絶品のお菓子で話題を作り続ける!「旬月神楽」白島工房(広島市中区)

この記事は2023年10月16日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新情報を確認してください。
旬月神楽-白島工房

広島市中区白島中町にある「旬月神楽 白島工房」は、和菓子に焼き菓子と、豊富な種類のお菓子を沢山そろえているお店です。
ひとくちいただくと幸福になれる和菓子はもちろん、こだわりの素材と技で作られた逸品に出会うことができます。
店内にはカフェスペースもあり、ゆったりと過ごせるところも魅力です。

今回は、「旬月神楽」についてご紹介しましょう。

▼この記事を読んで分かること
◎「旬月神楽 白島工房」の魅力とは?
◎旬月神楽のお菓子について。
◎カフェスペースでたのしめるメニュー。

この記事を読めば、「旬月神楽 白島工房」についてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 愛される和菓子の名店、「旬月神楽」について。

店内

「旬月神楽 白島工房」は、呉市にある老舗和菓子店「蜜屋」から、2016年、広島市中区白島にオープンしました。
店主の明神宜之さんは、数々のコンテストでの受賞歴もあり、高い技術に裏打ちされた和菓子づくりに定評があります。
さらに、話題を呼ぶ創作性の高い和菓子は、目でたのしみ、味わえば至福の時を過ごすことができます。


優秀和菓子職にも認定されている明神さんは、2012年に広島市西区にある「庚午店」、2018年には、広島駅に「蜜屋ekie店」をオープン。
地元の人のみならず、お土産としても、「旬月神楽」のお菓子は大人気なのです。


店内3
店主 明神宜之さん


2. おすすめのこだわりお菓子

「金のどらやき」・「銀のどらやき」  

金どら

1個/270円(税込)


店主の明神さんに、おすすめのお菓子を伺いました。


金のどらやきには、「北海道産 大納言餡」、銀のどらやきには、貴重な「北海道産 白小豆」が使われています。

丁寧に手焼きされた生地は、ひと口いただくだけで、そのふわふわさに驚きます!
小豆の粒が感じられる「粒あん」と、あっさりとした「白あん」のどら焼き。
甘さは控えめ、軽やかなどら焼き2種類を、ぜひ食べ比べてみてください。


焼き印

どら焼きには、「焼き印」を入れることができます。
記念日や、催事の折に、焼き印入りのどら焼きを作ってみてはいかがでしょうか?


筆者も「感謝」の焼き印を入れたどら焼きを、40個注文したことがあります。
プレゼントに配り、とても喜ばれた思い出があります。


※焼き印を入れる場合には、あらかじめ予約をお願いいたします。


「酒とソルト」

酒とソルト

1箱/1,350円(税込)


大阪芸術大学とのコラボ商品の琥珀糖。
若い人と和菓子を広めたいという、明神さんの志が感じられる逸品です。


寒天、ザラメ糖、水、塩が材料とのこと。
水は日本酒をつくる時の仕込み水が使われているそうですよ。
鮮やかなブルーも印象的。


「塩を使うことがポイントです。」と語る明神さん。
琥珀糖に塩を入れることは難しいということですが、美しいグラデーションに、職人技を感じますね。

日本酒やウイスキーなど、お酒とのペアリングにと考えられた、新感覚の和菓子です。


「金の焼き菓子」

金の焼き菓子

2個入/1,080円(税込)


和のしっとりさと、洋の風味をあわせた店主のスペシャリテ。

蜂蜜あん、ピスタチオ、フランボワーズ、マロン、バターと吟味した食材を使って出来たバターケーキ。
小さなサイズのお菓子が2つ入っています。


筆者も味わってみました。
中に栗がごろっと丸ごと入っています。
フランボワーズの酸味とピスタチオ、バターの香りのハーモニーが、絶品でした。


3. カフェで過ごすひととき

店内2

旬月神楽 白島工房には、イートインができる、カフェスペースがあります。

(カウンター5席、テーブル1席)
店頭のお菓子と飲み物を、一緒にたのしむことができますよ。


窓ガラス越しに白島の風景を眺めながら、おいしい上生菓子とお抹茶をいただき、ゆったりと過ごせました。


カフェ

・抹茶/410円(税込)

