栽培法は?広島に教室!?バラ好き女性必読「わたしのバラ日記」

この記事は2021年4月2日に作成および更新したものです。
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わたしのバラ日記① 子どもの頃から憧れてた孤高のバラ

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漫画の主人公が笑うとバラが散る


幼い頃から、わたしはなぜかバラにあこがれていました。
きれい、美しい、滅多に見られない……。
漫画の主人公が笑うときに、後ろでぱああっと咲くバラ!
子どもより手がかかると言われるバラ!
きれいな花にはトゲがある!100万本のバラ♪ バラが咲いた♪
バラって、孤高の存在じゃない?
花束の主役、花の女王って感じ!

バラ栽培は難しいのか?


そんな、わたしの一方的かつ個人的な思いは、長年心の中で温められていました。
もともと園芸好きで、庭にあれこれ植えては苗が成長し花が咲くのを喜んでいたので、心の中で「いつかは私もバラを!」と思っていました。
ミニバラの鉢をもらったり、バラの切り花を挿し木してみたり、自分でもちょっと挑戦してみたけれど、結果は惨敗。
やっぱりバラって難しいんだな……。

運命的な出会いはフリーペーパー


でも、野に勝手に咲いてるバラはぐんぐん育っているし、ご近所さんのフェンスを縦横無尽に這うモッコウバラは何も手入れをしていないらしいけれど、毎年見事な花を咲かせているじゃないっ。
きっとバラには育てるコツがあるんだわよ!!
そんなことを思っていたある日。
わたしはついに見つけました!!フリーペーパーに「バラ教室」なる告知を!
園芸教室でも盆栽教室でもない豚バラでもない、バラですよバラ。
そう、漫画の主人公が笑うと後ろに咲くバラ。
どんなことを教えてくれるのかしら……。
これは行くしかないっ。

あこがれのバラ教室へいざ!

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どきどきしながら参加表明。
会場は真っ白なお城……ではなく、地域センター。
そして、バラの先生、雅美先生はキュートで細く美しい、でもバラのような「孤高」とは違う、ひまわりとチューリップを足して2で割ったような、強さと優しさをまとっておられる感じ♡
テーブルの上には、先生宅で咲いたのだというバラがばらばらと。
えーー、こんなにたくさんの種類が、見事に咲くんだ。
しかもどれもこれも全部色や形、香りが違う。
見たこともない品種、聞いたこともない名前ばかり。
先生はメモすら見ずバラの名前を教えてくださる。
す、すごい。
私もこんなバラを育てたい!
でも……。
今すぐにでも育てたいけれど、これはきちんと勉強するべきではないかしら。
何でもかんでもチャレンジャーで、すぐに手を出すわたしだけれど、バラ愛にあふれ、バラとバラ友さんを大切にする雅美先生の話を聞いていたら、もっともっとバラを知って、勉強して、それからでも遅くないのではと思うようになりました。

「Baraya」主宰 雅美先生


2007年 独学でバラ栽培を始める
2011年 日本園芸協会認定 ローズコンシェルジュの資格を取得
2014年 バラ専門のガーデンスタイルを提案する「Baraya」開始
2016年 「バラ友さん」を増やし、情報共有をする場としてバラの栽培講座をスタート
2018年 2018 オープンガーデンでの出張講座、福祉施設での体験型ワークショップ、小学校生活科授業や支援級でのバラの話などを開催

現在は、「Baraya」として、依頼された場所へ出向きバラの栽培・管理・相談・ガーデン作りを行う。
品種選び・取り寄せ・バラ診断などバラのことなら何でもOK。
初心者、上級者などの講座開講、小学校、福祉施設での活動も行う。

連絡先
090-9467-1187
Barayadebarawo1187@softbank.ne.jp
Facebook「Baraya(薔薇屋)

バラと、バラ友さんにますます魅せられる


そこから1年。
不定期で開催されるバラ教室で、「剪定」「水やり」「鉢増し」「冬剪定」「病気」などなどを学びました。
一生懸命とったメモは何枚にもなりました。
バラ教室はとにかく先生のバラ愛にあふれていて、参加するのが楽しみ♡
黒板には「今日のバラ」ではなく、「今日のウエルカムドリンク」「今日のコーヒー」「今日のお菓子」「今日の音楽」「今日のアロマ」が書かれていて、その通りの音楽とアロマが会場を包んでいます。
ウエルカムドリンクがローズティーだったりします。
紙コップや紙ナプキンがバラの絵だったりすると、先生らしくて「ふふっ」と笑ってしまいます。
コーヒーとお菓子を食べながら、先生のおもしろい話にまた笑ってしまい、合間に質問などしていたら、2時間はあっという間です。

「類は友を呼ぶ」というけれど、バラ教室に集う人たちは、男性も女性も、お年を召した方もお若い方も、みんな謙虚で真面目な人たち。
先生を独り占めせず、少々経験があっても偉ぶらず、「学ぼう」という姿勢でいます。
わたしは、それこそが「バラの力」なんだと思いました。
孤高の存在、花束の主役、花の女王。
いつまでも自分のものにできないバラの世界。
世の中でバラに勝てる人間なんていないんだわ……。

我が家にバラがやってきた!続く……

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一年間のバラ教室を経て、ついに我が家にもバラをお迎えすることにしました。
勉強したことで分かったことはたくさんありました。
なぜミニバラを何度も枯らせてしまったのか、なぜモッコウバラはあんなに元気なのか。
我が家の狭い庭にはどんなバラを植えたら良いのか。
雅美先生には、バラの品種選びはもちろん、植える場所や、「将来はこうしたい(アーチにしたいとか)」という思いも相談(有料)できます。
心強いっ。

「先生!!初心者の私でも満足できるバラを選んでください!」

そして、我が家に初のバラがやってきました。
先生が、初心者のわたしに、希望もふまえつつ選んでくださったのはこの3品種。
「ラベンダードリーム」「レオナルドダビンチ」「ダブルデライト」

わたしのバラ人生の始まりはじまりーーー。

(担当ライター:門田聖子



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