栽培法は?広島に教室!?バラ好き女性必読「わたしのバラ日記」②

この記事は2021年4月13日に作成および更新したものです。
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おっかなびっくりのバラ栽培スタート


バラ教室に通い、初心者なりに基礎中の基礎を学んだわたし。
先生に希望を伝え、初心者でも育てやすいバラがやってきました。
ちなみにバラをお迎えするのは「冬」が最適なんですよね、先生。

Baraya 雅美先生のアドバイス


バラは実はいつでも購入できるけど季節ごとのポイントがあります。
冬の休眠期にお迎えして、春の一番花からスタートさせるのが一番簡単です。
雅美的「モチベの上がるスタートダッシュ方式」とでも言いましょうかね。

バラがやってくると、うれしくて毎日のように観察し、話し掛けておりました。
いや、遠慮せずに話し掛けたらいいんですよ!雅美先生なんか、もうバラと会話ができるんですから(多分)。
初めてのバラ栽培は、そりゃ初めて赤ちゃんを育てるくらい神経質でした。
葉っぱが1枚黄色くなるだけでハラハラ。
目をこらして観察するも、葉っぱがどんどん食い散らかされていきます。
虫は、葉の裏にひそんでいるのだと知りました。
きー。
最初は「きゃっ」とか言ってたわたしも、もうバラのためなら素手で虫を掴んでぽいですよ、ぽい。
つぼみらしきものを見付けたときはもう、歓喜乱舞。初心者のわたしでも、特別何もしてなくても、バラはちゃんと季節を知り、自分のタイミングでつぼみをつけるんですね。
感動…。

初めてのバラがバラバラと咲く喜び

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わが家で初めて咲いた「レオナルド ダ ヴィンチ」


ちょーっと、初めてにしちゃサービスし過ぎじゃないの?というくらいたくさんの花をつけてくれた「レオナルド ダ ヴィンチ」。
あまりにうれしくて、切ることもできない…。
道行く人が話し掛けてくださり、わたしのテンションはさらにマックス。
ご近所さんと、「うちのバラも見に来て」「きれいね」「写真撮っていい?」なーんて会話がなされるようになりました。
バラがこうして人との交流のツールになるなんて感激ですっ!!
雅美先生に報告すると、とっても喜んでくださいました。先生はいつだって、バラ好きさんが増えることを心から願っておられるのです。
そして…1つ夢がかなうと、人はまた次の夢を追いたくなる…。
(え?わたしだけ?)

「ピエール ドゥ ロンサール」を植えたい!!

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実は、ずっと気になっていたバラがありました。
見てくださいっ、この「バラの中のバラ」みたいなバラをっ!これぞ漫画の主人公が笑ったら後ろで咲くバラじゃない?
名前は(調べた)「ピエール ドゥ ロンサール」。
 

へえ、次のバラはピエールだな、ピエールうんたら(覚えられない)。
冬になったら購入しよう!
しかし、ピエールだけ覚えていたことで、のちに大変なことに…。

我慢できなくて買ってしまったピエールの中苗


それは山口方面へ出掛けた帰り道。
確か10月頃のことでした。
ふと立ち寄った道の駅に、何と!バラの苗販売が行われているではありませんかっ。
初心者のくせにいろいろ勉強だけはしたので、知っている(知ったかぶり)品種もあります。
「アイスバーグ」「ダブルデライト」ん?「ピエール ドゥ ロンサール」!!!
これは…これは…。間違いなく「ピエール ドゥ ロンサール」。でも、多分、「中苗」。

心の中で、「初心者の苗選び」の、雅美先生の言葉がよみがえります。

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Baraya 雅美先生のアドバイス


「バラは新苗(人間では赤ちゃん又は園児のような存在)・中苗(小学生又は中学生)・大苗(お・と・な)とありまして、初心者は大苗が間違いなく安心ですよ。大苗は新苗や中苗と違い、細かい気遣いなく花を咲かせて良いからです」

「初心者は大苗を」とおっしゃっていたのに、どう考えてもこの鉢は「中苗」。
しかし、たったの680円(爆笑)。
ピエールは強いとおっしゃっていたし、ちょっと小さいくらいがゆっくり育っていいんじゃないの。
値段・雅美先生の言葉・値段・小さい・値段・強い…いろんなことが渦巻き(いや、値段だけが渦巻き)、最終的には「買っちゃったーーー」

して、初心者のわたしの元に、あこがれ中のあこがれ、中苗だけど、れっきとした「ピエール ドゥ ロンサール」がやってきたのです!
雅美先生曰く「見た目とは真逆で根性のあるバラ!美しく儚く魅力的だけど、何があってもぐんぐん育ち、どの瞬間も「道」を貫くディズニープリンセスみたい」とのこと。
雅美先生もバラ界のプリンセスです♡

春になり芽吹くピエール でも…

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(3月17日の様子)


バラにとって一番大事だという冬を過ぎ、季節は春。
死んだのかと思うくらい(笑)全く動きのなかった枯れ枝のようなバラに、小さな小さな芽がついて、いつの間にかそこから葉が出ているではありませんか。かわいい…。
新顔、「ピエール ドゥ ロンサール」も、小さいなりに頑張って葉を出してる!!

Barayaでは、冬の間に剪定したり誘引したりして春に備える「冬仕事」のみをお願いできるのです。
自分に自信がないところだけ力を借りられるって、わたしのような初心者にはとても心強い存在。
もちろん我が家のバラたちも、雅美先生に来てもらって、冬剪定や土替えなどをしてもらいました。
付帯するサービスの一環で、春先に行っておられるのが「春の芽吹きチェック」。
忙しい合間を縫って、雅美先生が我が家のバラたちを見にこられたのですが…。
届いたメッセージににはこんな言葉が。

「ピエール、切り戻しがいるかもしれません」

ええ?切り戻しって何ですか?


(担当ライター:門田聖子



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