・上生菓子/1個 324円(税込)


上生菓子

『華あそび』
金団 白粒餡:白・黄・薄紅色の三色のきんとんそぼろが、餡にまぶしつけられています。
秋の野に咲く花のような、愛らしさですね。


【カフェメニュー】


*ホットドリンク

・神楽珈琲 360円

・抹茶   410円

・煎茶   310円


*コールドドリンク

・メロンソーダ 400円

・冷抹茶    410円

・冷煎茶    310円

・お子様ジュース/りんご or みかん(小学生まで)100円



日光の天然氷を使った「かき氷」も有名だということで、次回は、筆者も「かき氷」を堪能したいと思います。


上生菓子2

そのほかにも筆者は、『月白』『玉菊』『月白』『ハロウィン』の上生菓子をお土産に買って帰りました。

明神さんが手がける独創的で繊細なお菓子には、味わうたびに魅了されます。



4. アクセス

外観

「旬月神楽 白島工房」は、広島市中区中町にあります。

広島高速交通「アストラムライン」の「白島」駅東出口から、徒歩3分。

バスは「白島九軒町」下車、徒歩5分です。



5. まとめ

どら焼きひとつにしても、明神さんのこだわりが感じられ、お菓子を慈しみながら作り出されていることがわかります。
この日も、朝からカフェスペースはにぎわい、家族そろってたのしまれる光景を目にしました。
白島で愛されつづける「旬月神楽」には、ご紹介したお菓子以外にも、たくさんそろっています。


筆者は、上生菓子のほかに、家族も大好きな「わらび餅」や、「金のどらやき」と「銀のどらやき」などをお土産に買って帰りました。家族で堪能でき、とてもしあわせな時間を過ごせましたよ。

皆さんも、お土産や贈り物はもちろん、自分へのご褒美にもぴったりな旬月神楽のお菓子を、ぜひ味わってみてください。




明神宜之氏

旬月神楽 店主
明神宜之(みょうじんのりゆき)/プロフィール


蜜屋本舗株式会社 専務取締役

広島県呉市出身

1982年6月29日(41歳)


東京製菓学校和菓子科卒業後、
『浦和 はら山』『銀座 甘楽』にて修行後、実家の『蜜屋本舗』へ。

2012年に自店『旬月神楽』をオープン。

2016年に『旬月神楽 白島工房』をオープン。

2018年に『蜜屋ekie広島店』をオープン。


【 受賞歴 】

2010年/日本菓子協会東和会 年間最優秀技術会長賞


2011年/全国菓子研究団体連合会 上生菓子部門・銀賞

    全国和菓子協会より 優秀和菓子職 認定


2012年/タイ、フィリピン、マレーシア和菓子文化交流 講師

    フランス和菓子文化交流 講師


2013年/インド和菓子文化交流 講師

    全国菓子大博覧会 工芸作品「光」 農林水産大臣賞


2014年/和菓子製造技能検定 1級 認定

    第1回広島和菓子コンテスト 会長賞

    広島県呉市技能者表彰


2015年/全国菓子研究団体連合会 上生菓子部門・最優秀賞

    オランダにて和菓子実演


2017年/歌舞伎と和菓子の出会いコンテスト 優秀賞


2020年/『旅する和菓子』立ち上げ


・東京製菓学校外来講師

・広島製菓学校外来講師

・広島酔心調理製菓専門学校外来講師

・広島県生菓子工業組合 技術副部長

・広島菓子青年部 役員

・広島菓子青年会 役員

・全国チーム和菓子 役員

・フルーツ大福専門店『cocoromochi』商品プロデュース



名称
旬月神楽 白島工房
住所
広島市中区白島中町4-16
TEL
082-512-3288
営業時間
9:00~17:00(L.O.16:30)
店休日
火曜日
facebook
旬月神楽 白島工房
facebook
旬月神楽 庚午店
蜜屋ekie広島店 ホームページ
蜜屋ekie広島店
Instagram
@shungetsu_kagura
(担当ライター:山田典子