後に、美術鑑賞をすることもできますよ。
どちらも利用できる「美術館セット」のチケットがあります。

美術館からも園内が眺められるのが魅力ですね。

この写真は、アジサイの季節に撮影しました。


広島県立美術館
美術館セット・チケット


休憩処

泉水亭 

休憩処「泉水亭」で、軽食や甘味類、飲み物をいただくことができます。

自然を眺めながら、ほっとひと息つけますよ。お土産も売っています。


3. 縮景園について

アクセス

園の入り口

名勝「縮景園」は、JR広島駅から、広島バス(26号線:旭町線)「縮景園入口」下車、徒歩3分。
JR広島駅から広島電鉄・広電宮島口行きに約10分乗り、「八丁堀」で広島電鉄白島行きに乗り換えて4分。
「縮景園前」下車すぐ。広島県立美術館の隣にあります。


縮景園の歴史

園内の風景

庭園の特徴は、広大な池を中心に造られた「池泉(ちせん)回遊式」の大名庭園です。

初代 広島藩主「浅野長晟(ながあきら)」が、広島城入城の翌年、一六二十年から別邸の庭として築庭されたもの。
作庭者は、家老で茶人として知られる「上田宗箇(そうこ)」です。

これ以後、改修が重ねられています。
2代藩主「浅野光晟」(みつあきら)の求めに応じて、儒学者の林 羅山(らざん)が作った「海山をその地に縮め風景をこの楼に聚む」という詩の序文から、「縮景園」の名称がついたといわれているそうです。

7代藩主「浅野重晟(しげあきら)」が、一七八三年から一七八八年にかけて、京都の庭師である清水七郎右衛門を招いて着手し大改修され、一九四十年には名勝に指定されました。
江戸時代には大火にみまわれ、1945年には、原子爆弾の被害にも遭いながら、現在に残る景観となっています。

昨年、築庭400年を迎えた歴史ある日本庭園です。


友の会

園内の様子 池など

「友の会」に入会すると、会員証の提示により、何度でも無料で入園できます。
一般会員(個人)は2,000円。随時入会できます。

7月1日から翌年の6月30日までが有効期限のため、7月に入会するのがオススメですよ。


4.まとめ

●文化の日は「入園料が無料」になります。

●菊花展は、11月14日まで。

●ライトアップは、11月19日(金)~11月28日(日)の17時頃~21時。

●年間フリーパスの「友の会」もあります。


皆さんも縮景園で、のんびと紅葉や花を愛でながら、移りゆく季節を感じてみませんか?

きっと、リフレッシュされ、また明日からがんばろう!という気分になれますよ。


名称
名勝 縮景園
住所
広島市中区上幟町2-11
TEL
082-221-3620
時間
▼10月1日~3月31日
9:00~17:00(入園は16:30まで)
▼4月1日~9月30日
9:00~18:00(入園は17:30まで)
休園日
12月29日~12月31日
ホームページ
名勝 縮景園
(担当ライター:山田典子



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